5月21日、津市が相生町自治会長事件の追加の報告書を公表した。今回の報告書は、以前報告された内容もさらに更新され、現職の市議会議員と、田邊哲司被告をはじめとする逮捕者の実名が記載されている。
以下から全文を読むことが出来る。
この報告書には、20日に三重県警に逮捕された松下哲也中央市民館館長のことが書かれている。逮捕翌日に公表された報告書にそのことが記載されているのは、逮捕を受けて報告書が作られたというよりも、あらかじめ逮捕を予期して報告書が準備されていたと見るのが自然だろう。また、他の刑事犯罪に関する部分の記述を見ると、いかにも市と警察がすり合わせ済みのように見受けられる。
そのことを踏まえて報告書を読むと、83ページの以下の記述には注目すべきだ。
なお、自治会長の市職員の私的利用に関し、刑罰法令に違反するおそれがあると恩われる事案に関連するものについては、 この調査結果には含まず、後に公表するそれぞれの事案の中で報告する。
これは、他にも刑罰法令に違反する事案があり、現在警察と「すり合わせ中」であり、警察が動いてからその内容を公表するということを示唆している。すると、市職員の逮捕はこれで終わりということではないだろう。
示現舎の取材力の賜物ですな ほんとにすごいと思う
市長はなんか痩せたみたいですな。心労??
すり合わせをしてるのなら市長が逮捕されることはないですね。具体的な案件はともかく、職員が問題の会長に便宜を図ってることを市長が知らなかったわけがない。知ってたら大問題だし、知らなかったとしても問題。