月別アーカイブ: 2016年2月

北海道アイヌ探訪記(7)旭川アイヌ協議会

By 鳥取ループ

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筆者は石狩いしかり平野を後にし、内陸部の代表的都市、旭川市にやってきた。

道外の者にとっては、北海道を一括りに見てしまいがちだが、実際は北海道内でも地域によって風土は異なる。風土が違えば文化も違う。文化が違えば考え方も違うということで、旭川のアイヌは道内の他の地域とは違うという話を以前から聞いていた。

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解決は数十年以上先?京都砂防ダム部落(前編)

By 鳥取ループ

後編

京都市北区衣笠開きぬがさひらちょう3番地辺りの、天神川(別名、紙屋川)に作られた砂防ダム内に、主に在日コリアンが住む部落がある。航空写真で見ると、明らかに周囲から隔絶されており、さらに現地に行って見るとインパクトがあることから、知る人ぞ知る存在であったが、最近は何度か新聞でも報道され、京都の砂防ダム部落として知られるようになった。

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北海道アイヌ探訪記(6)「イランカラプテ、アイヌ政策推進室です」

By 鳥取ループ

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「イランカラテ、アイヌ政策推進室です」。北海道庁のアイヌ政策推進室に電話をかけると、最初に職員がこのような挨拶をする。イランカラテというのは、アイヌ語の挨拶で「こんにちは」に当たるものだそうだ。

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東京法務局人権擁護部から事情聴取されました

By 鳥取ループ

去る2月5日、東京法務局人権擁護部から「お願いで申し訳ないのですが、出来れば東京法務局でお伺いしたい」といった要請があった。鳥取ループ同和地区Wiki全国部落解放協議会のマップについて、「人権侵犯事件」として調査しているというのである。

もちろん、これは行ってみるしかないだろう。

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北海道アイヌ探訪記(5)「利権を行使しまくっているこの不合理」

By 鳥取ループ

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金子快之市議

第1回の冒頭で説明したとおり、そもそも筆者がアイヌを探しに北海道に訪れたきっかけは、金子快之札幌市議(当時)のツイッターでの発言がクローズアップされ、マスコミなどの集中砲火を浴びたことである。問題の発言は次のとおりである。

「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」

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塩見鮮一郎氏が部落解放同盟と決別

By 鳥取ループ

塩見鮮一郎氏と言えば、部落史研究の大御所であり、部落マニアであれば誰も知らない人はいない人物であるが、2011年2月に緑風出版から発刊した著書「新・部落差別はなくなったか?」をめぐって、部落解放同盟東京都連合会と対立状態にあった

弊舎「同和と在日⑥」の「著書に部落名を書いたら「そこは部落ではない」と解放同盟に指摘された塩見鮮一郎」でその件を取り上げたが、その後、塩見氏と解放同盟との関係断絶は決定的になってしまったようだ。

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北海道アイヌ探訪記(4)白老町

By 鳥取ループ

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しらおいポロトコタン

北海道で「アイヌを見たい」と言うと、よく勧められる場所が白老しらおい町である。

苫小牧とまこまい市の隣にある白老町は、千歳空港から自動車や鉄道で1時間ちょっとでアクセスできるため、観光に関しては日高地方より、はるかに有利と言える。

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北海道アイヌ探訪記(3)平取町二風谷

By 鳥取ループ

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萱野茂二風谷アイヌ資料館

新ひだか町から千歳に引き返す中程に、平取町びらとりちょう二風谷にぶだにがある。この地もアイヌで有名な場所だ。1965年資料によれば平取町には466世帯、2313人のアイヌが住んでいたとされる。おそらく、北海道の中で最もアイヌが多い地域と言えるだろう。

ここはアイヌ初の国会議員、萱野かやのしげるの出身地でもある。それを記念して作られたのが、萱野茂二風谷アイヌ資料館だ。

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新刊「全国部落調査」の予約注文を開始しました※中止

By 鳥取ループ

アマゾンに発禁扱いとされ、予約はキャンセルとなってしまいました。ご予約いただいた皆様、申し訳ございませんでした。

示現舎では、「全国部落調査」を復刻し、2016年4月1日に発行いたします。

フリー素材であるところの全国部落調査は既に「同和地区Wiki」で無償で公開されていますが、それを敢えて書籍化したものになります。

既にアマゾンにおいて予約注文を開始しております。予約は以下からどうぞ。

原典の「全國部落調査」はB5サイズ、全342ページ、縦書き、しかもほとんどが手書きという非常に扱いにくいものでした。それに対し、今回復刻する全国部落調査はA5サイズ、全200ページ、横書き、活字、とコンパクトに扱いやすく大幅改定しました。

旅行のお供に、あるいは図書館に持ち込んで参考資料として、手軽に活用できるものを目指します。

主な内容は、原典に掲載された全国5360以上の部落の地名、世帯数、人口、職業、生活程度をリスト化したものです。さらに、原典では昭和初期のものとなっていた地名に加えて、現在の地名を出来る限り掲載します。

しかし、「第1版」と表紙に書かれていることが示唆している通り、率直なところ本書は未完成のものでもあります。原典自体に誤りが多く、掲載する現在地名も不完全です。ぜひ、読者各位におかれましてはさらなる研究を進め、弊舎への指摘、同和地区Wikiの編集といった形で本書の完成度の向上に寄与して頂ければ幸いでございます。