月別アーカイブ: 2018年1月

部落探訪(55)
奈良県北葛城郡河合町西穴闇

By 鳥取ループ

奈良県では難読地名が多い。今回訪れる西穴闇もそうで、「にしなぐら」と読む。これは当て字で、もとは「長倉ながくら」だったものが「なぐら」と転訛して、今の字が当てられたらしい。しかし、なぜよりによってこの字が選ばれたのかは分からない。

1935年の記録では世帯数164,職業は農、商、日稼。1955年の記録では世帯数253,職業は靴、農とある。世帯数が増えていることから、よそからの移住者が多うことがうかがえる。
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部落探訪(54)
群馬県前橋市粕川町込皆戸(後編)

By 鳥取ループ

込皆戸は、上原善広氏の『日本の路地を旅する』にも登場する。同書には地名は明記されていないが、「群馬女子高生誘拐殺人事件」の犯人の出身地ということが書かれているので、少し調べれば分かる。この中にも、タクシー運転手が「あそこはチョーリンボーって言われています。あまり今は言わないですけどね」というシーンがある。

また、同書によれば込皆戸では強盗や議員の汚職等の事件が頻発していたそうだ。
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奈良市環境部は永遠に“清美”されないのか!?(中編)

三品純 By 三品純

不祥事が相次ぐ奈良市環境部の実態に迫るレポートの中編。今回は、問題となったファミリープール(大和郡山市)売店業務を請け負った森嶋企画、そして奈良市環境部関係者への直撃取材を中心にお伝えする。結論から言えばみな一様に「取材拒否」だった。残念ながら「分からないことが分かった」という結末なのだが、現地の反応、雰囲気を感じ取ってもらえれば幸いだ。
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部落探訪(54)
群馬県前橋市粕川町込皆戸(前編)

By 鳥取ループ

北関東では「チョーリンボー」という言葉が今でも知られているようである。群馬県の山奥で、とある宿の女将に「チョーリンボーという言葉を知ってますか?」と聞いてみると、「それ聞いたことある、お年寄りがあの家はチョウリンボーだみたいなことを言ってた。でも、意味はよくわからない」という答えが返ってきた。なんとなく人の出自を馬鹿にする言葉とは分かっているけど、それが「長吏」に由来する言葉であるということはもちろん、部落に関わるものであるということまではあまり知られていないようである。
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奈良市環境部は永遠に“清美”されないのか!?(前編)

三品純 By 三品純

昨年、奈良市環境部職員が病気休暇中に県営プールの売店で働くという不祥事が発覚した。「また奈良市環境部?」そう思った人も少なくないはずだ。自治体に限らず企業、各種団体が過敏なまでに「コンプライアンス」を掲げる中で、なぜ奈良市環境部の不祥事は続くのだろうか。本稿は現地取材、内部資料を通して、「奈良市環境部」と「不祥事」について検証していく。
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