国内外でキリスト教の聖職者による性犯罪、性トラブルが報告されている。特に衝撃を与えたのはこのニュースだろう。8月、米ペンシルベニア州のカトリック教会で70年間もの間におよそ300人以上の聖職者が児童に対し性的虐待をしていたことが報じられた。被害者は1000人以上とも言われ事態の深刻さを物語っている。一方で日本国内のキリスト教団体も聖職者による性的トラブルは無縁ではない。しかもカトリック、プロテスタント、教派は問わず「従軍慰安婦問題」「女性や児童の権利」「人権問題」に取り組んでいる。そんなキリスト教の聖職者たちがなぜ性的事件やトラブルを起こすのか。
