月別アーカイブ: 2020年3月

【鳥取県琴浦町】同和事業廃止をめぐる “ガチバトル” が続く

アバター By 鳥取ループ

昨年の夏、鳥取県東伯郡琴浦町で同和対策固定資産税減免(同和減免)の廃止を巡って、賛成派と反対派の攻防が続いていることをお伝えした。現在でも事態は進行中でありる。

過去の例からすると、地方議会で「差別発言」とされるものがあれば、大抵は当事者が謝罪に追い込まれるか事実上議会から追放されるかのどちらかである。しかし、今回の場合は差別発言をしたとされる町議が抵抗し、共産党議員はもちろん自民党議員も加わって、解放同盟及び旧社会党系勢力との“ガチバトル”に発展するという異例な事態になっている。

続きを読む

【和歌山連合自治会長詐欺】共謀の同和施策課職員を直撃!

三品純 By 三品純

和歌山連合自治会長詐欺事件の裁判で金井克諭暉よしゆき被告の共謀者、会計役として和歌山市人権同和施策課、芦原文化会館の中谷好孝館長の名が挙がった。現役の市職員が自治会の会計に関わるとは不可解な話。そこで中谷館長、和歌山市を直撃してみたが金井以上に和歌山市に対する不信感が募るばかりだ。金井一人に問題を転嫁してはならない――こう思えてきた。

和歌山市役所。今どき市役所の正門に「同和啓発碑」を設置する
続きを読む

学術・研究:部落探訪(178) 横浜市緑区十日市場町

アバター By 鳥取ループ

ここには1934年の記録では坂下という名前の5戸の部落があったとされる。もう1つの手がかりが『人権のとも』2008年3月15日で、「横浜・十日市場」と特に地名を伏せずに掲載されている。

続きを読む

【速報 和歌山連合自治会長詐欺】金井の横領共謀は和歌山市職員だった!

三品純 By 三品純

昨年から報じている和歌山連合自治会長詐欺事件。全国屈指の規模を誇る同和地域・芦原地区(和歌山市)の連合自治会長・金井克諭暉よしゆき(金正則)が土木建設業者などから「協力金」の名目で現金を詐取してきた事件だ。また金井は芦原地区行事実行委員会の運営費を私的使用し、業務上横領も問われている。3月23日、第二回公判が開催されたが、金井は横領を否定した。わずか18分程度の認否で閉廷。新事実と言えば検察側からナカタニヨシタカなる金井の共謀者が指摘されたことだった。過去の金井取材では浮上しなかった人物だが、調べてみるとなんと和歌山市の現職職員、それも芦原文化会館の館長だった。

続きを読む

森山栄治―解放同盟 に共通する「嶺南振興局」は同和窓口?

三品純 By 三品純

関西電力役職員の金品受け取り問題に関する最終報告書が発表され高浜町元助役・森山栄治をめぐる報道が再び活発だ。森山が部落解放同盟員だった経歴は昨年当サイトが報じたが、同氏が「同和問題」を背景に関電、行政を威圧してきたことは明白だ。また福井県庁職員が森山から金品を受け取っていたことから県は独自の調査報告書をまとめた。そして先日紹介した解放同盟と福井県庁の交渉記録を交え検証してみると、森山と解放同盟は「嶺南振興局」という機関で共通する。そこで同局に着目すると興味深い事実が浮かび上がった。

続きを読む

学術・研究:部落探訪(177) 大阪市東住吉区矢田6丁目

アバター By 鳥取ループ

今回訪れたのは大阪市東住吉区の矢田地区である。本来の地名は「富田」であり、戦前は370戸の部落で主に行商やわら細工をやっていたとされる。戦後には591戸に増加した。

かつては穢多村が存在したが、大阪の他の部落と同様に明治末期以降に急速に移住者が増え、戦後の同和事業開始の時点で住民の殆どは賤民とは無関係であったと考えられる。

続きを読む

【森山栄治】解放同盟福井県連の要求書を読む【関電問題】

三品純 By 三品純

関西電力役員らが福井県高浜町元助役・森山栄治(故人)から金品を受領していた問題で3月14日、同社は第三者委員会の報告書を公表。本サイトでも報じた通りだ。また本誌は2001年から2018年まで福井県庁と部落解放同盟福井県連の行政交渉記録を入手した。先の関電報告書とともに本記録を合わせて検証していくと、単に「森山―関電の闇」という以上に同和と行政・企業の異常な関係が読み取れる。この交渉記録を全公開するので、ご興味がある人はぜひ読んでみるといいだろう。

続きを読む

関西電力人権研修は「同和問題研修会」福井県・法務局も関与

アバター By 鳥取ループ

3月14日、関西電力の金品受取り問題に関する第三者委員会の報告書が公表された。その全文はこちらでダウンロードすることができる。当初は約3億2000万円とされていた金品の総額が約3億6000万円に膨らんだこと、実際に森山氏の要求で関電が取引先に便宜を図っていたこと等が多くのメディアで報じられている。

第三者委員会の但木敬一弁護士は記者会見で「そんなことあるのかな、と思われるような話もかなりある」と、森山氏と関電の関係が想像を絶するものであったことを表現した。では森山氏がなぜそれほどの力を持ったのか。その点について、特に人権・同和そして解放同盟との関係についてメディアはほとんど触れていない。そこで、本記事ではそれらの点を中心に第三者委員会の報告を解説する。

続きを読む

武委員長在籍の 新淀生コンが 広域協組を脱退

三品純 By 三品純

2018年8月28日、関西生コン支部・武委員長ら組合員が滋賀県警組織犯罪対策課に逮捕されてもうすぐ2年目。そしてこの間にのべ89名(実数57名)の組合員が威力業務妨害などで逮捕された。武氏らの組合員の裁判では被害者から「コンプライアンス活動」の生々しい実態が語られ、同和利権と同等にタブーだった関西生コンの内情が解明されつつある。すでに武委員長は6度、逮捕されており生コン支部はリーダー不在の状態が続く。その最中、武氏の出身会社「新淀生コンクリート」(西淀川区)が大阪広域生コンクリート協同組合(協組)を脱退したとの情報が入った。

続きを読む

学術・研究:部落探訪(176) 大阪市住吉区浅香1、2丁目

アバター By 鳥取ループ

この部落は1935年の記録では265戸、商業農業日雇いが主で、生活程度は悪かったとされている。さらに昔は杉本新田という地名であった。

その名の通り、新田開発が行われた。その時、関西各地の賤民が集められたと言われている。

続きを読む

実録・淡路島5人殺害事件(5)平野達彦の愛読書

アバター By 鳥取ループ

再び平野達彦の裁判に場面を戻そう。冒頭で述べた通り、裁判の場面での平野達彦の言動は狂気と言う他ない。裁判を通して最初から最後までまともだった時はなかったと言って過言ではない。

2017年2月13日に開かれた第2回後半からは、平野達彦はファイルとノートとペンに加えて、書籍を持ち込んだ。その書籍は、被告弁護人側の証拠としても提出された。その書籍の名前を記さなければならないだろう。

続きを読む

学術・研究:部落探訪(175) 大阪市東淀川区西淡路1丁目、2丁目“日之出地区”

アバター By 鳥取ループ

現時点で40歳くらいより上の大阪人には「ぼくたちの町にはピッカピカの新幹線がとまるんや」と言うとピンとくるらしい。新大阪駅周辺が同和地区であることは、大阪ではよく知られた事実である。

現在の地名で言えば西淡路1丁目および2丁目のあたり。1935年の記録では日之出町という180戸の部落があった。同和地区としての呼称は日之出地区である。

続きを読む

【緊急企画】朝日新聞記者が政治集会で二千円をケチったワケ

三品純 By 三品純

この閉塞感はいつまで続くのでしょう…。新型コロナウイルスの影響で暗い話題ばかりです。増加していく感染者、疑心暗鬼に陥る人々、買い占め、殺伐とした世相はまさに国難です。こんな状況ですが、ツイッター上でクスっと笑える漫画作品を見つけたので紹介しましょう。ノンフィクション漫画を得意にする富田安紀子さんの『天下の朝〇あさひしんぶん共〇きょうどうつうしん』です。多くの人にリツイートされ注目されています。今回はこの漫画を通じて政治集会とは何か? また新聞業界が抱える問題を調べてみました。(*今回はですます調なのは「調べてみました」系ブログを真似してお遊びムードを演出してみました)

続きを読む

学術・研究:部落探訪(174) 大阪市住吉区帝塚山5丁目、万代6丁目、住吉1丁目 “住吉地区”

アバター By 鳥取ループ

大阪の同和地区は、本来の地名から変えられている場合が多いが、住吉地区はかなり昔から住吉町だったようである。明治期の地図にも住吉と記載されている。

1935年の世帯数223で小さな区域に住宅が密集していた。1900年には住吉駅が出来、かなり早くから都市化していたようである。住吉駅は後に住吉東駅に改称、現在の南海電鉄住吉東駅となった。

続きを読む

大阪インバウンド泣き笑い物語

三品純 By 三品純

後世の世界史の教科書には「新型コロナウイルス」が記載されるに違いない。各国で感染者が報告され日本国内でも関西に始まり北海道、関東、東海地方と拡大の一途。国民全体に不安が広がる中、スポーツ、芸能、各種興行、市民・政治活動など様々な分野のイベント・催事で中止、延期が起きている。さらに海外旅行客を呼び込むインバウンドにも影響大。外国人観光客、特に中国人旅行者が減少したと業界から悲鳴が…。という状況の中、関西で最もインバウンド特需を取り込んだ“ あの場所”はコロナなどお構いなしの大盛況…ではなく絶不調だった。

続きを読む