作成者別アーカイブ: 宮部 龍彦

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

学術・研究:部落探訪(271)香川県 丸亀市 川西町南

ここは香川県の被差別部落現地研修報告では丸亀市A地区として紹介されている。その立地は飯野山の麓に広がる農村地帯、香川県の特徴の1つであるため池のそばと記載されている。1990年頃は50数世帯、150人余り。 部落名は金山 […]

学術・研究:部落探訪(269)香川県 丸亀市 飯山町 東小川 西内

どうしても異常で異様な巨大同和地区ほど記事や動画の閲覧数が多くなるのだが、探訪の楽しいという点では、少戸数未指定地区の探索にまさるものはない。香川にもそのような部落があるので探索することにした。 昭和初期の記録では、綾歌 […]

通名研究の決定版『在日通名大全』発売

『日本姓氏語源辞典』の著者である宮本洋一氏による『在日通名大全』を2022年6月6日にアマゾンより発売します。書籍版、キンドル版の両方を同時発売予定です。 『在日通名大全』は日本初の在日コリア人の通名を研究した本です。「 […]

【Youtube企画】「桜を観る会、行きました」 天野二三男氏 特別インタビュー(自由同和会編)

天野二三男氏と言えば、既に除名となってしまったが、以前は自由同和会神奈川県本部会長を務めていた。同和団体と言えば部落解放同盟が圧倒的に有名で、自由同和会は多くの人にとっては謎の多い団体なのではないだろうか。せっかくなので […]

学術・研究:部落探訪(268)香川県 綾歌郡 綾川町 小野、北

明治の文筆家、宮武外骨は著書『つむじまがり』で「予の先祖は備中の穢多であるさうな、予は讃岐の小野といふ村で生まれた者である」と書いていた。 宮武という名字は圧倒的に香川県に多く、岡山県では倉敷市に比較的多いのみなので、宮 […]

学術・研究:部落探訪(267)香川県 善通寺市 与北町 東原

『香川県の被差別部落 ―現地研修報告―』(安竹貴彦)で善通寺市D地区として紹介されている与北町(よぎたちょう)東原部落は、戦前は70世帯であった。主な産業は日雇い。過去の航空写真を見ると家が密集しており、農村ではなく労働 […]

全国部落調査事件 東京地裁が判決と矛盾した決定

昨年9月27日に東京地裁で判決が下された全国部落調査事件の裁判、双方とも控訴したものの、書類がずっと地裁に留め置かれる状態になっていました。そして、先日4月15日にようやく東京高裁に書類が届き、担当部署が決まったことが確 […]

学術・研究:部落探訪(265)香川県 善通寺市 大麻町 高橋

香川県の部落を研究するために活用した資料に、『香川県の被差別部落 ―現地研修報告―』(安竹貴彦)がある。それによれば、善通寺市には指定同和地区が2つあるという。しかし、『全国部落調査』に記載のある部落で現在の善通寺市域内 […]

学術・研究:部落探訪(264)香川県 三豊市 豊中町上高野 福岡

今回から香川県編を開始する。以前から四国に来て欲しいというリクエストが多く、四国4県のどれにするか迷ったが、未探訪で、興味深い部落の多い香川県を選んだ。 最初に訪れたのは三豊(みとよ)市にある東岡という部落である。住所で […]

学術・研究:部落探訪(263)東京都 青梅市 今井、藤橋

東京都青梅市の部落は今井と藤橋にあった。今井は水窪、藤橋は久保である。2つの部落は隣接しており、白山神社が共通であるから、一体と見ることもできるだろう。戦前、その戸数は93あった。 主な仕事は履物製造と農業と記録されてい […]

学術・研究:部落探訪(262)茨城県 猿島郡 五霞町 小手指 堀ノ内

今回探訪したのは、五霞町(ごかまち)の堀ノ内という部落である。昭和初期の戸数は70。産業は農業のほか、棕櫚(しゅろ)表という草履の表作りであった。 草履表は竹皮によるものが多いが、関東では高品質な棕櫚表が作られていた。し […]

全国連から「公開質問状 3の3」まで 送られてきました

最近になって2ヶ月に1回くらいのペースで届くようになった、部落解放同盟全国連合会の公開質問状。「公開質問状3の1」までは紹介していたが、先日「公開質問状3の3」が届いた。年末の休み中に届いたために紹介しそびれてしまった「 […]

学術・研究:部落探訪(261 後編)茨城県 猿島郡 境町 伏木

境町では、間中姓の分布が部落に対応していることが分かった。前回は坂東市内の飛び地を探索し、さらに本拠と考えられる西原を訪れた。後編では、宗教について検証し、さらにも1つの場所である倉ノ内を探訪する。

録音録画禁止 反論は「マイクロアグレッション」と差別認定 密室化・先鋭化する 部落問題講演会

各地で自治体が行っている、人権・同和関係の講演会。以前から「撮影禁止・録音禁止」とアナウンスされる例が増えている。そして最近はコロナの影響でネット配信されることが多くなったが、それでも事前の申込み者に視聴者を限定し、撮影 […]

3月3日夜8時、全国水平社設立 100周年 オンライン記念講演を 行います

全国水平社設立 100周年ということで、本日夜8時から、神奈川県人権啓発センターチャンネルにおいて、記念講演を行います。 テーマは米国ハーバード法科大学院のJ・マーク・ラムザイヤー教授の「アイデンティティ政治の発明につい […]

学術・研究:部落探訪(261 前編)茨城県 猿島郡 境町 伏木

古河市を探訪した時、ぜひとも隣の境町にも来て欲しいとのリクエストを頂いた。その時に聞いたのは、慈光(じこう)学園の隣が部落と伝承されていることだ。調べてみると、そこは大変興味深い立地である。坂東市に囲まれた、境町の飛び地 […]

学術・研究:部落探訪(260)千葉県 佐倉市 臼井台

佐倉市臼井台には、戦前4戸の部落があったという。明治の頃までは馬皮や犬皮を生産していたようである。 そして、江戸時代の資料から、それが穢多に由来するものであることが推定される。現在、その場所がどうなっているのか確認しに向 […]

学術・研究:部落探訪(259)千葉県 印旛郡 酒々井町 上本佐倉

千葉県では酒々井町の上本佐倉(かみもとさくら)が解放運動の中心地として有名なようである。ただ、昭和初期の戸数は27と小さな部落である。しかし、現地を地図で見ると2つの同和対策集会所と隣保館がある。 この部落に興味を持った […]

千葉県各地にある“同和の盛り土” 「部落解放同盟役員だから」やり易かった

今から6年前の2016年、千葉県酒々井町(しすいまち)で、盛り土が崩れたことにより水路が閉鎖され、住宅地に浸水被害が出ていた。原因となった盛り土を行っていた業者を直撃すると、町に無許可で盛り土をしたことを認めた。しかも、 […]

学術・研究:部落探訪(258)千葉県 我孫子市 布佐

昭和初期の我孫子市布佐に農業や皮革、草履製作をやっていた11戸の部落があったらしい。関東の部落と言えば白山神社が手がかりとなるが、少し調べたところで分かるのは、布佐にある竹内神社の境内に、どこからか合祀された白山神社があ […]

学術・研究:部落探訪(257)千葉県 柏市 豊住

柏市豊住は、かつて「根木内新田(ねぎうちしんでん)」という部落だった。戸数は43。調べたところでは、その範囲はほぼ現在の豊住の行政区画と一致していると見てよい。地図、航空写真で見ると、現在ではただの住宅地になっているよう […]

J・マーク・ラムザイヤー教授『アイデンティティ政治の 発明について:日本における 被差別部落民』④

On the Invention of Identity Politics: The Buraku Outcastes in Japanの日本語訳の続きを掲載する。前回はこちらを参照のこと。 今回がこの論文の最後の部分だ […]

J・マーク・ラムザイヤー教授『アイデンティティ政治の 発明について:日本における 被差別部落民』③

On the Invention of Identity Politics: The Buraku Outcastes in Japanの日本語訳の続きを掲載する。前回はこちらを参照のこと。 1900年前後の部落について […]

学術・研究:部落探訪(256)滋賀県 蒲生郡 日野町 豊田

蒲生郡日野町豊田は滋賀県の中でも有名な部落の1つである。最も環境が厳しかった一方で、環境改善事業が早い時期から行われ1991年11月に「環境改善事業完了祭」が行われ、同和対策の終結を目指すことを宣言した。 昭和初期の記録 […]

学術・研究:部落探訪(255)滋賀県 東近江市 御園町

今回訪れたのは御園町。かつては薗畑という名前で、例のデータだと昭和初期には103戸の部落だった。近世は横井村と呼ばれ、明治初期の記録では156戸とあるから、明治以降から昭和初期にかけて世帯数が減った珍しい部落である。 さ […]

J・マーク・ラムザイヤー教授『アイデンティティ政治の 発明について:日本における 被差別部落民』②

On the Invention of Identity Politics: The Buraku Outcastes in Japanの日本語訳の続きを掲載する。前回はこちらを参照のこと。 今回は、近代の部落研究の成果 […]