作成者別アーカイブ: 鳥取ループ

鳥取ループ について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

全国連から「再質問」が 送られてきました

By 鳥取ループ

一昨年の2月、全国連から公開質問状が送られてきて、それに回答したことをお知らせしたが。実に2年以上を経て、再質問が送られてきた。その内容は以下をご覧いただきたい。

示現舎・宮部龍彦への再質問-2021-9-1-全国連.pdf

その質問は次の8項目に及ぶ。

1 、 宮部龍彦は「部落民だ」というウソを撤回し謝罪すること
2 、 「同和地区Wiki」の創設者としての責任を明確にすること
3 、部落探訪は、勝手に部落を晒すだけのものであると認めること
4 、 古河市元係長による差別事件をひきおこした責任を認めること
5 、関係人物一覧について責任を認めるか、評価を明らかにすること
6 、 「部落地名総鑑」について、すり替えずに正面から評価を明らかにすること
7 、 「部落の徹底的な暴露」の真の目的は金儲けであることを認めること
8 、 明治4年の解放令で部落差別は無くなったというのか

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学術・研究:部落探訪(238) 長野県 佐久市 小田井荒田

By 鳥取ループ

佐久市の中山道沿いに部落がある。戸数は37、農業・藁工・日雇労働をやっていたと記録にはある。前回紹介した平賀北口は街道の裏手だったが、こちらは街道に面している。

小田井は中山道の宿場であるから、この荒田部落は街道に関係した役目を負っていたのだろう。

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高市早苗を 支援した “安堵町第2の町長”

By 鳥取ループ

アイキャッチ画像の自民党の高市早苗衆議院議員と老紳士は、奈良県安堵町あんどちょうにある平山観光株式会社のウェブサイトから引用したものである。高市議員と親密そうな老紳士は同社の平山ひらやまわたる社長(写真撮影当時)であり、同時に自由民主党安堵町支部長、部落解放同盟安堵支部長という肩書を持っていた。

しかし、その平山社長は2019年10月17日、農地法違反の疑いで逮捕されてしまった。その後、懲役1年執行猶予3年の有罪判決(会社としての平山観光には罰金300万円)を受け、失脚した。その裁判を通じて明らかにされたのは、平山氏が安堵町において“第2の町長”と言ってもいいほどの権勢をふるい、町職員が言われるがままになっていた、異常な実態である。

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学術・研究:部落探訪(237) 長野県 佐久市 平賀北口

By 鳥取ループ

佐久市3箇所目の探訪は平賀北口という部落である。ここは長野県水平社の高橋末次郎の出身地区であるという。1933年の戸数は31であった。

その立地は下仁田街道の裏手で、かつての航空写真では住宅が密集している。おそらく街道の斃牛馬の処理を行っていたと想像できる。

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「フレンテみえ」アンケートから見る 迷走する LGBT問題

By 鳥取ループ

ここ数年、いわゆるLGBT問題がどこでも大きな話題となり、メディアは差別解消のための施策の実現を支持する論調がほとんどだ。確かに「総論」として差別解消を掲げられれば、それに反することは言い難いが、「各論」となれば一筋縄ではいかないことは賢明な方は気づいていることだろう。

やや旧聞になるが、2018年3月に三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」から、三重県内の高校生を対象とした「多様な性と生活についてのアンケート調査」という報告書が公表された。このアンケートを通して…とは言ってもアンケートの結果よりもこのアンケート自体や周辺事情を通してLGBT問題について“一筋縄ではいかない”実情を見ていく。

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「美少女フィギュア」 騒動がなければ 京都市聚楽保育所は 存続していた

By 鳥取ループ

昨年11月に、京都市の聚楽保育所の民営化が特定保護者の中傷が原因で中止になったと報じた本サイトの記事が注目されている。関西の放送局MBSが「【特集】「ニーズがないので保育所を廃止します」京都市から届いた突然の通知に保護者困惑 80人以上園児がいるのになぜ?」と題して、当該保育所の廃止を報じた記事がヤフートップに掲載されたためだ。

しかし、MBSの記事は子供を預ける場を失う保護者の不満を報じる一方で、あたかも突然保育所の廃止が決まったような印象を与え、京都市が民営化による保育所の存続を断念した経緯に全く触れていなかった。そこで本サイトの記事がSNSユーザーの目に留まり、ツイッターで大きな話題となったわけだ。

※周辺住民のコメントを追記しました

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学術・研究:部落探訪(236) 長野県 佐久市 岩村田大和町

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佐久市最大の部落は岩村田にあり、「城下じょうした」と呼ばれ、戦前その戸数は69であった。戦後間もない頃の航空写真では、確かに小さな住宅が密集した一角が見て取れる。1967年の記録では108戸に増えている。

ここではニコイチと白山神社が同時に見られると言うので、現地で確認することにした。

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学術・研究:部落探訪(235) 長野県 佐久市 瀬戸 西耕地坂上

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佐久市瀬戸に小さな白山神社が残る部落がある。戦前の記録ではわずか9戸の部落ではあるが、水平社が結成された。水平社同人として高橋市次郎、高橋豊一という名前挙げられる。

そして特筆すべきは、宗教法人GLA創立者の高橋信次の出身地であるということだ。

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学術・研究:部落探訪(234) 埼玉県 白岡市 上野田山中

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読者の方から『埼玉県東部の被差別部落のこと 山中の昔といま くらし・語り』という本があると教えていただいた。早速手に入れて読んでみると、白岡市上野田かみのだの飛び地の部落のことが書かれていた。ここは融和事業の対象となっていなかったようで、筆者の把握していなかった部落だった。しかし、ある時解放同盟の支部が組織され、詳細な記録が残されていたのである。

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学術・研究:部落探訪(233) 三重県 いなべ市 大安町梅戸 梅戸北

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現在はいなべ市になっている旧大安町に北條という部落があった。戦前の記録では75戸、商業や農業を主としていた。今昔マップで調べると、明治期に確かに梅戸北條という村があり、現在のいなべ市大安町梅戸の神明社付近が該当している。

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学術・研究:部落探訪(232) 滋賀県 甲良町 呉竹

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甲良町は近畿地方で最も同和関係者の比率が高く、42.94%というデータがある。ただ、行政関係者によれば、それは単純に長寺と呉竹という2つの同和地区の行政区内の人口がそれだけの比率になるということであって、いわゆる部落民の比率かと言うと疑義があるという。

呉竹について言えば、『同和対策地域総合センター要覧』によれば1996年の地区世帯数が452世帯、それがそのまま同和関係世帯数となっている。人口は1,493人、持ち家が286世帯、改良住宅が82世帯、その他公営住宅が64世帯である。

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学術・研究:部落探訪特別編(231 後編) 岐阜県 大垣市 上石津町下山 “北組”

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前回に続き、石津町下山の探訪である。1970年、大正時代に作られた『本村締盟規約旨趣ほんそんていめいきやくししゅ』という差別文書が発見され、下地区は騒然となった。

当時は部落である北組の住民と他の組の住民の交際は普通に行われていたという。ただし、結婚もあったが、大抵はうまくいかなかった、というような状態だったそうだ。

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学術・研究:部落探訪特別編(231 前編) 岐阜県 大垣市 上石津町下山 “北組”

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時村ときむら、現在の大垣市上石津町下山に18戸の部落があった。農業や履物商、日雇、そして博労(牛馬商)をしていた。

この部落に注目したのは、読者の方から、この部落こそが部落史に残る重要な文書が発見された場所だと言うのである。文書の名前は『本村締盟規約旨趣ほんそんていめいきやくししゅ』。その内容を端的に言えば「村の端にある部落は嫌な連中なので、皆で進んで差別しましょう」というものである。なぜそのような文書が見つかったのか、現地探訪記録と共に解説する。

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学術・研究:部落探訪(229) 岐阜県 岐阜市 黒野

By 鳥取ループ

岐阜県の部落と言えば養老の三神が有名だが、黒野もまた歴史ある部落である。昭和初期には戸数103の部落があったと記録されている。

特筆すべきは、戦前に軍隊内の部落差別を昭和天皇に直訴するという、北原二等卒直訴事件を起こし、戦後には同和対策審議会答申の作成にも関わった北原泰作の出身地であるということだ。

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学術・研究:部落探訪(228) 滋賀県 米原市 三吉

By 鳥取ループ

北陸自動車道の米原ICの近くに並ぶニコイチは、高速道路を利用して米原を訪れる人にはどうしても目に付き、そこに部落があることもよく知られていることである。しかし、そのニコイチが払い下げられる等、ほぼ同和事業の完全終了に至っていることは知られていない。

そういったポジティブな事実であっても、そのことを伝えるためには、そこが同和地区指定された事実を言わないわけにはいかないのだが、それをやってしまうと法務省人権擁護局から部落差別認定され、さらには裁判所から財産を差し押さえられてしまう理不尽な危険性があるからだ。しかし、本サイトは良心的メディアなので、ありのままに伝えることにする。

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学術・研究:部落探訪(227)三重県 四日市市 赤堀

By 鳥取ループ

ウィキペディアで赤堀を調べると、「三重県四日市市の町名。後述の赤堀氏および四日市赤堀家の由来にもなった名字の地である。最寄駅に現四日市あすなろう鉄道内部線の赤堀駅がある。東海道沿いの江戸時代の近世文化が残る部落集落である」と説明されている。

思わせぶりな書き方だが、三重県で赤堀と言うと全体が部落であるかのように、認識されているようだ。しかし、部落、同和地区は赤堀の中の一角に過ぎない。もっとも、Wikipediaの記述はこの記事が出たことをきっかけに消されてしまうかも知れない。

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学術・研究:部落探訪(226)茨城県 古河市 中田

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古河市最大で最も有名な部落であり、茨城県内でも最大の部落なのだが、昭和初期の記録ではその戸数は90戸。全国的に見れば特に大規模な部落というわけではない。

他の関東の部落によくある通り、白山神社があるのだが、地図で見ると2つある。なぜ2つあるのか、謎を解くべく現地を訪れた。

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学術・研究:部落探訪(225)茨城県 古河市 大山

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古河市の代表的部落と言えば大山・中田であり、この2部落は隣り合っている。大山の範囲は相当広いのだが、ほとんどは部落ではない本村であり、小堤という枝郷が部落であった。昭和初期の記録では、19戸と多くはない。

今回は、地元の識者と共に探訪した。

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学術・研究:部落探訪(224)茨城県 古河市 駒込 上原

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古河市駒込の北部に「竹内」という姓の家が集まっている場所がある。地元ではここは部落との伝承があり、1935年の記録でも確かに「上原」という18戸の部落があるとされる。

地図を見ると2つ神社があり、1つは鷲香取神社だが、もう1つの神社名が記載されていない。名前が記載されていない神社は白山神社ではないだろうか。現地で確認することにした。

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沖縄で同和事業? 厚労省に 文書開示請求したら 不思議な決着

By 鳥取ループ

行政ウォッチャーとしてメディアにも情報提供することがある白鳥氏から先日、「地方改善事業」に関して不可解な話があると弊社にレポートが寄せられた。これは隣保館の運営事業であり、事実上の同和事業であるのだが、同和地区のない北海道ではアイヌ対策に使われていることは本サイトも把握していた。

それに加えて、北海道同様に同和地区のない沖縄にも予算が割り当てられているという。それはいったいどのような趣旨なのだろうか? 今回寄稿して頂いた、白鳥氏の体験談を読んで頂こう。

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学術・研究:部落探訪(223) 茨城県 古河市 宮前町御倉下

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1935年の記録では古河市の御倉下おくらしたという場所に4戸の部落がある。市史によれば、御倉下とは雀神社の北側のことであり、現在の地名では宮前町である。

住宅地区をみると、松並二丁目でも見られた「七五三掛しめかけ」が少なくとも4軒あり、これは何らかの関係があり、ここで間違いないと思った。

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『日本姓氏語源辞典』第三版を発売します

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ウェブサイトでおなじみの日本姓氏語源辞典の書籍第三版 を6月15日に発売いたします。

前回の第二版は好評のためにすぐに在庫がなくなってしまいました。今回も限定ですが部数を増やして、250部用意しています。

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【プレゼント企画】記録映画「私たちの手で」聖地特定で サイン本が当たる!

By 鳥取ループ

4月末、NPO法人科学映像館によってYoutubeで公開された記録映画、はなぶさ映画社の「私たちの手で 住宅地区改良事業・農村同和篇」。本サイトの読者であれば、この動画を興味深くご覧になった方が多いことでしょう。

高度経済成長期の農村の改良事業の様子を記録した、大変貴重な映像作品ですが、なぜか具体的な場所についての解説がありません。そこで、この映画で記録された「聖地」を、読者と共に特定しようと思います。

本記事で未特定の場所を最も多く特定した方には、「ハッカーミミ」作画・原作者のサイン入り本をプレゼント! 締め切りは2021年6月末日中まで。示現舎の問い合わせフォームからご応募ください。詳細は記事の続きをどうぞ。

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学術・研究:部落探訪(222) 茨城県 古河市 松並2丁目(静町)

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1935年の記録では、古河市に8戸の「畑中」という部落があったらしい。この地名を地図で探しても見当たらない。

しかし、市史をたどると、畑中は後に静町の一部になったことが分かった。現在の地図と過去の地図や航空写真を照合してそれらしい場所を探したが、静町内には見つからない。ただ、気になるのは現在の松並2丁目の五叉路がある辺りに、「七五三掛しめかけ」という姓の家が何軒かあり、戦後間もない頃の航空写真では同じ場所に8軒前後の家があることだ。

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【三重県伊賀市】解放同盟による 市役所人事への圧力 癒着の実態

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本サイトでは解放同盟三重県連委員長が地元の伊賀市八幡地区で、公有地で得られた駐車場収益の一部を自身の個人口座に入れていた問題嘱託職員の給与を不正に得ていた問題を報じた。

この問題を取材する中で、伊賀市が解放同盟の言いなりになってしまう背景として、職員人事への介入があるということを何度も耳にすることがあった。そのため、解放同盟の役員に行政職員が逆らうのは難しいという。そんなことがあるのか半信半疑であったが、その一端を示す文書を入手した。

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【速報】津市相生町 自治会長事件 追加報告書公表 さらに市職員から 逮捕者か?

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5月21日、津市が相生町自治会長事件の追加の報告書を公表した。今回の報告書は、以前報告された内容もさらに更新され、現職の市議会議員と、田邊哲司被告をはじめとする逮捕者の実名が記載されている。

以下から全文を読むことが出来る。

津市自治会問題に関する調査実施案件R3-5-21.pdf

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東京都港区で 職員が他の職員に「お前は部落民だろ」と発言した「差別事象」

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部落について取材・研究していると、意外な話、意外な物を目にすることがある。最近、2009年に東京都港区であった職員間での「差別事象」についての資料を手に入れた。10年以上前のことであるし、大した話でもないのだが、このまま歴史の闇に葬ってしまうのはもったいないので、分かる限りのことをレポートしておこう。

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学術・研究:部落探訪(221) 茨城県 古河市 稲宮北

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古河市稲宮いなみやには北坪という23戸の部落があったらしい。国土地理院地図で見ると現在「北」という小字があり、住宅地図によれば白山神社がある。ここで間違いないだろうと確信し、現地を訪れた。

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