作成者別アーカイブ: 鳥取ループ

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鳥取ループ について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

台風19号直撃 その時あの場所は

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令和元年10月12日、関東地方に台風19号が直撃した。台風は神奈川県を横断し、箱根では24時間雨量の日本記録を更新した。

実は示現舎の拠点は神奈川県にある。そして、 示現舎は以前から神奈川県内の河川敷に不思議な部落(あくまで集落という意味の部落である)があることを把握していたのだが、なかなか行く機会がなかった。しかしここにきて、水害に対して脆弱な場所にあるそれらの部落がどうなったのか気になったので、これを期にい実際に訪れてみた。

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学術・研究:部落探訪(154) 福井県高浜町西三松

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関西のみならず全国的なニュースとなった関電役員の金品授受問題。そのキーパーソンである故・森山栄治の地元であり、解放同盟が組織された部落として西三松にしみつまつの名前も知られるようになった。

戦前は50戸の部落で、農業と商業が主産業だったとされる。

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学術・研究:部落探訪(153) 新潟県胎内市乙

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胎内市きのとには1928年に14戸の部落があったと記録されている。 『埼玉県,山梨県,新潟県での現地研修記』 にも詳細な記述があり、1990年前後でも10戸程度の部落だったという。また、同和対策事業が行われたとされている。この文献を手がかりに場所を特定してみよう。

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学術・研究:部落探訪(152) 神奈川県南足柄市関本“下宿”

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1934年の記録によれば、現在の南足柄市関本に7軒の部落があったとされる。地図や航空写真で事前調査しても分からなかったので、とりあえず現地に行くことにした。

手がかりは、「下宿」にあるとされ、他の関東の部落の例に漏れず白山神社があり、宗派は時宗らしいということである。

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学術・研究:部落探訪(151) 新潟県村上市岩ヶ崎

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1928年の記録では、村上市岩ヶ崎には16戸の船乗りの部落がある。 大阪市立大学による『埼玉県,山梨県,新潟県での現地研修記』に 、次の通り記述された部落はこの岩ヶ崎のことと考えられる。

われわれは三面川を渡 って右岸を西に進み海岸に出る。山がす ぐ後ろに迫 っ た40戸のこの部落も未指定である。外航船の乗組員が多 くそのため婦人消防隊がしっか りしているという。部落のなかを歩いてみる。急斜面の保全工事が なされている。

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学術・研究:部落探訪(150) 新潟県村上市平林 湯ノ沢

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筆者は村上市にある湯ノ沢部落を訪れた。ここは地名表記では村上市平林の飛び地になっている。1928年の記録では75戸の部落とされる。ここでは解放同盟が「神林村差別行政糾弾裁判」と呼ぶ事件が1980年代にあった。

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学術・研究:部落探訪(149) 新潟県胎内市桃崎浜

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筆者は新発田市からさらに北東へ進み、胎内市にやってきた。大阪市立大学による『埼玉県,山梨県,新潟県での現地研修記』には下越地域の探訪記録がある。この中に「M浜」という名前で出てくるのが今回訪れた桃崎浜だ。

1928年の記録によれば32戸の部落があったとされる。

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学術・研究:部落探訪(148) 新潟県新発田市住吉町“三昧”

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今回は新発田しばた市の代表的な部落で、三昧さんまいと呼ばれた地域を訪れた。1928年の記録では18戸の部落とされる。ここは新潟県内でも珍しく、隣保館と教育集会所がセットで存在している。

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学術・研究:部落探訪(147) 新潟県上越市北本町4丁目

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上越市北本町4丁目は、かつて「西村町」という名前であり、1928年の記録では103戸の部落であった。主な産業は日雇いや革細工であったとされる。

2014年に上越市が高田開府400年を記念して作成した冊子の古地図に「西邑町」の名前があったことがなぜか問題とされ、部落問題についての解説を付けて冊子が再配布されたことから、再び部落であることが注目されるようになった地域でもある。

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学術・研究:部落探訪(146) 新潟県上越市板倉区針・関根

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『部落問題・水平運動資料集成』 の第2巻357ページに次の記述がある。

昭和三年十一月中旬、中頸城郡板倉区大字針部落に於ては字民一七五戸共同して株式(一株十円三百五十株)組織の共同浴場を新設し、同月二十三日株主総会に於て同字内特殊部落民十戸、五十五人に対し毎日午後十時以後にあらざれば入浴せしめざる決議を為しかつ之を通告したるより、同部落代表者橋沢喜四郎等寄々協議を為し部落民の入浴時間を殊更制限するが如きは差別待遇を為すも甚だしとなし抗議を申込み、紛争を醸成したるも管内には水平社団体等なく、其他の団体の介在応援等なきため争議拡大せず其間同年一二月新井警察署長に於て共同浴場側役員を承知し懇論の結果、決議及通告を撤回しここに円満解決を見るに至り、目下は特殊部落民も同一時間に入浴し居る実況なり。

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学術・研究:部落探訪(145) 大阪府高槻市富田町2丁目

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今回は高槻市富田町を訪れた。最寄り駅は阪急富田駅で、高槻市の代表的な部落である。かつては新北町という名前で、1935年の記録では242世帯であった。現在の2丁目が概ね部落の範囲である。

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学術・研究:部落探訪(143) 大阪府茨木市豊川4丁目 “道祖本西”

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今回訪れた部落では、道祖本さいのもとという地名が解放同盟の支部に使われ、部落の呼称としても使われることが多いが、道祖本は本来部落の地名ではない。

明治期の地図を確認すると、本来の道祖本は現在の茨木市豊川一丁目の場所である。部落は豊川四丁目にあり、明治期の地名は「岡山」その後「西道祖本」と呼ばれるようになった。

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学術・研究:部落探訪(142) 大阪府茨木市沢良宜浜3丁目

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筆者の手元に、あるレコードがある。「部落であることが~嫌~だった~」という歌い出しの曲を筆頭に、解放同盟の青年の熱い思いを歌った歌、解放保育の理論を歌った歌などが収録されている。レコードには大阪府茨木いばらき市にある部落解放同盟沢良宜さわらぎ支部の名前が書かれており、製作年は記載されていないが、おそらく1980年前後ではないかと考えられる。

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淡路島5人殺害事件で 鑑定人が法廷でバトル

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去る7月17日、大阪高裁である事件の控訴審の第2回公判が行われた。2015年3月9日に起こった淡路島5人殺害事件の平野達彦被告の裁判である。この事件では、被告人の言動の異常さから精神障害が疑われ、そのためかマスメディアがあまり詳細を報じない状況が続いている。

平野達彦は一審で責任能力ありとして死刑判決を受けたが、控訴審においても異常な言動を繰り返したため、検察も弁護士も必要性を否定したにも関わらず村山浩昭裁判長が職権で再度の精神鑑定を行った。

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学術・研究:部落探訪(141) 神奈川県足柄下郡湯河原町 吉浜千歳ヶ丘

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湯河原町は神奈川県の南西の端にある。そして、ここにも部落があり、戦前の記録では36世帯、雑業が主であった。

神権連の機関紙『人権のとも』には、この部落について詳しく解説されており、湯河原町によって同和地区指定されていたことが記されている。

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「琴浦文書」から見る 同和減免の実情と住民の本音

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以前、鳥取県の琴浦町で同和対策固定資産税減免(同和減免)の対象地域についての町議会議員の質問が、差別事象として町執行部から県人権局に報告されたことをお伝えした。

その結果、町議会が執行部と対立し、県人権局に提出された報告書は撤回され、本論である同和減免についても、その廃止を求める議決が町議会でなされることとなった。

示現舎では、その経過についての非常に詳細な文書を入手した。

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学術・研究:部落探訪(140) 東京都台東区今戸

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今戸と言えば、関東の穢多頭、浅草弾左衛門の居住地として知られ、実際に江戸時代には大規模な穢多村があった。しかし、住民は散り散りになり、スラム化することもなく、戦前には既に部落としては消滅していたと考えられる。

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大阪のポシンタン(犬鍋)が絶滅!?

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コリアタウンのお店の密かな人気メニューであるポシンタン。進んで食べるものというよりは、言わばゲテモノ料理として話のネタか度胸試しのために食べるか、そうでなければ何か特別な効果を期待して薬として頂くという方がほとんどではないだろうか。

先日、大阪を訪れた時、中途半端に時間が余ってしまったので、これから本格化するであろう夏の暑さへの備えとして、ポシンタンでも食べようと今里いまざと駅に降り立った次第である。

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学術・研究:部落探訪(139) 山口県光市浅江 高洲

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光市浅江「高洲」と言えば、山口県では最も有名な部落であると考えられる。もともと砂浜に住宅が密集していたという顕著な立地であったということもあるが、猿回し師の村崎太郎の影響が大きいことは言うまでもないことだろう。

1935年当時は76世帯の部落であったとされる。砂浜であるため普通の農業はできず、雑業や日雇いが主な仕事であった。

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学術・研究:部落探訪(138) 山口県岩国市周東町上久原

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今回訪れたのは、山口県で最大の部落、上久原地区である。1935年の記録では250世帯であり、農業と食肉業があったとされる。

そして、現在でもこの地では食肉業が顕著である。

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全国部落調査事件 第7回弁論準備手続

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7月10日、東京地裁で全国部落調査事件の第7回弁論準備手続がありました。「原告が「被差別部落出身者」であることを証明する公正証書 」 はまた出てきませんでした。次回弁論準備手続は9月11日11:30です。

詳細は昨晩のライブストリーミングの録画を御覧ください。

「貧困者データベース」と「破産者マップ」の関係は?

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今週に入ってから貧困者データベースというサイトが話題となっている。現在はつながらなくなっているが、話題になった当初はデータを削除するためにビットコインでの支払いを要求する内容があった。

サイトには地図も表示されていたことから破産者マップが連想され、関係が取り沙汰されているが、関係性は薄いと考えられる。

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学術・研究:部落探訪(137) 山口県岩国市周東町下久原緑町

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山口県で最大の部落は周東町上久原にあり、「久原」と言えば当然岩国市でも最も有名な部落なのだが、具体的にどこが部落なのかということになると、市民の意識は釈然としない。下久原全体が部落だと思っている人もいた。

しかし、具体的に周東町下久原緑町と答えられる人はいなかった。研究者によれば、江戸時代の文献から緑町に穢多村があったことが分かるが、歴史家でなければ地元の人間でも知る人はほとんどいないだろうということだ。

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アンチ個人情報保護⑩ 紙とネットは違う?

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裁判所が電話帳の掲載情報をネットに載せてはいけないと判断した直接の理由は、大まかに言えば「紙とネットは違う」というものだ。そして、何の法律を根拠にしたのかと言えば、民法709条「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」である。

では「法律上保護される利益」は何かと言えば、憲法13条の「人格権」である。注意していただきたいのは、個人情報保護法は全く争点になっていないことだ。

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学術・研究:部落探訪(136) 広島県広島市西区福島町

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広島県最大の部落は、原爆の爆心地から約2kmの場所にある。1935年の記録では982世帯、5693人という大部落は、原爆で90%の建物が全壊し、住民の10%が即死、60~80%が負傷した。

それでも、地域の産業、文化、コミュニティが完全に破壊されることはなく、部落としての福島町は残り続けた。

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琴浦町議会での議員の質問が「差別事象」として県人権局に報告される(後編)

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そもそも固定資産税の同和対策減免はどのようなもので、何の意義があるのか、その点を説明しておく必要があるだろう。

同和減免とは何かと言うと、端的に言えば、同和対策全盛期はいわゆる「部落民」であれば固定資産税を払わなくてよいということが普通にあった。これは「同和利権」「同和特権」であると考えて差し支えない。払わなくて良いとまではいかなくても半分で良いとか。3割引されるということもあった。

意義はあるのかと言うと、身も蓋もない言い方をしてしまえば、実質的には何の意義もないと考えられる。

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学術・研究:部落探訪 (135)山口県岩国市玖珂町同道・柳井田下

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玖珂町くがちょうの柳井田下、同道には部落があったとされる。1935年当時の戸数はそれぞれ53,12で、生活程度は極端に悪くはなかったようだ。筆者は研究者と共にその地域を探訪した。

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琴浦町議会での議員の質問が「差別事象」として県人権局に報告される(前編)

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地方議会で同和行政に関する議員の質問が部落差別認定されるということは、滋賀県甲賀市や福岡県那珂川町など、過去に何度も起こっているのだが、今度も同様のことが鳥取県琴浦町で起こっている。しかし、今までとは異なり、町執行部側が町議会議員の質問を差別認定したのに対し、議会が反発するという珍しい事態になっている。

実は町が差別認定をしたことには、筆者が関わった裁判のことも関係している。そのことを含め、今回の事態の背景を探った。

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