本サイトで一時期連載していた「ハッカーミミー」の完全版電子書籍を4月15日からアマゾン限定で発売しました。なお、印刷版は少し遅れて早ければ4月20日にお手元に届きます。また、発売記念として抽選で10名様に作者のサイン入り本を差し上げます!
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続きを読む「金が出えへんかったら分かってるんやろな。差別するんか」(2020年5月21日『神戸新聞』より)。今時、これほどステレオタイプなえせ同和行為も珍しい。昨年5月、「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を受けようと公庫職員に対する職務強要の疑いで、自由同和会兵庫県本部の前会長で山崎晃平容疑者、奈良県在住の男性が逮捕された。また山崎はインドネシア投資詐欺でも逮捕されたが、兵庫県警灘署刑事が山崎の同兵庫県本部幹部に捜査情報を漏洩した事件も起きている。「山崎晃平」とは当サイトが2017年から取材してきた大阪府四条畷市のトトロ御殿の家主で自由同和会元四条畷支部・支部長だった人物。その後、自由同和会兵庫県本部会長として活動していた。また「自由民主党兵庫県同和会支部」代表という肩書きも注目すべき点だ。
続きを読む地元研究者からお誘いがあったので、今回から茨城県古河市を探訪する。最初に訪れたのは水海という場所。その名の通り、この辺りは沼や池だったようである。1935年の時点で戸数は3、主な産業は農業、そして白山台という小字。手がかりはこの程度だ。
「フードバンク理事長宅(中川美佐氏、田邊容疑者の親密女性)に敷かれたレンガは市の資材置き場に保管されていたものだ」。数日前、市の建材が田邊関係者宅に転用されたという驚きの証言を得た。同様の疑惑について昨年【深層レポート】三重県津市の闇 相生町自治会長問題(5)でも若干指摘したが、今回の証言によって関係人物や具体的な手口が明らかになった。これまで市幹部、市議、市職員への様々な疑問や疑惑を指摘したが市関係者は全く無傷。だが市の建材を特定市民宅に転用とあっては「問題なし」では済まされない。しかも転用は田邊容疑者の“側近”とされる職員の関与が濃厚。「市も騙された、把握できなかった」ひたすら繰り返される津市の弁明はもはや限界に来ている。
続きを読む茨城県古河市の郷土史愛好家の方からリクエストがあったため、部落探訪・古河市シリーズが始まる。その前に、全国部落調査事件の裁判記録を整理していたら興味深い資料があったことを思い出したので、ご紹介しよう。
2018年8月、古河市の職員が女性にストーカーをしたことで逮捕(後に不起訴処分)された事件があった。この事件の背後には実は同和が絡んでいる。しかも、行政職員が「部落解放愛する会」に虚偽の部落差別告発文を送付して、差別事件をでっち上げようとしたという非常に珍しい事件である。
続きを読む「中川郁子前衆議院議員との路上キス」「詐欺罪の自治会長と同席写真」「秘書がクラスター」。知名度の割に週刊誌報道を賑わす自民党・門博文衆議院議員。比例復活しか当選経験がないものの、「国土交通大臣政務官」という前職は派閥と地元のドン、二階俊博幹事長のご威光の恩恵に違いない。といってもドンの睨みが効くうちに地元で足場固めをしたところだが、本人以上に地元秘書がどうも心許ない。門氏の父は元県議で有力者。このため門氏も本来は地元人脈を持っているはずだが、「信望がない」とみる地元関係者は少なくない。政界、官公庁、地方政界から中国、東南アジアまで幅広い人脈と交流を持つ二階幹事長の側近にしてはスケールが小さいというわけだ。門氏の人脈をたどっていくと面白い!
続きを読む1935年に現在の野田市山崎に44戸の部落があったという記録がある。正確な場所は、「野田市 山崎 隣保館」で検索すればすぐに分かる。野田市山崎2549番地に同和施設である「野田市立島会館」があるからだ。そして、会館の名前から、部落の正確な名前は「島」であることも分かる。現在どうなっているか検証するために現地に行ってみた。
「ごみ箱設置の現場確認が行われ、うちらの間では“テツ(田邊容疑者)の側近 ”と言われた職員が案内していました。前はスリムだったのにストレスのせいか随分肥えていましたよ」(地元住民)。昨日、地元からこんな目撃情報が…。本事件の捜査が続く中、田邊容疑者の親族が委託管理する津市共同浴場「さくらゆ」(相生町192)について妙な話を耳にした。地元アウトロー事情に詳しい人物A氏は「さくらゆに設置された防犯カメラはテツが切りつけられたから設置したんや。警察沙汰にはなってないけどな」と振り返る。まるで任侠映画を連想させるこの一件。自治会の防犯カメラ設置は前葉泰幸市長の公約でもあるが、まさか襲撃を恐れる田邊容疑者に市長が忖度して設置させたのか? さくらゆの“ 仁義なき”防犯カメラの設置について検証した。
続きを読む野田市の最大の部落は谷吉である。戦後間もない頃までは、ここは「谷津」「吉春」という2つの部落で、1954年に合併した。つまり、谷吉は合成名というわけである。1935年の時点で谷津は94戸、吉春は35戸と記録されている。現在は住所表記上は谷津、吉春、谷吉が混在している。
前回は親野井を訪れたが、さらに隣の次木を訪れた。戦前の世帯数は16、1990年代は43戸あったという。親野井とは異なり、農地解放で多くの土地を手に入れたと記録されている。そのため、部落の様相は親野井とは全く違うことが予想された。
「もうちょっと声大きいしてってお願いしたのに。もう一度やり直し!」。3月15日、津市百条委員会の調査対象は共同浴場委託管理、相生町公園修繕工事の分割発注など。同公園トイレ修繕に関する青山昇武委員の追及に声を落とす参考人へ八太正年委員長が再三、注意する。相生町公園公衆トイレ修繕の分割発注は「意図的」と市側が認めたシーンはこの日のクライマックス。引き出した青山委員の手腕はお見事、と言いたいところではある。しかし本委員会でトイレ修繕の問題点は完全に解明されたわけではない。実は疑惑の核心部分に到達していなかった。それどころか同工事の関係書類は「詐欺」の可能性すらある。僭越だが八太委員長風に「3・15百条委員会はやり直し!」と言っておこう。
続きを読む「ついに本命か!」「今ごろ?」津市民の様々な声が寄せられる。町内のごみ箱設置補助金を詐取した疑いで三重県警は田邊哲司容疑者を再逮捕する方針だと各紙が報じた。田邊容疑者はすでに掲示板設置補助金詐欺の疑いで逮捕されたが16日に起訴され、さらには再逮捕が確実視されている。もともと本サイトに相生町問題が告発された際は「環境パトロール」と「ごみ箱設置」が主であった。ごみ箱設置問題については過去記事で杜撰な見積書、納入業者はペーパーカンパニー、また別会社の社員などを指摘。明確な不正行為に見えたが、長らく放置されてきたことが不思議でならない。またごみ箱を納入していた業者は田邊容疑者の同級生。同容疑者の身近な人間関係が関与していたのである。
続きを読む野田市親野井の部落は「親ノ井」とも表記され、寛永17年に江戸川を挟んで埼玉県川にある西親野井から河川改修に伴っての移住者により始まったと伝わる。最初の移住者は田中彦七であり、その子孫が増えたが伝染病のためほとんどの住民が死亡し、竹沢源太と称するものだけが生存し、その後また子孫が増えていったという。
1935年の記録では20戸、1990年代は57戸であったという。隣の次木と隣接しており、まとめて1つの部落のように見られることもあるが、実際は2つの部落の様相はかなり異なっている。
2021年3月18日 13:30 に東京地裁で全国部落調査事件の最後の弁論が行われます。当日の16:00にYoutubeにてオンラインで被告(示現舎)側の会見を行います。チャットでリアルタイムでの質疑応答を受け付ける他、答えて欲しい質問を事前に本サイトの問い合わせフォームかFAXで送っていただいても構いません。
どなたでも自由にご覧いただけます。また、録画を後で見ることもできます。
続きを読む韓国ウォッチャーであれば、「ラムザイヤー論文」が今、熱い話題となっていることはよくご存知だろう。米国ハーバード大学法科大学院のマーク・ラムザイヤー教授が昨年8月に発表した「太平洋戦争における性の契約」という論文は、端的に言えばいわゆる「従軍慰安婦」というのは当時ありふれていた「売春婦」と変わらないという内容であり、韓国からは大きな反発を招いている一方、日本国内からは同調する声が上がっている。
しかし、ラムザイヤー教授の挑戦的な論文はそれだけではない。実はラムザイヤー教授は日本の部落問題についても、「同和事業が部落に組織犯罪を引き寄せた」「部落民のアイデンティティは水平社運動後に作られたもの」という趣旨の論文を発表している。
続きを読む「ゴジラは皇居を避けて通る」。特撮マニアからしばし論考の対象にされるこの現象。通常、菊(皇室)タブーとされる。対して「マスコミは同和を避けて報じる」いわゆる“部落タブー ”は同和不祥事報道の常識だ。部落マニアならずともよく知るところだろう。奇しくも津市相生町自治会長事件でも「逮捕が免罪符」とばかりに報道が過熱するものだが、やはり同和の「ど」の字も触れていない。これぞマスコミ鉄の掟。一方、先月は和歌山市で給付金詐欺事件が起きたが、やはり部落タブーが作用したようだ。逮捕された同市内リフォーム業の北橋雅也容疑者は自由同和会和歌山県本部の代表だった。報道では各社、自由同和会(保守系、自民系の同和団体)の役員という肩書には触れていない。だがこの経歴を報じることで政治、社会背景、様々な事象が見えてくるはずだが――。
続きを読む3月1日のエントリー逮捕直前!増田容疑者を 直撃していた!にて逮捕直前の増田宏和容疑者のやり取りを紹介した。前回は増田容疑者の“荒ぶる ”様子をお伝えしたが、実はあの直後にもう一度やり取りがあったのだ。冷静になった増田容疑者から自身に向けられた疑惑に納得できない心境を感じた。そんな折、前回記事を読んだという地元業者から擁護の声が複数、寄せられた。話を聞けば共謀といっても増田容疑者も厳しい立場に置かれていたことが伝わってくる。
続きを読む読者からのリクエストで、千葉県の関宿を訪れた。ここは千葉県の北西の端っこであり、利根川と江戸川に挟まれている。関宿には3箇所の部落があり、今回はその1つである西町である。昭和初期の記録では56戸、農業と商業をやっていたようだ。
多頭飼いに死骸…愛犬家たちの阿鼻叫喚が聞こえてきそうだ。岐阜県養老町で2月24日、不衛生な環境で犬を多頭飼いしていた大橋芳美容疑者(68)が動物愛護法違反で逮捕された。家屋周辺からは犬の死骸も見つかっておりまさしく地獄絵図。この人物、調べてみると地元では名うての要注意人物で通っていた。しかも「大橋芳美出版有限会社」を掲げ出版活動にも関わった痕跡があり一層、厄介な隣人の臭いが漂ってくる。現地に行ってみると想像以上の壮絶な事実が待っていた。
続きを読む津市相生町自治会長・田邊哲司容疑者と共謀して補助金詐取の容疑で逮捕された増田塗装の増田宏和容疑者は過去記事、前葉津市長は 田邊対応を 市幹部に指示の中で掲示板設置についてコメントを取った。また百条委員会で再び自治会掲示板等がクローズアップされる中で2月4日、増田容疑者に再度直撃。当時は自治会問題について「無関係」を強調したがしかし――。逮捕直前の増田容疑者の様子を相槌や間投詞以外はそのままでお伝えする。「電話をかけてくるな」と激高するがその割に長く応対してくれたのが印象的だった。。
続きを読む2月24日、津市相生町自治会長・田邊容疑者らが逮捕されたが、市役所内部の問題は引き続き百条委員会で追及される。過去の百条委では田邊容疑者と市幹部の金銭授受が指摘された。
その後、荒木忠徳総務部長、南勇二文化振興担当理事らが田邊容疑者から誕生日プレゼントとして高級ブランド品を贈られたと弊社に複数の告発があった。中でも南理事には高級腕時計「 GaGa MILANO」をプレゼントという。次回3月8日の百条委で同理事と盆野副市長は証人尋問の予定だが「誕生日プレゼント」についても検証されるのか注目すべきだろう。
続きを読む「田邊さんが最近、荷物を運び出している」市の告発状受理以来、こんな話が持ち込まれた矢先、本日早朝、補助金詐取の疑いで津市相生町自治会長・田邊哲司容疑者、塗装業・増田宏和容疑者が逮捕された。容疑は2014~2020年、二人が共謀し自治会掲示板を市職員に設置させたにも関わらず増田容疑者が経営する増田塗装に発注したかのように装い補助金を詐取していたというもの。告発状の不受理、後手に回る津市の対応と問題発覚からしばらく経つが一応の区切りを迎える。しかし市民、関係者からは「環境パトロールはどうした?」「掲示板どころじゃないやろ」「市幹部も同罪や」と不満が漏れてくる。
続きを読む「こうなることは目に見えていた」「時間の問題だった」。徒労感に満ちた声が漏れ伝わってくる。「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」(愛知100万人リコールの会)が昨年6月に結成され、リコールに必要な約86万筆を集めるため署名運動が始まった。結局、目標数に全く及ばず、昨年から署名に問題があるとの指摘も。さらに事務局幹部らが広告代理店に依頼し、複数のアルバイトによる署名書き写しという不正疑惑まで報じられた。弊社も愛知トリエンナーレ、リコールの会について報じた経緯から様々な情報が寄せられている。情報をたどるとリコールの会内部の闇が浮かび上がり、しかも署名の雑さときたら目も当てられない―――。
続きを読む中国地方には穢多村の他に「茶筅」という雑種賎民が住んでいた村が多数あった。茶筅という名前の由来は文字通り茶筅をはじめとする竹細工を作っていたことに由来するという説が有力だが、穢多に比べてさらにその実態は分かっていない。
山口県にも茶筅村があり、それらは瀬戸内の海岸沿いや島にも分布している。なおかつ、それらの多くは同和事業の対象になっていないようである。
東大阪市荒本の中心部に、サビと黒ずみにまみれた古いビルがある。これは東大阪市立荒本会館であり、1969年に建設された、れっきとした市の施設である。しかし、ここは事実上「部落解放同盟全国連合会荒本支部」(全国連荒本支部)の拠点となってきた。
しかし、昨年、全国連荒本支部がついに荒本会館を退去し、代わりに改良住宅に入居したようだとの情報が寄せられた。
続きを読む津市・前葉泰幸市長は10日、ゴミ箱、掲示板設置補助金の詐欺容疑で相生町自治会、田邊会長を刑事告訴(5日付)したと発表した。相生町自治会をめぐっては昨年、数々の問題が発覚したが真相究明は進展せず。後手に回った市役所や警察の対応に不満を募らす市関係者、市民の声が少なからず弊社にも寄せられた。自治体、そして警察すら二の足を踏む。その理由は「同和絡み」という以外ありえない。相生町自治会長問題事態の出発点、「S氏市製糾弾会」はいわゆる“同和タブー ”を背景としたものだった。市役所、議会、マスコミも「同和行政」について言及しないが、この検証をなくして「反省」も「信頼回復」もありえない。
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