今回訪れた部落は1934年の記録では18戸。場所は現在の伊勢原市板戸にあり、大塚戸という名前で記録されている。大塚戸は現在も公園の名前として残っている。

あれ、「野党連合」はどうなった? 2月2日に投開票を迎える京都市長選は現職候補の門川大作氏に自公、立民、国民、社民が“全部乗り ”。これに共産党、れいわ新選組が推薦する弁護士の福山和人氏、同和事業批判で知られる元市議の村山祥栄氏が追う展開だ。今月開催された第28回党大会でも「野党連合政権で国民に希望」と高らかに宣言したが共産党の“ ホームタウン”京都では連合どころか根深い対立を露呈してしまった。
続きを読む特定の地名を出されて、そこが部落と言われても、その地名が実際の部落の場所とそのまま一致することはむしろ少ない。今回訪れた鳥飼野々の部落も、日頃から部落を研究していなければ、その正確の場所を特定することはできないだろう。
「部数減」「新聞離れ」「押し紙」--花形職業から斜陽産業に陥った新聞社。言論機関としても影響力を失い、また新聞由来のスクープは皆無に等しい。『週刊文春』『週刊新潮』の後追い記事に終始している。だがこの通りの厳しい状況下で良くも悪くも「存在感」を放っているのが「東京新聞」だ。官房長官会見で執拗に質問を繰り返す同社社会部・望月衣塑子記者、安全保障問題で反戦集会講師の常連になった半田滋論説兼編集委員、北朝鮮に詳しい五味洋治編集委員など個性派が揃う。編集方針も反体制、反アベ、脱原発、親中・親韓を鮮明に打ち出し朝日・毎日を超え左派市民のバイブル紙と化した。その特徴は「市民(左の)に寄り添う」といったところだろうか。しかしそれは新聞社・新聞記者の格式と質の向上を意味しない。むしろ同紙を待つのは反体制の旗手どころか「蹉跌」かもしれない。
続きを読む個人情報保護法、あるいは個人情報保護制度という枠組み全般が、非常に出来が悪いものである。多くの曖昧さ、矛盾、非現実性を含んでいる。なぜそうなってしまうのか。
その原因の1つは、「何が個人情報か」ということが曖昧であることだ。個人情報という概念がもとより曖昧な上、社会情勢や技術の進歩によって概念が変わってしまうのである。
続きを読む昭電疑獄、造船疑獄・・日本史でもお馴染みの重大事件。戦後史を彩る政界汚職事件には「疑獄」とついたもの。IR事業への参入を狙った中国企業から賄賂を受け取ったとして逮捕された自民党衆議院議員、秋元司容疑者らに対して「カジノ疑獄」との声が。しかし悲しいかな疑獄とつくほど「大物」でもなければ「スケール」も感じない。そんな最中の今月14日、別途の賄賂を受け取っていたとして東京地検特捜部は秋元容疑者を再逮捕した。これに過去分を合算すると総額約700万円に達する。だんだん「疑獄」と称するに相応しくなってきたか!?
続きを読むいわゆる放送禁止歌の代表格として有名な「竹田の子守唄」。放送禁止とされた理由が部落絡みだということはよく知られているが、その部落が具体的にどこにあるのかは意外と知られていない。はっきり言ってしまうと、それは京都市の「改進地区」のことである。地名で言えば伏見区の竹田狩賀町と深草加賀屋敷町にまたがっている
2016年に衆議院内閣委員長として「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」(IR法)を強行採決させた秋元司衆議院議員がIR参入を狙う中国企業からの収賄容疑で逮捕。また日本維新の会・下地幹郎衆議院議員も中国企業から現金を受け取っていた。他にも中国企業との接触が報じられた国会議員が浮上し、巷では「カジノ疑獄」との声も挙がっている。正直、IRをめぐってはロクな話がない!というのが普通の感覚だろう。本当にこのままで大丈夫?
続きを読む竹田の子守唄には「久世の大根飯、吉祥の菜飯」という歌詞がある。今回訪れたのはその吉祥に当たる部落である。とは言っても、吉祥院全体が部落というわけではない。 1935年の記録では吉祥院に菅原という名前の97戸の部落があった。
和歌山市の同和事業下で結成された「芦原地区特別対策協議会(金井克諭暉会長、略称=芦対協)」と同市の歪んだ関係は昨年から本誌、また一般メディアでも報じられてきた。それでは一体、 芦対協は和歌山市に対して何を要求してきたのか興味深いところ。そこで市に対して公文書開示請求をしたところいわば“同特法全盛期 ”のような要求が芦対協から出されていた。
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