月別アーカイブ: 2016年6月

部落探訪(9)滋賀県近江八幡市末広町

By 鳥取ループ

江戸時代は「久保くぼ村」、明治期は「南村」あるいは「南野みなみの村」そして、1958年に「末広町」と名前を変えたこの部落は、1000世帯に迫る規模の滋賀県でも最大の部落である。そして、おそらく読者が部落に持つイメージの全てが盛り込まれた部落でもある。

近江八幡市は既に同和行政を終わらせた自治体である。隣保館や集会所は取り壊されるか他の施設に転用され、改良住宅は払い下げが進められている。そこで、まず注目すべきはニコイチ住宅の「つなぎ目」である。

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藤原紀香初出演幻の『ビッグタウン ふたりの朝』

三品純 By 三品純

あの藤原紀香の初出演作品が同和問題の啓発映画? マニアの間で囁かれる超レア作品『ビッグタウン ふたりの朝』(1993年)だ。事実上“お蔵入り状態”にあった本作を全国部落解放協議会(全国協)は、独自に発掘。そこで6月5日、全国協の学習会として同作の上映会を東京都中野区内で開催した。

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「同性愛は異常動物」発言の鶴指市議の自宅前に警察が張り込んでいた理由

By 鳥取ループ

昨今のホットなテーマに「LGBT」がある。レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの頭文字をとったもので、自民党も「性的指向・性同一性の多様性に関する理解増進法案」の提出を目指しているところである。

そのような中で、「同性愛者に対する差別が根深い理由」として未だに引き合いに出されるのが、神奈川県海老名市の鶴指つるさし眞澄ますみ市議の昨年11月29日のツイッターでの以下の発言である。

最近のマスコミの報道は倫理観に欠けている、何でも珍しいいことがあれば良いネタのようにして報道する、報道したことでその人物はなおさら優越感が出るのだ、一例が同性愛とやらだ!生物の根底を変える異常動物だということをしっかり考えろ!マスコミで取上げる影響を考えろ!まじめ人間が馬鹿を見る

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北海道アイヌ探訪記(17)阿部ユポ氏

三品純 By 三品純

アイヌには創価学会員が多い!?

いよいよアイヌ取材も佳境だ。残るは、北海道アイヌ協会の指導者的存在、札幌アイヌ協会・阿部あべユポ会長への取材である。そういってはなんだが有意義な取材ばかりでもなかった。例えば「アイヌとは何か?」そして「何をもってアイヌ民族」とするか? という問いかけをしても自分の名刺の裏に家系図を記し、それをもってアイヌを名乗る人もいた。アイヌ問題の研究員に質問をぶつけると「まだ研究中」という人もいた。

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全国部落調査は「私生活についての重大な秘密」?

By 鳥取ループ

6月1日に部落解放同盟側から全国部落調査事件の訴訟記録の一部の閲覧制限が申し立てられ、本日決定書が届きました。当事者目録が晒されないように、そちらの閲覧を制限したのかと思ったら、内容は再び斜め上でした。

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