
学術・研究:部落探訪(98) 滋賀県彦根市里根町
『滋賀の部落』には里根、彦根、長曽根を合わせて「三根」というと書かれている。彦根は言うまでもなく有名な城下町であるが、里根、長曽根という地名も彦根市内に残っている。 彦根城は江戸時代初期に井伊直勝によって建設されたのだが […]
『滋賀の部落』には里根、彦根、長曽根を合わせて「三根」というと書かれている。彦根は言うまでもなく有名な城下町であるが、里根、長曽根という地名も彦根市内に残っている。 彦根城は江戸時代初期に井伊直勝によって建設されたのだが […]
全国部落調査には多数の未指定地区が掲載されている。いや、未指定と言うよりも、既に「解放」されていると考えられる部落も多い。もし部落差別を解消したいというのであれば、差別が解消された部落こそ研究され、手本とされるべきだが、 […]
「〇〇(地名)は部落だ」というと、〇〇全体が部落というわけではなくて、ごく一部ということもあるし、逆に〇〇だけではなくいくつかの周辺地域も含めて部落ということはよくある。 今回訪れた甲田町(こうたちょう)は前者のケースで […]
個人情報保護委員会は特高警察!? アンチ個人情報保護法 シリーズ記事 改正法で最も影響が大きい変更として知られているのが、いわゆる「5000件要件」の撤廃である。これからは、個人情報が1件だろうと「個人情報取扱事業者」に […]
全国各地で「ゴミ屋敷」が出現して地域住民、自治体を悩ませている。「ゴミ屋敷」と言っても正式な定義はない。一般的には廃家電、くず鉄、廃材、古家具、家庭ゴミなどを溜め込んだ家屋というイメージだろうか。もちろん不快感は言うに及 […]
静岡県内でも、静岡市から東の部落の場所は非常に分かりにくい。なぜなら、同和地区指定がされていないからである。 今回訪れた入江栄町(いりえさかえちょう)も部落ファンのアドバイスにより、やっと特定することができた。
琵琶湖線(東海道本線)からは、レトロなニコイチが立ち並んだ風景がいくつか見られるが、それらは全て同和地区である。今回訪れた広野町も、それらのうちの1つだ。 1931年当時の戸数は288という大きな部落である。主な産業は農 […]
朝鮮高校の無償化訴訟は異常な学校運営が浮き彫りになる。権利闘争のための裁判がむしろ都合の悪い情報まで露呈する。ところが無償化適用を訴える議員、行政関係者は少なくなく「正常な運営」を訴える。だが本当にそう考えているとすれば […]
神奈川県で同和地区が設定されていたのは秦野市、厚木市、横須賀市、伊勢原市、小田原市、湯河原町、山北町、そして今回訪れた大磯町である。大磯町の部落はほぼ町の中心部にあり、裡道(りどう)と呼ばれる。1934年の記録では31戸 […]
先日、朝鮮学校が高校無償化の対象にならないのは適法とする大阪高裁判決を報じた。本誌は、裁判内容を検証してみたが興味深い事実が判明するとともにやはり「朝鮮学校」という存在の異様さが浮き彫りになる。裁判では今や“市民団体の星 […]
今回も、八鹿高校事件にゆかりのある部落の探訪で、これで3箇所目となるが、部落は文字通り三者三様だ。この下網場(しもなんば)部落でも解放同盟支部が組織され、事件で逮捕者を出した。 1935年の記録では103戸、521名と、 […]
平塚と言えば湘南。湘南と言えば海と砂浜、サーフィンをする若者といったところだが、平塚市には部落もある。1934年当時の世帯数は34、人口は155であったとされる。
部落解放同盟岐阜県連前執行委員長の石井輝男(故人)による同和ビジネス、そして不可解な団体運営とその子、涼也らによる殺人未遂事件を描いた『同和の会長』(小社刊)を覚えておいでだろうか。石井輝男は県内の自治体から公共事業を担 […]
既に報道されている通り、9月27日、大阪高裁は国が朝鮮学校をいわゆる高校無償化の対象としなかったことについて、適法との判決をした。一審で大阪地裁は国に対して朝鮮学校を高校無償化の対象とするように義務付ける判断をしたが、そ […]