月別アーカイブ: 2019年9月

関西生コン幹部“獄中 ”からの手紙

三品純 By 三品純

関西生コン(連帯)役員の再逮捕が続いている! 今月4日、京都市内の生コン業者から「解決金」の名目で1億5千万円を脅し取ったとして武建一被告、湯川裕司被告が恐喝容疑で再逮捕された。これまでのべ85人(54人)が逮捕されてきたが、逮捕者数を整理するのも面倒になってきた。その一方、拘留期間が長期化し連帯、支援者の間で反発が強まっている。そんな中、弊誌は現在、拘束中の連帯幹部、西山直洋被告の肉筆メッセージを入手した。
その文面を見ると―――。

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学術・研究:部落探訪(148) 新潟県新発田市住吉町“三昧”

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今回は新発田しばた市の代表的な部落で、三昧さんまいと呼ばれた地域を訪れた。1928年の記録では18戸の部落とされる。ここは新潟県内でも珍しく、隣保館と教育集会所がセットで存在している。

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「猫の真実」天使と悪魔の間に

三品純 By 三品純

「ネコノミクス」と言われて久しい。毎年2月22日は「ニャンニャンニャン」と読めることにちなみ「猫の日」になった。猫をキャラクターにしたテレビCMも多数。NHK『岩合光昭の世界ネコ歩き』など猫を扱うテレビ番組、関連書籍も人気だ。また普通、一般メディアとネットでの「人気」には乖離がある場合がある(例えば韓流ブーム)。ところが猫人気は本物だ。SNS上では猫の動画、写真が投稿されると大量にシェアされ殺伐としたネット上での猫はオアシスになっている。まさに猫は天使だ。ところが無数にいる愛猫家の批判や怒りを恐れず言おう。猫は「病原体の主」「希少動物の捕食者」「生態系の破壊者」という悪魔の顔も持っている。もしアナタが本当に愛猫家というならば、この負の部分と向き合わなければ猫との共存は難しい。

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学術・研究:部落探訪(147) 新潟県上越市北本町4丁目

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上越市北本町4丁目は、かつて「西村町」という名前であり、1928年の記録では103戸の部落であった。主な産業は日雇いや革細工であったとされる。

2014年に上越市が高田開府400年を記念して作成した冊子の古地図に「西邑町」の名前があったことがなぜか問題とされ、部落問題についての解説を付けて冊子が再配布されたことから、再び部落であることが注目されるようになった地域でもある。

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ニッポンの「上級国民」~東京都世田谷区・大場家①~

三品純 By 三品純

今年4月、豊島区東池袋で旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88歳)が運転する自動車が暴走。母親と3歳の女児が死亡した他、多数の重軽傷者を出した。この悲惨な事故はまだ記憶に新しい。通常、死傷事故は運転手が過失致死傷などの疑いで逮捕されることが多い。ところが飯塚氏は逮捕されなかった他、メディアの呼称も敬称や肩書きだ。飯塚が官僚で叙勲歴もあったことから何らかの「配慮」「忖度」が働いていたとの憶測が飛び交った。そして誰ともなく言い出した。「飯塚は上級国民だ」と。飯塚が上級国民なのかはさておいて、この国には政治力・行政への影響力・実業・資産・ネームバリュー、全て備えた一族が存在する。そして今回、紹介するのが東京世田谷区の大場家だ。

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学術・研究:部落探訪(146) 新潟県上越市板倉区針・関根

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『部落問題・水平運動資料集成』 の第2巻357ページに次の記述がある。

昭和三年十一月中旬、中頸城郡板倉区大字針部落に於ては字民一七五戸共同して株式(一株十円三百五十株)組織の共同浴場を新設し、同月二十三日株主総会に於て同字内特殊部落民十戸、五十五人に対し毎日午後十時以後にあらざれば入浴せしめざる決議を為しかつ之を通告したるより、同部落代表者橋沢喜四郎等寄々協議を為し部落民の入浴時間を殊更制限するが如きは差別待遇を為すも甚だしとなし抗議を申込み、紛争を醸成したるも管内には水平社団体等なく、其他の団体の介在応援等なきため争議拡大せず其間同年一二月新井警察署長に於て共同浴場側役員を承知し懇論の結果、決議及通告を撤回しここに円満解決を見るに至り、目下は特殊部落民も同一時間に入浴し居る実況なり。

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