【相生町 自治会長問題】業者への 不当要求捜査は 津市の 延命になる!

カテゴリー: 津市相生町自治会長事件 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 三品純

津市相生町自治会長問題の進展がない。本来ならばゴミ箱設置の不正請求、会計だけでも“詰み ”のはずが「調査中」で停滞。刑事告訴するに十分のはずだが――。対して公共事業に伴う不当要求行為の捜査は水面下で進んでいるという。特に最も被害があったとされるS社をめぐって18日、関係人物が取り調べを受けたとの情報も囁かれた。もちろん不当要求自体は摘発されるべきだがこの場合、「市が逃げ切りになる」との懸念も見逃せない。

公共事業の20%が自治会長の懐?

18日の定例会見で刑事告訴の可能性も示唆した前葉泰幸市長。と言っても「検討する」というだけの話。議会で市幹部は「調査中」を強調しており、明らかに対応は後手。このため「三重県警では話にならないから愛知県警に告発文を持ち込む」とまで言う関係者も。また一部市議に刑事告訴を求められた前葉市長は「個人の問題だから(難しい)」と意図不明の釈明をしたという。

市への不信感が募るのはもちろん警察に対しても「市長と市役所に忖度している」との不満も根強い。

ただ先述通り、警察も放置というわけではない。中でも冒頭のS社関連の捜査は継続してきた。なにしろ田邊会長の公共事業の妨害と不当要求においてS社の名を挙げた取材相手は少なくない。S社の被害の一部を紹介しよう。

相生町と大井町の道路工事4000万円の公共事業をS社が入札。このうち20%(800万円)を協力金として相生町自治会に支払いを求められた。しかし工事開始の前に、大井町側が「相生町(田邊が絡む)との工事は断る」と拒否。このため総工事費が2000万円に下がった。

このためS社側は当初の半分(400万円)にしてほしいと要請するも、「すでに契約したもの」として800万円支払わざるをえなかった。このような金銭を要求するのは明らかに不当行為。また津市の監督、指導にも問題がある。

警察もたびたびS社に被害届を出すよう説得を試みたというが、泣き寝入りが続いてきた。

警察、検察とも被害届は不受理

S社問題を始め業者への不当要求の摘発を望む声は強い。しかし市政関係者にはこんな見方もある。

「業者への不当要求だけでは不十分。環境パトロールやゴミ箱設置も捜査されるべきだ」

ゴミ箱設置に関わる申請書類は明らかに「偽造」「不正請求」としか思えないが市側が刑事告訴しない限り警察は動けない。

「一部の議員や関係者で警察に相談したが被害届は不受理。そこで検察に行ったところやはり受理は難しい、と。しかし参考資料として検察の“ 預かり”ということになったのです」(市政関係者)

どう考えても本件は“ 詰み”の状態。にも関わらず警察と検察のこの対応は何らかの力が働いていると見る他ない。もっとも市長が刑事告訴に踏み切ればいいだけの話。だがそれは市役所にも大ダメージだ。特に前葉市長が消極的なのはこんな事情も。

「市長の再選、そして三重県知事選も視野に入れているから市の責任問題は回避したいところでしょう」(前同)

という思惑も透けて見える。宮城県副知事職を経て2005年、後継指名を受けながらも同県知事選に落選した前葉市長。宮城県出身ジャーナリストに政治事情を聞くと

「宮城の政界、財界、行政は仙台一高、二高、旧宮城県第二女子高等学校出身者で占められます。前葉さんがもし一高、二高出身なら県知事選も結果が変わったかもしれませんね。三重県知事選なら地元なんだし捲土重来の思いも強いのじゃないですか」

とさもありなんという話だ。

市側が刑事告訴に踏み切れないのもこんな事情があるかもしれない。しかし不当要求行為だけでは田邊会長への責任転嫁で終わってしまう。津市の決断が求められるところだ。

津地方法務局前の標語。白々しく見える。

三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【相生町 自治会長問題】業者への 不当要求捜査は 津市の 延命になる!」への2件のフィードバック

  1. 前葉は相生近くの出身

    地元メディアの扱いが軽い。またはスルー。
    市民も関心がない、というか、よくわかってない。
    広く正確に知らせる手段はないものか…。
    前葉は再選したいのならなおのこと襟を正せ。田邊に公民館の演説を許可してもらった恩など安濃川に捨てて告訴しろ。
    でないと、市民の多くはあなたに投票はしません。
    いま、立ち上がり、膿を出し切った方がカッコいいのに、それがわかってない権力者は愚かかつ憐れ。

    返信

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