5月26日の配信記事「田邊&津市 が エセ同和行為で 工事妨害していた!」の中で南勇二元人権担当理事、田邊被告らと市内業者の話し合いの音声を一部公開した。記事中はS社としたが、同社は坂倉水道(津市中河原)のことだ。坂倉水道社長が相生町に対して差別発言をしたというのが役所と田邊被告の主張。しかしそれは単なるワナだ! 本稿では詳細は後の記事に委ねるとして音声の核心部部について解説していく。
津市役所が田邊被告にICレコーダーを貸し出す
音声は2016年(平成28年)9月26、27日両日に津市役所内で行われた津市職員、田邊被告、坂倉水道の話し合いの記録だ。これまで当サイトはS社として紹介してきた市内の業者である。提供者は明かせないがすでに複数の報道関係者の手に渡っている。
津市の人権担当理事とは実質、同和地区対策の部署とは過去にも指摘した。当時、同理事だった南勇二氏が話を切り出している。細部についてはまた追って説明していくがとりあえず概要はこの通り。
まず第1のポイント。相生町の工事に不審な点があると外部から指摘を受けた坂倉水道が「もう相生町の仕事はしない」と方針を固めたところ、なぜかそのことを「部落差別」として田邊被告が市役所に報告。また同時に、水道工事をめぐり田邊被告から指摘が入ったため話し合いには水道局職員も同席した。
相生町の工事は同町内の業者ですら敬遠したという証言もあり、それはもちろん田邊被告の存在が大きい。だから相生町が同和地区だから工事を避けるのではなく単純に「面倒臭いから」というのが坂倉水道の本音だが、それを南氏は「差別」と認定した。もちろん坂倉水道が反論できない立場を知ってのことだろう。
だから相生町への差別云々は坂倉水道に圧力をかける口実に過ぎないことが音声から伝わると考える。
第2のポイント。なぜこんな音源が残っているのだろう。不思議に思う人も多いだろう。これは田邊被告が市役所のICレコーダーを借りて録音したのだ。もし坂倉水道との間でまたトラブルがあった際、「お前あの時、こういっただろう」と念押しをするための音源。それを市が貸し出すということの異様さは分かってもらえるだろうか。しかしこの音声は明らかに田邊被告にも市側にも不利な音源だ。己が恫喝の材料に記録した音声がまさかこうした形で公開されるというのは皮肉なものである。
第3のポイント。話は中盤から南氏らが中座し、田邊被告と坂倉水道とのやり取りになっている。しかしそれ以降、差別発言の話題は全く出てこない。田邊被告は当初、「部落差別だ」「子供の頃から差別された」という話をしていたが、それほど傷ついたならば坂倉水道と直接話し合えばいいはず。しかしそんな話は一言も出ない。つまり相生町への差別云々は明らかなこじつけだ。また同様の手口で工事を妨害された業者は他にも存在することを付け加えておく。
第4のポイント。前葉市長は田邊被告との関係を否定しているが1時間24分頃から前葉市長との関係が語られている。また次いで青木謙順三重県議、田矢修介津市議の名も出されるのも興味深い。
第5のポイント。市役所職員が退出し、田邊ー坂倉水道との話し合いになると田邊被告は多少、声が温和になった。この点も注目して聞いてほしい。つまり市職員がいる時は語気を強め職員にも恐怖感を与えることで今後の影響力を強める。もちろんその様子を見た坂倉水道がプレッシャーを感じたのは言うまでもない。
とにかく論より証拠。長い音声だが聞いてもらいたい。なおここに同席した職員は南氏以外、定年を待たずに退職したという。いかに壮絶な現場であったのかよく分かるだろう。
信念を連発しているあたり、田邊の心情的に正義感でやっている節がありますね。
金の出どころより使い方に拘りたいという発言はそれなりに本音なのかもしれません。
いわば任侠のような。正義感が免罪符になると歯止めが利かなくなるのはよくあることです。
同和が絡むので、だれも怖くて否定する人がおらず、自分でも良いことをやっていると勘違いしたのかも知れません。
なんじゃこりゃ。
南を逮捕しろ。あくどい。
市長はこれを聞いてどう思うのか。