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三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

津田大介・あいちトリエンナーレに「愛」も「知」もなかった②

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日韓関係、内閣改造、福島原発の処理水受け入れ…トピックスになる話題が日々、生まれ消費されていく。なにしろメディアも活動家もネット住民も移り気だ。そこをいくとこの夏、最大級の騒動となった「あいちトリエンナーレ」ももれなく関心が薄れつつある。中止が相次ぎあいトリ会場は秋風どころか木枯しが吹くかのよう。しかし「表現の不自由展」実行委員会と支援者たちの夏は終わらない。その怒りと情熱は太陽のように燃えたぎっている。

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関西生コン幹部“獄中 ”からの手紙

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関西生コン(連帯)役員の再逮捕が続いている! 今月4日、京都市内の生コン業者から「解決金」の名目で1億5千万円を脅し取ったとして武建一被告、湯川裕司被告が恐喝容疑で再逮捕された。これまでのべ85人(54人)が逮捕されてきたが、逮捕者数を整理するのも面倒になってきた。その一方、拘留期間が長期化し連帯、支援者の間で反発が強まっている。そんな中、弊誌は現在、拘束中の連帯幹部、西山直洋被告の肉筆メッセージを入手した。
その文面を見ると―――。

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「猫の真実」天使と悪魔の間に

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「ネコノミクス」と言われて久しい。毎年2月22日は「ニャンニャンニャン」と読めることにちなみ「猫の日」になった。猫をキャラクターにしたテレビCMも多数。NHK『岩合光昭の世界ネコ歩き』など猫を扱うテレビ番組、関連書籍も人気だ。また普通、一般メディアとネットでの「人気」には乖離がある場合がある(例えば韓流ブーム)。ところが猫人気は本物だ。SNS上では猫の動画、写真が投稿されると大量にシェアされ殺伐としたネット上での猫はオアシスになっている。まさに猫は天使だ。ところが無数にいる愛猫家の批判や怒りを恐れず言おう。猫は「病原体の主」「希少動物の捕食者」「生態系の破壊者」という悪魔の顔も持っている。もしアナタが本当に愛猫家というならば、この負の部分と向き合わなければ猫との共存は難しい。

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ニッポンの「上級国民」~東京都世田谷区・大場家①~

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今年4月、豊島区東池袋で旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88歳)が運転する自動車が暴走。母親と3歳の女児が死亡した他、多数の重軽傷者を出した。この悲惨な事故はまだ記憶に新しい。通常、死傷事故は運転手が過失致死傷などの疑いで逮捕されることが多い。ところが飯塚氏は逮捕されなかった他、メディアの呼称も敬称や肩書きだ。飯塚が官僚で叙勲歴もあったことから何らかの「配慮」「忖度」が働いていたとの憶測が飛び交った。そして誰ともなく言い出した。「飯塚は上級国民だ」と。飯塚が上級国民なのかはさておいて、この国には政治力・行政への影響力・実業・資産・ネームバリュー、全て備えた一族が存在する。そして今回、紹介するのが東京世田谷区の大場家だ。

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津田大介・あいちトリエンナーレに「愛」も「知」もなかった①

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活動家、行政まで巻き込んだ壮大な炎上芸術の様相を呈したあいちトリエンナーレの表現の不自由展中止問題。総責任者にして火付け役の津田大介監督による中止に至る説明は整合性が取れていない上に、津田は「異論と向き合う」「分断を防ぐ」という割にただの一度の議論や対話を試みていない。一般紙やSNSを使った弁明ばかりだ。また津田の擁護派や左派活動家も声高に表現の自由を叫ぶが、その反面、自身の嫌悪する政治家や文化人の講演会やイベントには「中止せよ」と息巻く。しかし実はこの問題、表現の自由などという高尚な話ではなく単なるメディアや行政の怠慢と左翼活動の独善に過ぎないのだ。

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関西生コンは 一筋縄ではない事情

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先日、関西生コン(連帯)と週刊実話(日本ジャーナル出版)& 一ノ宮美成との裁判をお伝えしたが、平成26年に連帯は宝島社&一ノ宮氏を訴えていた。読者からの指摘もあり調べてみると結果は宝島側の敗訴。しかし賠償金といっても僅かなものだ。それ以上に裁判によって連帯の内情がさらによく理解できた。裁判記録からは連帯が抱える金銭問題、また強固に結束する戦闘的労組との評価もあるが一筋縄ではないことが読み取れた。

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池袋暴走事故遺族が 厳罰求め署名活動

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今年4月、池袋駅周辺で自動車暴走死傷事故を起こした旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三氏に厳罰を求め遺族男性や支援者が立ち上がった! 8月3日、事故現場近くの南池袋公園で署名活動を行った。飯塚氏は事故当時、自らも負傷したがその後、逮捕されておらず(叙勲された元官僚だから)「警察が優遇している」「忖度した」という批判も根強い。署名活動は同事故により妻と娘を失った松永さん他、交通事故被害者団体、ボランティアらにより真夏日ながら多くの人を集めていた。署名はこの日までに郵送で約5万筆を集めていたが、この日16時までに約15000人が署名に参加。事件の関心の高さを物語っていた。

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あの韓国対馬リゾートの 行幸碑が海自敷地に 移設していた!

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「対馬が危ない」なるフレーズが2008年頃、保守メディア上で躍った。対馬の土地が韓国資本に買収されていること、韓国国会議員が対馬島返還要求決議案を発議したことなどが重なり日本で反発が強まった。さらに保守層を激怒させたのは韓国人専用のリゾートホテルとして買収された敷地内に前天皇皇后両陛下の行幸啓記念碑があったことだ。しかもホテルの隣には海上自衛隊対馬防備隊本部があり、「監視されている」「国防の情報が流出する」といった声が挙がった。あれから10年ほど経つが日韓関係はさらに悪化。そんな中、あの韓国人ホテルはどうなったのか? 行幸啓記念碑は無事かと案じ調べてみると―――なんと意外にも安全な場所に「移設」していた。現在は、海自対馬防備隊の正面隣の敷地にひっそりと建っている。

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捕鯨の町、太地町でくじらと戯れる

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くじらが日本の食卓に戻ってくる!? すでにご存じの通り今年7月、31年ぶりに商業捕鯨が再開になった。70年代から起きた欧米活動家による反捕鯨運動によって商業捕鯨は中止に追い込まれ、調査捕鯨についてもシーシェパードなど過激な環境保護団体の妨害を受けてきた。今後も欧米豪などの反捕鯨国からの圧力は予想されるが、まずは商業捕鯨再開を祝したい。ということで捕鯨の町、和歌山県東牟婁郡太地町の「くじらと出会える海水浴場」でくじらと戯れてみた。

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ならず者たちの最後の娯楽「帰れコール」

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今月15日、札幌市中央区で参院選の応援演説中の安倍首相に対して「安倍辞めろ」などと叫んだ男女が警察から排除された。また18日には滋賀県大津市でヤジを飛ばした男性を警官が取り囲んだという。これが報じれらると左派メディア、文化人、ジャーナリストらが一斉に批判を始めた。曰く「民主主義の否定」「ファシズム」と声を挙げるがこうした活動を容認するといずれ迎えるのはヤジ合戦ではないだろうか。こんな状況が「民主主義的」とは思えない。なんというか――サミュエル・ジョンソンの「愛国主義は不埒なやつらの最後の隠れ家だ」(ならず者の拠り所)ではないが、「帰れコールはならず者の最後の娯楽」としか見えないのだ。

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関西生コンが『週刊実話』を名誉棄損で提訴の謎

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現在、関西生コン(連帯)の武建一委員長らが恐喝罪、威力業務妨害罪などを問われ公判中だ。そんな最中、連帯は『週刊実話』(日本ジャーナル出版)を名誉棄損で提訴。7月10日、東京地裁で第一回口頭弁論が開かれた。カンのいい人はこう思うかもしれない。 文春、新潮、フライデーでもなく 「なぜ週刊実話?」と。問題となった記事は、 一ノ宮美成&グループ・K21による今年2月21日、28日、3月7日号の3回連載記事「ブラックマネー」だ。記事を読む限りどこに名誉棄損的な要素があるのか分からないし、そもそも訴訟を起こす価値があるとも思えない。そこで連帯の現況を交えながら『週刊実話』裁判の意図と裏側を探ってみる。

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「検証IR」批判殺到! 立大カジノ講義の内幕

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2024年に開業予定の IR施設。今夏にも国・自治体が基本方針を策定・公表し、来年春に自治体が業者を選定する。そして2021年に全国で3か所の自治体&事業者が決定するというスケジュールだ。そこで各国のカジノリゾート企業はIR事業者を狙い、日本国内でPR活動を続けている。そんな中、立教大学(東京都豊島区)は7月6日、マカオ大学と共催で「ビジネスモデルとしての日本型IR」を開催する予定だった。だが学内外からの批判を受け登壇者・会場が変更。改めてIR施設、カジノ事業に対するアレルギーを示す結果となった。

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自民に推薦願いを出した “解放のふるさと ” ドンの本音(後編)

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「解放のふるさと」と言えば奈良県御所市。当地の解放運動のドン、部落解放同盟奈良県連委員長で奈良県議の川口正志氏が先の統一地方選で自民党に推薦願いを出していたのは事実だった。そしてさらに深層部分に立ち入っていくと解放運動と政治、そしてリアルな地方政治の顔が見えてきた。後編となる本稿はまず推薦願いの舞台裏から話を進める。

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自民に推薦願いを出した “解放のふるさと ” ドンの本音(前編)

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部落解放同盟の支持政党と言えば歴史的に旧社会党・社民党、旧民主党、そして現在は立憲民主党。おおかたこのような系譜になるだろう。少なくとも建前上は反自民の立場だった。ところがこのところ解放同盟も自民党に接近し、また自民党議員も解放同盟の旗開き(新年会)、全国大会に出席するなど関係を深めているようにも見える。解放同盟といえば反体制、反権力を鮮明にしてきたはずだがもうそんな時代でもないのだろうか。そんな折、解放運動の故郷・奈良県御所市の“ ドン ”こと 部落解放同盟奈良県連合会(通称、川口県連)委員長、奈良県議の川口正志かわぐちしょうし氏が先の統一地方選で自民党に推薦願いを出していたという情報が舞い込んだ。川口氏は元社民党の議員のはずだがなぜ自民に? 話を受けて現地にて川口氏周辺を取材してみると―――。

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関西生コン「ヤドチョウ」たちの裁判④ なぜ滋賀が狙われた?

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湖東協事件の裁判では武建一被告らによる建設業者・生コン業者に対する恐喝などが審理されている。滋賀でも生コン価格を値上げすること、アウト企業を排除すること、といった連帯の方針が事件の根底にあるようだ。ではなぜ滋賀県の企業がターゲットになり武被告ら幹部まで介入してきたのだろう? それは滋賀の生コン業界の事情が影響していた。大阪、奈良、和歌山、京都、兵庫、関西地方では関西生コンの影響力は絶大だが、滋賀となると“制圧 ”できていない―――。そんな勢力図拡大が垣間見えた。

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蓮池透氏、れいわ新選組から参院選出馬へ

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北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫さんの実兄・蓮池透さんは5月31日、次期参院選にれいわ新選組から立候補する意向を表明した。 蓮池氏は北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)元副代表だったが、すでに家族会とは距離を置き独自に活動、情報発信をしてきた。元原発技術者ということもあり最近では拉致よりも「原発問題」について発言する機会が目立つ。そんな蓮池氏が政界進出にかける思いとは…。

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関西生コン「ヤドチョウ」たちの裁判③ 人を守らない労組の闇

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前稿でも説明したが関西生コン裁判は①湖東協組事件(大津地裁)、②大津協組事件(大津地裁)、③宇部三菱大阪港SS・中央大阪生コン事件(大阪地裁)に大別できる。今回、傍聴したのは大阪地裁、5月22日、宇部三菱大阪港サービスステーション(以下、 宇部三菱SS)出荷妨害事件の第3回公判だ。2017年12月、同社から業務委託されていた運搬車を妨害したとして関西生コン支部の副執行委員長の七牟禮時夫、執行委員の大原明らが威力業務妨害などを問われている。開廷表を見ると「大原明こと孫明」と表記されていたのも印象的だった。

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関西生コン「ヤドチョウ」たちの裁判② コンプライアンス活動の罠

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2勝5敗。関西生コン裁判の傍聴券抽選の戦績である。抽選の倍率は日によって異なるがだいたい3~4倍といったところだろうか。傍聴券を入手できればいいが、早朝から大津や大阪までやってきて抽選に漏れた時のダメージは大きい。入学試験のように当選番号が張り出されるから顔なじみになった傍聴希望者からは「不合格やったな(笑)」といじられることもある。5月21日、湖東協組事件の公判は運よく傍聴することができた。2勝目だ。今回は大津生コンクリート協同組合の村井攻一理事長ら幹部も登場し、関西生コンの内情を語った。

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関西生コン「ヤドチョウ」たちの裁判

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全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部(以下、連帯)の武建一委員長らが恐喝未遂、威力業務妨害罪などを問われている裁判。関西生コンをめぐる事件は複数に及ぶが、湖東協組事件(大津地裁)、大津協組事件(大津地裁)、宇部三菱大阪港SS・中央大阪生コン事件(大阪地裁)の3つの公判が進行中だ。各裁判所には傍聴のため連帯活動家、関連企業社員、支援者らが大量に動員される。このため傍聴するにも抽選が必要だ。5月8日、大津地裁で武委員長ら3名の湖東協組事件第16回公判があり、初めて傍聴券を得ることができた。もちろん本公判だけでは連帯の全貌はつかめないがそれでも彼らの活動手法の一端が垣間見えた。

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「野党共闘」は共産党の疫病神

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「野党共闘」で挑んだ先月21日の衆院大阪12区補選。共産党前衆議院議員の宮本岳史氏(以下敬称略)は野党共闘の候補として無所属 (共産、自由推薦)で立候補したが落選。「安倍政治さよならののろしをあげる、野党共闘の命運がかかった選挙」と宮本は意気込んだものの、哀れ供託金没収という惨敗だった。今後も共産党は他党に協力をを呼びかける方針だが、力強い言葉とは裏腹に野党共闘は疫病神に見えてならない。

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「崩れた砦」保坂展人の俗物根性

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首長の多選、地方議員の無投票当選者…毎度のことながら大都市を除けば、無風状態で終わった統一地方選挙。特に首長選ともなれば「現職有利」がゆえ劇的な展開も期待できない。「国会の質問王」、そして「脱原発区長」と左派から称賛される世田谷・保坂展人区長も三選目を果たし多選首長の仲間入り。かつての革命少年も今や立派な「体制側」の政治家だ。革命よりも「地位」に生き甲斐を見出だしたようである。

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帰ってきた『全共闘白書』続編へ

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全学共闘会議 (全共闘)に参加した77大学256人の団塊世代男女による証言集『全共闘白書』(新潮社・2000円)の続編『続全共闘白書』が企画中だ。同書は1994年に刊行され約4万部を売り上げた。「安保闘争」「学園紛争」などの貴重な資料として運動家、研究者らに現在も重宝されている。当時の団塊世代と言えばおおかた45歳前後で働き盛りだ。しかし世はもう「令和」、発刊から25年四半世紀過ぎ団塊世代は後期高齢者に差し掛かっている。冗談ではなく“ ♪おらは死んじまっただ”と、かつての闘士たちも「老い」と「死」を考える齢になってきた。そんな団塊世代が今、何を思うのか。

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「令和」の西成に忍び寄る 中華街構想③

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明治時代以前、長崎は日本唯一の貿易港であり中国人も滞在し中華街になった。横浜中華街、神戸中華街は江戸末期の開港で来日した中国人貿易商により街が形成された。いずれも歴史が古く日本外交史の「生き字引」のような存在だ。歴史、ロマン、グルメもある。ガイドブックも多数で人気が高い観光地だ。これに対して近年起きる「中華街構想」というものは“ごり押し感 ”と“ 政治臭”に満ちている。反発が起きるのはこうした性質にあると前稿で指摘したが、西成中華街構想も同様の臭いが漂ってくる。特に中国陣営の動きを見ると―――。

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「令和」の西成に忍び寄る 中華街構想②

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日本三大中華街といわれる 横浜市中区山下町、神戸市中央区南京町、長崎市新地町は歴史があり観光地としても人気スポットだ。地域社会にも溶け込んでいる。それに対して各地で新しい中華街構想が浮上すると反発が起きるものだ。その背景としてはいわゆる「チャイナマネー」と一部政治家のごり押しによって進められる点にあるだろう。では西成で起きている中華街構想にはどのような問題が潜んでいるのか迫った。

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「令和」の西成に忍び寄る中華街構想

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大阪のドヤ街「西成地区」。大阪府外の人でも一度はこの名を聞いたことがあるだろう。暴動、暴力団、警察の不祥事、貧困問題、1960年代からここでは様々なトラブルが起きた。昭和、平成の西成は壮絶の一語だ。しかし国内外の観光客が訪れるようになりここ数年で西成は変貌している。そして西成に今、「中華街構想」が持ち上がっているのはご存じだろうか? 

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大阪W選 “ 自共解連合”の怪

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大阪府知事・市長のW選挙がカオスの様相を呈している。 大阪維新の会が進める「大阪都構想」をかけて松井一郎前大阪府知事が大阪市長選に、吉村洋文大阪市長が大阪府知事にそれぞれ立候補した。この争いは大阪維新の会対自民党どころか維新VSそれ以外といっても差し支えない。なにしろ自民党、公明党が推薦する府知事候補の小西禎一氏、大阪市長候補の柳本顕氏に共産党までが支援。さらに小西氏、柳本氏いずれも連合大阪からも推薦を得ていることから部落解放同盟まで自民陣営に加わるという理解不能な状況だ。保守層からは「自民党に失望した」との声も相次ぐが、大阪W選の裏の「自共解連合」の真実とは?

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反天皇に血道を上げる名古屋家裁判事の「活動歴」

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「公正中立」であるべき裁判所にもし特定の思想に染まった判事がいたら――。果たして正当な裁判が行われるだろうか。ところが実際にそんな判事が名古屋家庭裁判所に在籍しているから驚きだ。同家裁で家事調停、家事審判を担当する柳本つとむ判事は「反天皇制」「反元号」などをテーマにした集会に出席し、時にはスピーチまで一席ぶつ。そんな“ 活動家判事 ”なのだ。

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市民運動に「安住の地」 を見つけた鳥越俊太郎

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かつてはテレビ、新聞、全国誌などマスメディアで活躍した文化人、ジャーナリスト、作家が晩節を汚すというのはありがちな話。公約を聞かれても答えられない都知事選、女子大生との淫行疑惑などジャーナリストの鳥越俊太郎はその最たる例かもしれない。冠番組を持ちダンディ大賞まで受賞したこの御仁も「表のメディア」の出演はめっきり減少した。しかし老いたりといえどもその知名度とタレント性は健在だから、講演会・市民シンポジウムなどの類では根強い人気を持つ。むしろ舞台は「市民運動」の方が居心地が良さそうなのである。

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「解放の票」は立民・福山哲郎が引き継ぐ!?

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部落解放同盟副委員長だった故・松本龍元衆議院議員、同大阪府連執行委員長や中央書記長などを歴任した松岡徹元参議院議員らが政界から引退し、解放同盟出身の議員が姿を消した。特に松本の地元、福岡一区は“ 解放の父 ”こと松本治一郎以来「解放の議席」といわれたほど強固だったが、2012年総選挙で一区を自民党に奪われてしまう。このことは大きな衝撃をもたらした。もちろん現在も解放同盟が支援、協力する国会議員は与野党間に存在するが小粒感は否めない。そんな中、目下のところ最も解放同盟と強いパイプを持ち、ネームバリューがあるのは立憲民主党・福山哲郎幹事長ではないか。

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細野豪志を自民に導いたのは 野中広務の「保守二訓」!?(後編)

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2007年参院選、民主党・小沢一郎代表(当時)は自民党の地盤だった地方の一人区を重点的に遊説し、見事に議席を奪った。そして民主党は参議院第一党に躍進し、政権交代が現実味を帯びてきた。当時、「格差拡大」という言葉が政治、メディアのシーンで多用される中で、民主党が打ち出した「国民の生活が第一」というフレーズは実に効果的だ。

また公約として提示された「子供手当て」や「戸別所得補償制度」といった分配策は有権者を惹きつけた。そして2009年に政権交代を実現する。もちろん細野も党職について政権奪取に尽力することになる。しかしその後、政権運営に挫折し分裂を繰り返した挙句、民主党もその後継政党の「民進党」も消滅してしまった。前編で紹介した通り、民進党の解党は「細野の責任」を問う地元・三島からの声もあったが果たして――。

後編はこれまでの細野の歩みを検証しつつ、野中広務との関係性に迫っていく。

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