【相生町 自治会長 問題】田邊氏親密女性が 結成した 疑惑の 自治会に 市も加担!

カテゴリー: 津市相生町自治会長事件 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By Jun mishina

津市相生町自治会長問題で田邊哲司会長周辺を取材している最中のこと。交際相手であるフードバンク三重・中川美佐理事長に「中河原西自治会」を設立させていたことを耳にした。証言によると他地域の知人などを中河原西自治会所属住民として津市に申請して認可。「自治会への交付金狙いの設立」と地元では囁かれていた。そこで同市に情報開示請求を行い内情を検証してみると「知人」どころか「身内」が集まったいわば“ペーパー自治会 ”と言う他ない。

前葉市長が田邊を知らぬはずがない

前記事前葉市長が田邊問題について対応を指示した件で市側の対応をレポートしたがその後、特に進展は聞かない。前葉市長自身は田邊について「特定の市民の威圧」としているが、この両名は面識がある。タイトル画像は前葉市長Facebook(2014年11月3日)から。2人は市民作品展示会で同席していた。また二番目の写真は相生公民館の避難はしご完成セレモニーの様子。左から前葉市長、地域調整室長(当時)、そして田邊本人だ。

市長は田邊について少なくとも「配慮すべき市民」という認識はあったはず。何よりも津市議会本会議等で傍聴席から大声でヤジを飛ばす行為は市長も知らぬはずがない。

本来で言えば当自治会長問題は“ 詰み”の状態を通り越している。それでもコトが動かないのが役所の隠蔽、また県警も迂闊に動けば市幹部にも塁が及ぶという“忖度 ”だろう。ならばもう一つずつ疑惑や問題点を突きつけるしかない。今回、指摘するのは中河原西自治会問題である。

知人職員、親密女性母までが住民登録

先月、地元住民との会話の中で「田邊が中川美佐(フードバンク三重理事長)に新しい自治会を作らせた」と何気ない一言を聞いた。中川氏はスナック風小料理屋「小梅」(津市乙部)の“ママ ”という顔もある。客の大半が市役所の幹部、役職者という点でも店の性質は察してもらえるだろう。客というより「動員」だ。

詳しく事情を聞くと「他地域の自治会役員の間で“中河原西という新しい自治会ができたがそりゃなんだ? ”という話になったんです。しかも交際女性(中川)が会長というから“おかしいやないか ”と。関係書類は市にあるから請求してみては?」

との話だった。

そしてこの結成の目的は「自治会活動への交付金狙い」というのが一致した見方。当サイトもすでに自治会の交付金問題は取り上げている。このような憶測が飛ぶのも当然のことだ。

さっそく開示請求をしたところ指摘通り、中川美佐自治会長の名で登録されており、田邊の承認印があった。平成31年4月1日の設立とあるからつい最近のこと。約10世帯程度の自治会だ。

「中河原西自治会」は相生町自治会から分離という形で申請。所在地は相生町と愛宕町の中間にある。地元の人が地図を見れば一目瞭然だが、ここはフードバンク三重の所在地域でもある。

市の公開文書から作成。

分かりやすいようにマーキングしておいた。西側に中央市民館(愛宕町)があり田邊自宅とは目と鼻の先。

そして登録住民に不審な点がある。役員名簿を見てもらおう。中川以外は黒塗りになっている。

別の取材協力者に資料を見せたところ副会長以下の住民の「素性」を聞いて驚いた。

「副会長は他地域の児童館に勤務する市職員M。田邊と中学の先輩後輩の間柄。会計はIという人物でよく分かりませんが、監査というのが中川の母親なんですよ」

フードバンク三重で市に食品を寄贈する中川理事長。市長もご存じの人物である。

自治会というより明らかに“身内 ”の集まり。実はこの副会長で市職員とはすでに接触済み。当時、田邊とは先輩後輩の関係で面識はあるものの、それ以上ではないとの説明だった。しかし中河原西自治会に名を連ねている以上、「ただの知人」というわけではあるまい。改めて事情を尋ねると

「田邊さんに依頼されたのは事実だけど、名前を貸しただけです。自治会費を払えば他の自治会にも入会できます。設立の経緯については市に聞いてください」

ということだ。

津市市民部地域連携課によれば「連合自治会に所属していれば連合自治会長印が必要です。しかしすでに相生町自治会は連合自治会から脱会していますので申請自体は適正です。相生町自治会長(田邊)の承認があれば問題ありません」との認識である。また「自治会活動の交付金については対象でありすでに支給しています」ということだった。となると「交付金狙い」の設立としか判断できないが…・

この件について田邊、中川両氏に連絡してみたがその他の問題と同じく応じる気配はない。検証してみると中河原西自治会結成は「違法行為」とは言えない。しかし田邊と津市の異常な関係を示すに十分ではないか。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【相生町 自治会長 問題】田邊氏親密女性が 結成した 疑惑の 自治会に 市も加担!」への4件のフィードバック

  1. ねじゅこしゃん

    ここまで加担した上、知らん顔して、完全に詰んでるのに苦しい言い訳ばかり。
    言い訳を考える時間があるなら、たとえ1円でもくすめ取られていった血税を回収することにエネルギーを回して欲しいです。

    返信
    1. 三品純 投稿作成者

      弊社でできるのは事実を突きつけるだけだから
      後は市民の皆さんの声だけでしょうね。

      返信
  2. itarodesign

    こんにちは。いつも記事をありがとうございます。最近トップページから「続きを読む」をクリックしても展開しません。

    返信
    1. 三品純 投稿作成者

      申し訳ありません。
      実は複数の方から同様の意見が相次いでいまして原因を
      探しているのでお待ちください。

      スマホからは全く開けない方、スマホでも直リンなら開けるいう方、
      PCからは問題なしという傾向があるようです。

      返信