就任当初の勢いを失いつつある小池百合子東京都知事。知事選以来、有権者、メディアの注目を集めた「築地市場」の移転問題だが、結局、「豊洲市場」(江東区)への移転を表明した。小池知事率いる地域政党「都民ファーストの会」は、一部から“隠れ民進党”と揶揄される始末だ。また豊洲市場問題と同様に論議を起こした東京五輪ボート会場も当初の計画通り「海の森水上競技場」(東京湾岸)で開催される見通しだ。
ところで五輪ボート競技会場の候補地として浮上した埼玉県戸田市の「彩湖」(彩湖・道満グリーンパーク)を覚えているだろうか。実はこの彩湖は、「地域猫」たちが住み着き、猫マニアたちの密かな人気スポットになっているのだ。「もし彩湖が五輪の会場になったら、この子(猫)たちも追い出されていた。彩湖が会場にならなくて本当に良かった」と語るボランティアもいる。
行政には取り扱い注意の“タブー”が存在しているのはご承知の通り。特に同和、在日などはその最たるものだろう。それに加えこのところ「動物愛護」もその傾向が強まっている。特に犬、猫の捕獲、殺処分問題ともなると愛護団体だけでなく、地域住民、ネットユーザーからも壮絶な抗議が自治体の保健衛生課に寄せられる。
「抗議は特に30~60歳ぐらいの妙齢、中高年の主婦と思しき人が多い。なにしろ子供が手を離れ、これまで子供に注いだ愛情が犬や猫に向かうのだから抗議も激しく執拗だ」とある自治体の担当職員は頭を抱える。
同氏によるとこうした傾向は3・11東日本大地震の発生後から強まっているという。「被災地で餓死、共食いした犬や猫の写真が出回ってさらに関心を高めたのではないか」(同前)。
野良犬、野良猫は保健所行き、というのは昭和の時代ではありがちなこと。しかし今や野良猫は「地域猫」の名に変わり、愛護団体、ボランティアらによって手厚く保護される。加えて「ペットの殺処分ゼロ」に取り組む自治体も増加中だ。なにしろ小池知事自身も公約に「殺処分ゼロ」を盛り込むなど、政治家の間でも関心が強まっている。
自治体も後援する、動物愛護、地域猫の関連催事も各地で開催され、賛同団体、企業も少なくない。こうしたイベントでは、関連グッズも販売されるが、決して“お安く”ない。なにしろ猫をめぐっては今や「ネコノミクス」と呼ばれ、その経済効果は2兆円という試算もある。だから単に動物愛護の精神というよりは、動物愛護マーケットと化したようにも見える。そんな世情だから、地域猫はある意味、時代の産物と思えてならない。
では噂の彩湖の地域猫スポットはどのような状態なのか。彩湖は別名を「荒川第一調節池」といい、荒川の洪水・渇水対策で作られた人造湖だ。野球場、テニスコート、バーベキュー広場などを抱えた多目的公園で休日になると多くの利用者が訪れる。当初、園内の駐車場に無数に地域猫がいる、このように聞いていたが取材に訪れた日は快晴の夏日。そのせいか猫たちの姿はなかなか確認できない。ところがよく見ると、確かに“猫だらけ”なのだ。日光を避けるためか、植木の中に身を潜めている猫は多数。耳がカットされている猫もいるため、ボランティアらが去勢手術をさせたのだろう。どの猫も体格、毛並みも良く、人懐っこいのが印象的だった。この時、訪れた地域猫マニアはこう話す。
「以前は、彩湖で釣った魚を釣り人が与えていた(*彩湖で釣りは禁止)。ところが猫好きがエサをやるようになって猫の口が肥えたせいか、魚を食べなくなったそうだ」
繰り返すが彩湖では釣り禁止の上、衛生上、釣った魚を与えるのは芳しくないが、まあともかく食料事情は良さそう。だからと言って彩湖に飼育できなくなった猫を捨ててほしくないものだが。
前述した通り、彩湖は調節池のため、そもそもボート競技場としては不適切という専門家の声も強く、五輪会場の実現性は低かった。とは言え、万一、彩湖が五輪会場になり、再整備ともなればこの猫たちも住処を追われたに違いない。となると「残酷だ」「虐待だ」と抗議の声が殺到したことだろう。猫たちにとれば難を逃れたわけだ。彩湖の猫に限らず各地に地域猫たちは存在しており、ボランティアらの手で保護されているが、いずれにしても「捨て猫」であることに違いはない。呑気に暮らす猫を見ると確かに微笑ましくもあるが、同時に無責任な飼い主たちの存在も透けて見えてならない。
なんだかシーシェパードのにおいがプンプンしますね!
シーシェパードが、在日さんにやらせているのかもしれません。
米国のシーシェパードは、日本人がイメージしているのとは
少し違うみたいですね。テキサス親父さんが追及しているようです。
地域猫なんぞただの戯れ言
去勢も何もしてないのを、耳だけちょん切って放してある事もしばしば。。。
全部捕まえて殺処分で上等です
こういう案件も扱うんですね