カテゴリー別アーカイブ: ウェブ記事

東京五輪ボート会場で浮上した
「彩湖」(戸田市)は地域猫の楽園

三品純 By 三品純

就任当初の勢いを失いつつある小池百合子東京都知事。知事選以来、有権者、メディアの注目を集めた「築地市場」の移転問題だが、結局、「豊洲市場」(江東区)への移転を表明した。小池知事率いる地域政党「都民ファーストの会」は、一部から“隠れ民進党”と揶揄される始末だ。また豊洲市場問題と同様に論議を起こした東京五輪ボート会場も当初の計画通り「海の森水上競技場」(東京湾岸)で開催される見通しだ。

ところで五輪ボート競技会場の候補地として浮上した埼玉県戸田市の「彩湖」(彩湖・道満グリーンパーク)を覚えているだろうか。実はこの彩湖は、「地域猫」たちが住み着き、猫マニアたちの密かな人気スポットになっているのだ。「もし彩湖が五輪の会場になったら、この子(猫)たちも追い出されていた。彩湖が会場にならなくて本当に良かった」と語るボランティアもいる。
続きを読む

部落探訪(33)
京都府綴喜郡井手町井手段ノ下・浜田・下赤田・南猪ノ阪

By 鳥取ループ

混住率こんじゅうりつ」という用語がある。単位はパーセントで、ある地域の同和関係者の比率を表す。つまり、100%であればその地域の全員が同和関係者であり、0%であれば同和関係者は一人もいないということになる。

しかし、この混住率にはからくりがある。誰を「同和関係者」と見なすかは、自治体次第である。いわゆる「属地属人主義」であれば混住率は同和地区に古くから住んでいる人の割合ということになるが、「属地主義」であれば同和地区住民は全て同和関係者であるため、同和地区の混住率は常に100%となる。
続きを読む

川崎市同和相談事業の謎(1)
「海苔弁当」の公開文書

By 鳥取ループ

昨今は、国会では森友学園・加計学園問題、東京都では築地市場の豊洲への移転問題が取り沙汰されている。このような政治や行政にからむ問題がある度に、メディアが行う取材方法の1つに、「情報公開請求」という手続きがある。

テレビや新聞が行政文書を手に入れる時、取材対象者から直接入手したり、内部告発のような形で一方的に送られてくることも多いが、情報公開請求によって正面から手に入れようとすることも多い。その結果、公開された文書が報道に利用されることもあるし、「公開されなかったこと」自体がニュースになることもある。例えば、福島第一原発の事故に対応した原子力災害対策本部の議事録をNHKが情報公開請求したところ、文書が不存在という理由で公開されなかったため、議事録自体を作成していなかったことが明るみになって問題になった。
続きを読む

渋谷暴動事件の大坂正明逮捕!
中核派・前進社を直撃

三品純 By 三品純

全共闘時代の亡霊現る。1971年、「渋谷暴動事件」の警察官殺人容疑で指名手配されていた中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)の活動家、大坂正明が5月22日、逮捕されたのは衝撃を与えた。今月7日、大坂の身柄は大阪府警から東京の警視庁本部に移送され、本格的な取り調べが始まる見通しだ。

渋谷暴動事件は1971年、沖縄返還協定批准阻止のゼネラル・ストライキ(沖縄ゼネスト)に伴い渋谷・四谷などで行なわれた「沖縄返還協定批准阻止闘争」で、中核派の学生ら400人が同年11月14日、渋谷で警備中の機動隊や渋谷駅前派出所を火炎瓶などで襲撃した事件。その際、関東管区機動隊新潟中央小隊(新潟中央警察署)に所属する巡査がやけどを負って死亡した。これまで殺人容疑で中核派の幹部ら6人が逮捕されている。
続きを読む

部落探訪(32)
神奈川県川崎市高津区下作延

By 鳥取ループ

川崎市下作延しもさくのべは、高津区役所の近くにあり、周囲には市税事務所や年金事務所や県税事務所がある。最寄り駅は東急線の溝の口駅か、JRの武蔵溝ノ口駅だ。

1934年の時点で世帯数は31、人口は155の部落であったのだが、周辺はかなり都市化が進んでいる。
続きを読む

部落探訪(31)
神奈川県横須賀市馬堀町

By 鳥取ループ

横須賀市の最大の部落は馬堀町まぼりちょうにある。馬堀と言えば「馬堀海岸」が有名で、駅名も馬堀海岸である。

しかし、馬堀海岸と呼ばれる地域は、もとは遠浅の海だった場所を戦後に埋め立てて出来た。部落は現在の馬堀海岸から内陸側に細長く存在していて、1934年当時の世帯数は55、人口は330であった。
続きを読む

部落探訪(30)
静岡県浜松市中区花川町(後編)

By 鳥取ループ

前編で賑わいでいた場所は、「ばらの都苑」である。鉄工所と茶畑を営んでいる男性が、バラが好きだった亡き妻の供養のために始めたバラ園ということなのだが、一般に無料で開放され、さらに無料で静岡茶も振る舞われていた。

筆者は訪れるまで存在を知らなかったのだが、全国でも珍しいバラ園であるため、ちょっとした観光名所になっているようだ。
続きを読む

部落探訪(30)
静岡県浜松市中区花川町(前編)

By 鳥取ループ

静岡県浜松市中区花川町はなかわちょうは、かつては吉野町と呼ばれた、1000年以上の歴史がある部落である。

『しいの木の里 愛称標識の由来』(平成6年3月)によれば、延長元年(923年)に大和国(奈良県)より2人の朝廷の要人であった落武者が現在の芳池橋の辺り(花川町54番地付近)に居を構えたとの伝承があるという。
続きを読む

「誤解を招く表現」と
部落が参加した祭りの記事が
宍粟市の広報から消された

By 鳥取ループ

同じ神社の氏子ではないながら、他の4地区と一緒に伊和いわ神社の祭りに参加するようになった宍粟しそう一宮町いちのみやちょう嶋田しまだ部落。2009年11月の「広報しそう」にその祭りの様子が掲載され、「幼いころから憧れてきた」と部落の出身者の喜びのコメントも載せられた。無論、市の広報に「同和」や「部落」といったことは一言も書かれていない。しかし、解放同盟から差別ではないかといった申し入れが市役所にあり、「誤解を招く表現」であるとして広報から消されてしまった。

未だに西日本に残る、行政による「同和タブー」の実態の1つだ。
続きを読む

朝日新聞が報じた「獅子舞への参加を許されなかった被差別部落」とは?

By 鳥取ループ

5月22日の朝日新聞に「けがれる…獅子舞参加を許されず 「同じ氏子」と訴えて」という記事が掲載された。書いたのは小若理恵記者で、実は本サイトでも話題にした「隠れた部落差別、今も ふるさとの料理出したら離れた客」を書いたのと同じ記者である。

前回と同様5W1Hが判然としない記事であったが、示現舎では今回も具体的な場所を特定することができた。そして、場所や人を特定した上で検証すると、不可解な点が見えてくる。
続きを読む