昨年11月に、京都市の聚楽保育所の民営化が特定保護者の中傷が原因で中止になったと報じた本サイトの記事が注目されている。関西の放送局MBSが「【特集】「ニーズがないので保育所を廃止します」京都市から届いた突然の通知に保護者困惑 80人以上園児がいるのになぜ?」と題して、当該保育所の廃止を報じた記事がヤフートップに掲載されたためだ。
しかし、MBSの記事は子供を預ける場を失う保護者の不満を報じる一方で、あたかも突然保育所の廃止が決まったような印象を与え、京都市が民営化による保育所の存続を断念した経緯に全く触れていなかった。そこで本サイトの記事がSNSユーザーの目に留まり、ツイッターで大きな話題となったわけだ。
※周辺住民のコメントを追記しました
既報の通り、京都市が財政難から市営聚楽保育所を民営化するために事業者を募集したところ、「社会福祉法人きらきら福祉会」が募集に応じ、一旦はそれで決まりかけた。しかし、保護者の1人である本郷浩二氏が同法人代表の配偶者が経営する「株式会社ボークス」が販売する美少女フィギュアが性的搾取であるという趣旨の長文の文書を公開して同法人に送付した。その結果、同法人が受託を辞退し、民営化が頓挫してしまったという流れである。
民営化を断念したとしても、現に園児がいるのに廃止を決めた 市 のやり方は乱暴だという声もある。しかし、さらに取材を進めると、京都市が怒るのも無理もない事情が見えてきた。
深夜までの説明会 聚楽保育所長も疲弊していた
「明らかに一保護者という雰囲気ではなかったです」
「本郷氏が市営保育所の民営化に反対する方々のブレーンであったのは間違いないと思います」
そう語るのは、市内の別の保育所の運営に従事したことがあるという事情通。以前から本郷氏のやり方は問題視されており、市関係者の間では「本郷一派」の民営化反対の対応は度を超えているとの意見で一致していたという。
「(保護者への説明会で)延々と同じ質問を繰り返し説明会を深夜まで行う、様々な運動組織と結託して訴訟やそれに近いことを行うなど、歴代の聚楽保育所長も疲弊していたと聞きます」
市関係者の不満は、市の広報やメディアにも向けられている。聚楽保育所の問題について、京都市の財政問題から波及したという面ばかりが報じられ、民営化を断念した経緯にはほとんど触れられない。特に、一度保育所の運営を受託した企業が辞退した原因が、「美少女フィギュア」であることを報じたのは本サイトくらいである。
「マスコミ等の情報では、「なぜ廃止になるのか!」といった役所バッシングばかりです。 地域政党の京都党もこのことには「拙速だ!」と噛み付いています」
と、事情通は嘆く。
なお、筆者はSNS等を通じて本郷氏からコメントを得ようとしたが、ブロックされる等して未だにコメントを得られていない。
「(本郷氏は)表向きには全く出てこなくなりましたね。理由はわかりかねますが、周囲からの反発もかなりあったのではないでしょうか。 まさか廃止となるとは本郷氏も思っていなかったのでしょう。もしかしたら、「本郷氏のやり方ではダメだ」と気づいた方が増えたのかも知れません」
しかし、今となっては民営化はほぼ絶望的な状況に思われる。 きらきら福祉会に再度受託先になってもらうということはまずあり得ないし、もう他の民間業者も関わりたくないだろう。
「本郷氏の騒動がなければ聚楽保育所は民間移管し、存続していたことは間違いありません」
事情通はそう断言した。市の職員も人間である、歩み寄りもせず、関係企業を中傷するという卑怯な手段を取ってしまった代償はあまりにも大きい。
保護者は民営化の可能性を 説明された上で入所させた
さらに、保育所の近隣住民から事情を聞くことができた。まず前提として、聚楽保育所は同和事業で作られた保育所(いわゆる同和保育所)であるが、住民としてはあまりそのような意識はないということである。それは、 聚楽保育所が同和地区から離れた場所にあるからである。 同和保育所はどうしても、同和関係の活動家からすると「我々が勝ち取ったもの」という意識が強く、それが民営化への反発にもつながるものだが、少なくとも現在の聚楽保育所の入所者の大多数はいわゆる一般地区の住民である。
近隣住民はこう説明する。
「聚楽保育所に関係するほとんどの保護者の意識は、そもそも以前より入園前に民間移管の可能性について説明されたうえで入所してきたため、民間移管については承知した上でした。そのため、本郷氏ほか少数の活動がなければ民間移管し保育所としては存続できたのに、廃止となってしまい大きな迷惑をこうむっている、というのが利用者としての声なき声です」
つまり、大多数の保護者は民営化の可能性は承知しており、それはそれで構わないという意識だったのだ。しかし、一部の保護者による民営化反対運動をやめさせようということはなかったのだろうか。
「当時、活動家に反対の声を上げることはもちろんできず、また、今も活動家を表立って批判しても仕方がない。このような諦めとともに、過去の出来事となっているようです」
一方、今回のMBSの報道にはこう疑問を呈する。
「MBSの動画に出ている方が、「困っている、ごく普通の保護者」のように取材に応じているようですが、本郷氏と一緒に活動されていることがわかるため、相変わらず活動家を出演させているマスコミの偏向報道の印象が強い内容でした」
なぜ他の保護者が本郷氏を止められなかったのか、 それは以前の記事でも触れた通り、本郷氏が同和・人権問題に絡む活動家であって、京都という土地柄も相まって保護者は沈黙せざるを得なかったことは想像できる。そして、 MBSの報道を見るに、本郷氏に反発したところで、地元メディアが自分たちの意見を取り上げることがあまり期待できそうにない。
なお、Youtubeでは「聚楽保育所廃止条例撤回を求める緊急WEB集会」という京都総評の動画が公開されており、共産党系団体の影もちらつく。そうであれば、なぜ共産党は本郷氏の暴走を止められなかったのか、疑問を持たれるところだろう。
あらあ…
マスコミ報道のインタビューに出てる保護者風のも本郷浩二一派でしたかー
同和商売っていうかもはや同和押し売りであまりにもたちが悪いですよ
こっちは北東北の最北にいて、周りにいる人達は独特の村社会感性を持ってる人が多い気がするのですが、こじらせると彼らも同和チンピラヤクザと同じになりそうな気がしてヤバイなって思ってます….
そうなったその時は示現舎さんに言うから喝を入れてやってほしいと思います
私はボークスの店舗を冷やかし半分に何度か見学したことがありますが、
同社が製造しているのは、「南極Z号」のような性的な人形ではなく、
お人形好きの女性が家族の一員として購入する(彼らは「お迎えする」と言う)ような製品で、
股間に穴が開いているわけでもなく、男性のマスターベーションに
使えるような代物ではないことは、一目瞭然です。
店員も客層も女性が多く、男性一人で入るには違和感を覚える店舗です。
ですので本郷とかいう者の主張はまったく的外れで、同社を中傷しているに過ぎません。
そもそも、きらきら福祉会ができたのも、子供を抱えた女性スタッフが多いためだと推測され、
そうした女性が働きやすい職場を目指しているのだと思います。
聚楽保育所の民営化に応募したのも、そうした良心からだったのではないでしょうか。
精巧で高級な人形を趣味とする同社の客層は少数派かもしれませんが、
社会に害をなすような人たちではないはずです。
しかし本郷があらぬ中傷をしたことで、会社も客もイメージが悪くなり、
多大な迷惑をこうむっていると思われます。
ボークスは原宿や秋葉原に店舗がありますから、こうした誤解を解消するためにも、
一度取材してみてはいかがでしょうか?
示現舎でドール記事ですか。どうせなら買ってレポートしたいですが、値段だけでなく後のことを考えると安易に買えるものではないですね。
部落同和等のタブーネタが中心のサイトなので、読者の需要を考えると難しいです。
私自身がドールにはまったら考えますが。