議員なりすましキセルで御用の立民岐阜県連顧問・山下八洲夫(元参)の“同和界隈”の過去

カテゴリー: 政治 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 三品純

令和に蘇った旧社会党の亡霊? 旧民主党の残党? まさかこの名がニュースで浮上するとは…。岐阜県選挙区から衆議員議員、参議院議員を務め現在は立憲民衆党岐阜県連常任顧問の山下八洲夫元参議院議員が国会議員になりすまし東海道新幹線の東京―名古屋間の特急券・グリーン券2組を詐取し、有印私文書偽造・同行使と詐欺の疑いで今月8日、愛知県警に逮捕された。多くの有権者にすれば「誰?」という人物かもしれないが、こと同和界隈では何かとキナ臭い政治家だったのだ。

議員のグリーン券の雑な管理も露呈?

地元紙『中日新聞』(5月8日)によると先月27日、山下氏は現職の国会議員の名前を国家議員用の指定席申込書に記入し、東京ー名古屋間の特急券・グリー券2組を騙し取ったとされる。この際、駅員が誤って2組とも下りのチケットを渡したためお詫びのために先の現職議員の事務所に問い合わせたことで不正が発覚した。山下氏は愛知県警に対して「昔の経験が忘れられなかった」と容疑を認めているという。

皮肉にも駅員のミスによって発覚したにすぎず、仮にチケットに誤りがなければそのまま新幹線を利用できたということか。となると国会議員のグリーン券使用も“ザル ”としか言いようがない。山下氏は国鉄などの労働運動家で元衆議院議員の故・楯兼次郎(旧社会党)の地盤を継いで1983年、衆議院選に初当選。以来、民主党(第一次)、旧民主党、民進党、立憲民主党と左派・リベラル畑を歩んできた。公正、クリーンな政治を訴える立場だが、議員時代の特権は忘れられないということか。

なお同県連にコメントを求めたが応答する気配はなかった。

現在は立憲民主党常任顧問に就任し同党候補の演説会などで挨拶するなど政治活動は続けていた。とは言え事情通からすれば、国会議員というよりも“怪紳士 ”のイメージが強いはずだ。

山下氏のスキャンダルといえば旧民主党にまだ勢いがあった2007年のこと。朝日新聞が同年7月3日に

民主党の山下八洲夫参院議員(64)が代表を務める政治団体の名前を借りて、東京都内の出版社が、領土や公安問題を扱う高額書籍を脅しまがいの手法で売りさばいていたことが、出版社の内部資料や関係者の証言でわかった。出版社は売り上げから、山下氏の政治団体に印税名目で1億3000万円余を支払っていた。政治団体側は「出版には携わっていないが、名義貸し料として受け取っていた」と授受を認めた。この出版社は「エス・ビー・ビー」(東京都北区、柿原邦人社長)。山下氏の団体は「政治経済研究会」(同中央区)。売っていたのは「日本の領土」「自衛隊国防大綱」「公安百二十年史」などで、どれも1冊4万円ほどだ。

と報じた。

山下氏が代表を務めた政治経済研究会は90年代末から05年の間にエス・ビー・ビーから印税として毎年150万~2500万円前後が支払われた。山下氏は同社に協力する引き換えに約7年間で1億3千万円相当の印税を得た。

また同社・柿原氏は2010年、「同和文献保存会」を名乗り岡山県内などの会社に高額な書籍を売りつけ(購入しないと)「うちの若い衆を行かせる」などと脅し約60万円を受け取ったことも発覚。こうした点から山下氏に対して「えせ同和本」の関与が取沙汰されていた。

テルさんの知り合い? 親友と言ってもいいよね

2010年、岐阜県多治見市の多治見駅まえで演説する山下氏。

そして山下氏、部落解放同盟岐阜県連の“ あの人物”とも昵懇だった。

2015年1月8日に当時、部落解放同盟岐阜県連大垣支部の支部長だった男性が会社役員に殺人未遂事件を起こした。同事件は『同和の会長』(小社刊)でレポートしているが、当の支部長の父親というのが石井輝男元部落解放同盟岐阜県連委員長。親族をして

「解放同盟の支部長だったので、ヤクザや右翼の知人が多い」

という人物だから、その交遊関係もお察しというものだろう。通称“ テルさん”の名で地元アウトローには知られた人物だが、山下氏とも交流があった。石井氏に群がる人物たちは「解放運動」を志したというよりも部落解放同盟岐阜県連を地元クラブ、商工会のように捉えたフシががある。

東南アジアでスッポン養殖を手掛けた大垣市内の会社経営者もその一人。

「テルさんの口利きで銀行から融資を受けてスッポンを養殖したけど、輸入の際に検疫で引っかかってしまい事業は失敗しました」

と苦笑するが

「解放運動? 全く興味はなくてそれらしい活動と言えば山下八洲夫さんの選挙演説の手伝いに行く程度でした。テルさんに近い連中と一緒にマイクロバスに乗って東濃地区を回るんだけど」

同経営者の印象ではイチ支援者といった印象だが、石井一族に近い人物に言わせれば

「イチ支援者? ボクの目には(山下氏は)テルさんの親友にも見えたけどね」

と振り返る。

「解放同盟岐阜県連の大会にも山下さんは出席したし、テルさんの豪邸(安八町)にも山下さんは招かれていたね。それとテルさんの愛人が多治見市に在住していたでしょ? その縁もあってテルさんはちょいちょい多治見市にも行くんだけど、あの辺で山下さんとよく会っていたなあ。テルさんはボクにも“ この前、山下さんと会ったよ”なんて話してくれたしね」

政治家としての実績というよりも怪しげな交遊録ばかりが目立ってしまう山下氏である。

部落解放、永住外国人の地方参政権を訴え人権派、リベラルの顔を持つが、しかしその背後から透けて見える怪しげな人脈。そして国会議員時代恋しさに議員になりすましたグリーン券の詐取とは晩節汚し…。同じ汚点にしてもあまりものスケールの小ささが“旧社会党・旧民主党 ”らしい。

三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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議員なりすましキセルで御用の立民岐阜県連顧問・山下八洲夫(元参)の“同和界隈”の過去」への3件のフィードバック

    1. 匿名

      土器町二軒茶屋さん良いところついてますね

      ユーチューブで宮部氏が元大垣支部長との対談がありましたが。(殺人未遂とは無関係の支部長)
      彼は解放同盟から除名?脱会?したの理由はね
      彼は同和地区出身者でない事
      彼の妻も同和地区出身じゃない事
      (どなたかが探訪で指摘、、その後宮部氏が投稿削除)
      につきると思いますよ。
      まんまと宮部氏も騙されていたというお粗末。
      どこもそうですが、岐阜県の部落は解同色は無いに等しいですよ。。

      宮部氏も岐阜県のことは出身の三品氏に任せればよかったのに。
      蛇足
      JRなら松崎明は題材として面白いかと、、もう故人ですが、、、

      返信
      1. 三品純 投稿作成者

        あの頃、私は高浜町元助役の関電問題をやっていて大垣どころじゃなかった記憶があります。

        返信

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