「市幹部は誰も責任を取っていない」。地元からの根強い批判と不満が渦巻く中、今月11日に津市相生町自治会長事件が初公判を迎える。感染対策で傍聴席は「17席」に限られるが一体、田邊被告から何が語れるか注目だ。裁判の動向は記者席が確保されるマスコミ報道に委ねるとして弊社はまだ解明されていない問題を指摘、検証するのみである。今回注目するのは田邊一派が三重県庁にも影響を及ぼしていた問題だ。これまで全くの盲点だったが、フードバンク理事長にして田邊被告の親密女性、中川美佐氏自宅前にその痕跡がある。
県と市の交渉の場にもやっぱりあの市幹部がいた
「あの人(田邊被告)がどれだけ相生町に尽くしたと思うの!」
4月11日、相生町は新自治会の役員を選出したが田邊被告に近い住民から反発の声も挙がった。特に親密女性、中川美佐氏は賛同した住民に対してこう憤ったという。
全国ニュースでも大きく報じられた同事件の張本人だから「尽くした」というのはお門違いとしか言いようがない。市幹部、職員を巻き込んだ旧JAZZ、小梅での飲み会、フードバンク三重、中河原西自治会、自身も数々の疑惑が指摘されてきたがどうもその自覚はなさそうだ。
中川氏をめぐっては市が所有する資材が彼女の自宅に転用されていたと指摘したが、この周辺にはまだ不可解な話が尽きない。それも今度は三重県庁も絡んでいるという。
問題個所は津市中河原にある中川氏自宅前。あるいはフードバンク三重事務所でもあるが、その前に広がる安濃川の堤防も田邊一派の忖度の賜物なのだ。
「猫の糞が堤防の法面に散乱しているのは役所の管理のせいや」
田邊被告、中川氏からこんなクレームがついたのはおよそ5年前。この当時はすでに相生町会長として津市政に介入していた。ところが安濃川は三重県が管理しており、市の管轄外。さすがに県までは介入できないだろうと思いきや、絶頂期の田邊被告は県も動かしたというのだ。
「南天(津市中河原の田邊氏事務所)に県職員を呼び出して交渉したのです。市から南(勇二元理事)さんが同席していました」(市関係者)
奇怪なことにこの交渉後、県職員が定期的に巡回するようになったのだが
「猫の糞がないか県職員が確認に来ていたのです」(同前)
と県まで屈服させたようだ。県の職員が猫の糞がないかと巡回に来るのは馬鹿馬鹿しい気もするが、市だけではなく県も田邊被告に配慮していた証左。
しかも
「フードバンク事務所前の堤防の法面に新しいブロックが詰まれるなど整備されたのです。しかも手すりがついた階段まで付けられましたがまるで中川氏自宅専用のようです」(同)
別の個所を見ると整備された痕跡はない。
しかもこの堤防は他にもいわくがついた場所なのだ。ある地域住民はこう話す。
「市職員が堤防の草刈りをしているから、なんでやろと思った。あそこは県の管轄なのに市がいじったら越権行為のはずだけど」
これも単純に田邊サイドが雑草が見苦しいというだけの理由。本来は業者に依頼しようとしたところ結局、手配できずに市職員が草刈りをする羽目に。
すでにかなり時間が経過した話なのだが、どういった経緯で整備されたのか堤防を管理する三重県県土整備部河川課に質問してみたが「工事などの窓口は三重県津建設事務所になります」との対応。そこで同所にも確認すると「当時の関係資料を調べてはみますが当時を知る職員はおらずはっきりした経緯が分かりません」と説明した。
田邊被告のみならず中川氏も市政を振り回した一人。堤防のような特別待遇も今後はまずありえないだろう。またパートナーの初公判を目前にして彼女も動揺しているに違いない、そう思いきやとある相生町住民はこんな目撃情報を寄せてくれた。
「美佐(中川氏)は田邊の舎弟分で環境パトロールで働いていたTというのと町内で談笑しているのをよく見るよ。残された者同士で仲良くやっているみたいだけどな」
環境パトロールもすでに田邊一派から離れ、同事業で働いていた子飼い連中も行き場を失ったという。
たかが猫の糞だけで県まで動かした田邊一派だが、そんな面々に忠告しておこう。
「役所は梯子を外すのも早い」
いっそのこと、田邊氏は市内の全女性と親密になってもらい、市全体の、便利で快適なまちづくりに貢献してもらいたかったな(笑)
連休があけ、公判がおこなわれて百条委員会も再開されます。貴社には引き続きスマッシュヒットを飛ばしていただきたいです(^.^)
今の体制ではまだおかしな奴が出てくると指摘する住民もいますよ。
これからどんな街になるでしょうね。
三重県民の程度の低さがよくわかる一件でした。。。
県民ではなく役所のレベルの低さとお考えください。
伊賀市、松坂、桑名まだまだ控えています。
最後の一言、裏事情をいろいろ見てこられた三品さんの言葉だけになかなか意味深ですね。役所ははしごを外すきっかけを待っていたということでしょうか?
特に意味深というわけではありません。
ただ理事長さんは余裕をかましているそうなんで
老婆心ながら、ですね。
記事の写真にあります二級河川安濃川の河川堤防については、自治会からの補修の要望を受けて、県が現地の点検を行ったところ、剥離等の劣化が確認されたため、令和元年度に補修を実施したものです。また、併せて安全上の観点から階段・手すりを設置しました。
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