去る1月27日、大阪ロフトプラスワンウエストで「ブラトーーク!」というイベントが開催された。「部落めし」を食べつつ、全国部落調査裁判についての講演を聞けるという興味深いイベントだったのだが、なぜか筆者は参加禁止とされている。さらに、イベントは撮影も録音も禁止だ。
しかし、偶然にもそのイベントの模様のレポートが送られてきたので、せっかくなのでお伝えしようと思う。
余興として、有田芳生参議院議員らのビデオメッセージが延々と流される。無論、差別者・鳥取ループを批判する内容。
川口泰司、沢田レモン、どぅーどぅるによる「部落のいま~基本の「き」から裁判まで~」が始まる。
沢田レモン、どぅーどぅる は、自分も含めて30代から下は部落を知らないし興味もないという。沢田レモンは八鹿高校出身だが、八鹿高校事件のことは後で知ったと明かす。ここで、同氏が「ここに集まっている人たちはプロ部落民」と発言。川口氏はエセ部落民という意味ではないと、必死にフォロー。
川口氏 によれば「エタ」という言葉等も自分たちが言うのはいいけど、他人から言われるのは嫌だと説明。「部落めし」という言葉もセーフらしい。自分らが言うのは「カミングアウト」で良いが、他人が言うのは「アウティング」でだけだという理屈。
ここで、寄付箱が回され、参加者からカンパを募る。1000円札がそこそこ入っていた。
鳥取ループ、示現舎、同和地区wikiを「プラットフォーム型差別」「現代的レイシズム」と表現。 「プラットフォーム型差別」 はたぶん独自の用語。
同和地区wikiを見て結婚を断られた事例があると紹介。
ただ、具体的な内容や、同和地区wikiが出来た時期との前後関係についての説明はなかった。
森友学園の土地は同和地区だとデマを流している立花孝志のイベントがロフトで行われた時に、どぅーどぅる がヘイトイベントをやるなとロフトに抗議したことを明かす。
続いて松村元樹と上川多実による「ABDARC中の人たちのブラトーーク!」が開始。上川氏が、両親が部落民と同和地区wikiに書かれていると、嬉しそうに自己紹介。
松村氏が、伊賀の曲輪クエストで車のナンバーを晒された友人が鳥取ループに恫喝風の電話をしたと語る。(※柘植町前川の曲輪クエストのことだと考えられる。恫喝や抗議というほどでもなく、住民だという方から「部落というのは今さらどうでもいいけど、車のナンバーが写ってるのはどうか」という趣旨の、やんわりとした電話がかかってきたことがある。)
続いて、 埋橋美帆による「関西の部落の若者たちのブラトーーク!」が開始。
箕面市北芝では部落民は3分の1ほどで、部落ということは前面に出しておらず、たまに小学校の講演で北芝は部落と言ったらザワつかれた等の、箕面の部落事情を紹介。北芝の祭りは伝統的なものではないとぶっちゃける。
他に、北芝の名物はシオコブ、茶粥、かすうどん、パチカレーがあると語る。
AbemaTVの番組は反響があり、ヤフートップに出た時の大量のコメントを分析しているという。
イベントでは、サイトに載せるメッセージが募集された。
このように、非常に楽しいイベントであったことが分かる。部落についての理解を深めるために、次回もイベントがあれば、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。
イベント内容も醤油が熱せられる匂いも香ばしそうでなかなかそそります
ちなみに私たちの部落問題vol.4と銘打ってありますが、何が問題となっているのですか?
少なくとも「差別」が問題となってるわけではないように思います。
「プラットフォーム型差別」「現代的レイシズム」といった造語が必要になるのは、もはや本質は差別問題ではなく単なる政治問題だからでしょう。
つまりそれは何も問題がないということですね(;^_^A
火の無いところに火をつけて回らないとご飯が食べれないなんてかわいそう
鳥取ループさんたちがイベントを妨害するわけでもないのに、なぜ川口さんたちは鳥取ループさんたちを排除するのですか。
啓発に役立つ集会なら、むしろ積極的に鳥取ループさんたちを呼べばよいでしょう。
お互いに自分が正しいと自信を持っているわけですし、公開討論会を開いてはいかがかと思います。
ちなみに
「部落というのは今さらどうでもいいけど、車のナンバーが写ってるのはどうか」
という電話に何と回答されたのか気になりますね。
今はナンバーで住所は分からないと答えたのでしょうか。
とりあえず消して欲しいって言われたのですが、お断りしますと言ったら、そうですかと言われて電話が切れました。
>森友学園の土地は同和地区だとデマを流している立花孝志のイベントがロフトで行われた時に、どぅーどぅる がヘイトイベントをやるなとロフトに抗議した
「森友学園の土地が同和地区にある」という情報がデマであることは、私は示現舎を通じて知りました。
実際問題『40年の歩み』『50年のあゆみ』など今の解放同盟が非公開にしようとしている資料を見なければ、森友と同和を結びつける言説がデマであることは確認しようがないわけです。この点では、どう見ても解放同盟より示現舎のほうがデマや偏見の打破に貢献しています。
「どこが同和地区か」ということを隠したまま「森友の土地は同和地区ではない」と言い張っても説得力はありませんから。
「差別目的での参加者はお断り」というが、むしろ「差別意識の持ち主よ、ようこそ」というのがこの種の集会の本当のありかたではないかと私は思います。じゃなかったら、単なる仲間内の相互オナニーに過ぎません。
上川多実氏の記事を見ました!こんなくだらない記事を掲載する毎日新聞のレベルに笑います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7db3b7fe1613c6028c76248a8b77726965c934d6
今日は彼女の講演のレポートをしておきました。