カテゴリー別アーカイブ: ウェブ記事

「士農工商えた非人」で
糾弾されたサイゾー

三品 純 By 三品 純

昨年『サイゾー8月号』(株式会社サイゾー)の記事に部落差別用語があったとして、部落解放同盟から糾弾を受けていた。サイゾーは、「体制の裏をかく」をモットーにしリベラルな論調の月刊誌だ。過去、部落解放同盟の幹部のインタビューなど運動体側の主張に沿った記事も多く掲載してきた。ところが糾弾されたのは、意外にも同和関係の記事ではなく“異能のAV監督”こと安達かおる監督作品のPR記事(広告)中の記述。思わぬところで“落とし穴”があったわけだ。
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部落探訪(24)
奈良県奈良市古市町北古市

By 鳥取ループ

今から約10年前の2006年、中川昌史解放同盟古市支部長が5年以上にわたって、病欠扱いでほとんど出勤することなく奈良市から給与を受け取っていたことが問題となった。さらに、自身が所有するポルシェが市道の段差で傷ついたため、市に補償を求めていたことから「ポルシェ中川」と呼ばれるようになった。

この事件に縁のある部落が、今回訪れた北古市である。1935年の資料では世帯数255、人口1180、生活程度下とある。

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京都ダークスポット
ウトロと紙屋川住宅の「現在地」
(後編)

三品 純 By 三品 純

見世物にするな、という意識

1月、京都市内で開催された「在日コリアン集落地区「ウトロ」と「紙屋川開キ町」問題を考える集い」では、ウトロに関して環境改善事業の成果が報告された。対して紙屋川住宅についてはいまだに解決の道筋が立たず、支援者も四苦八苦している様子が見て取れた。ウトロの場合は、住民と支援団体との協力関係が構築できたからこそ、行政、そして韓国政府まで動かせた。

ところが紙屋川住宅の場合、かなり異なっている。「住民たちは見世物にするなという意識が強い」(紙屋川問題を考える会の森岡均氏)。つまりメディアの取材、あるいはアングラ好き、マニアといった存在だけではなく支援者に対してすら疑心暗鬼になる傾向があるというのだ。住民の中には支援者に対して「行政の回し者」と嫌悪感を露にすることもあるというから、支援活動も容易ではない。外部者に対する反発、確かに耳が痛い部分もある。
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部落探訪(22)
和歌山県田辺市中辺路町大川皆ノ川
(後編)

By 鳥取ループ

芦尾小学校の跡地にある木材加工場から、熊野街道を白浜町方向へさらに1kmほど進むと、右側に山に入ってく道がある。この道がある谷が、「かいがわだに」である。

国土地理院地図では「かいのかわ」という読みだが、地元の人は「かいのがわ」と呼んでいるようだ。
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京都ダークスポット
ウトロと紙屋川住宅の「現在地」
(前編)

三品 純 By 三品 純

戦後から在日朝鮮人・韓国人による不法占拠が続いた京都・ウトロ地区(京都府宇治市伊勢田町51番地)と京都市北区衣笠開キ町の集落(通称・紙屋川住宅)は、在日コリアンの権利闘争の象徴といってもいいだろう。いわば在日の聖地と言うべき両地域の支援者が集った「在日コリアン集落地区「ウトロ」と「紙屋川開キ町」問題を考える集い」が1月22日、京都市内の多文化交流ネットワークサロンで開催された。

集会は、ウトロを守る会の斎藤正樹氏と紙屋川問題を考える会の森岡均氏が報告し、ウトロと紙屋川住宅の現状を説明。すでに公的住宅の建設が決まったウトロに対して紙屋川住宅の住民たちは、支援者にすら反発が強く改善策が見出せていないようだ。
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部落探訪(22)
和歌山県田辺市中辺路町大川皆ノ川
(前編)

By 鳥取ループ

亀井文夫監督作品、「人間みな兄弟」で「山また山の紀州の奥に12戸ばかりの部落がある」として紹介されている、和歌山の部落がある。亀井文夫監督の足跡と、この部落を特定できたと読者の方よりメールを頂いた。そこで、実際に現地に赴くことにした。

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大阪朝鮮学園補助金裁判
学園側が全面敗訴

By 鳥取ループ

1月26日、大阪地裁で大阪府と大阪市が大阪朝鮮学園に補助金を交付しなかったことについて、大阪朝鮮学園が市と府を訴えた裁判の判決があった。

当日は朝鮮学園の教職員や生徒が多数判決の傍聴に訪れており、傍聴券は抽選となった。残念ながら筆者は外れてしまった。

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朝鮮学校大阪府・市補助金裁判
明日判決 予想は?

By 鳥取ループ

2012年、大阪府と大阪市が大阪朝鮮学園に補助金を交付しない決定をした処分は違法であるとして、大阪朝鮮学園が大阪府と大阪市を訴えた裁判の判決が、明日13時30分に、大阪地裁で言い渡される。判決に先立ち、示現舎ではその判決を予想すると共に、判決を速報する。

判決の速報はツイッターで行うので、ぜひ @jigensha をフォローして頂きたい。
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「出生地主義にしたら?」
という質問はタブーなのか?

By 鳥取ループ

川崎市の武蔵小杉駅近くにある「川崎平和館」で1月29日まで企画展「レイシズムにさよならを」が開催されている。15日には「語り場 レイシズムにさよならを」というイベントが開催された。

川崎と言えば、川崎区桜本近辺など、在日コリアンが多いことで有名である。ということは、当然在日コリアンがメインのテーマになるのではないかと期待して、イベントに参加してみた。

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