カテゴリー別アーカイブ: ウェブ記事

蓮舫代表二重国籍問題 戸籍公開に部落差別を持ち出す「短絡」

三品純 By 三品純

民進党・蓮舫代表は日本国籍と台湾国籍の二重国籍だったことへの批判を受けて、日本籍選択の証明として「戸籍」関連資料の公開を検討中だ。これに対して“人権派”の面々が「人権侵犯」と強く抗議している。そして“想定の範囲内”ではあるが、戸籍と部落差別を関連付け蓮舫氏を擁護する人も少なくない。「戸籍を公開せよ」との大合唱は確かに“魔女狩り”めいたものを感じる。しかし少なくとも部落差別を持ち出すのもおかしな話。こうした風潮を見ると、とあるシンポジウムを思い出すのだ。
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部落差別解消推進法で
存在感増す自由同和会!?

三品純 By 三品純

昨年12月に成立した「部落差別の解消の推進に関する法律」(部落差別解消推進法)の意義や成果を部落解放同盟はじめ関係団体、関係人物たちが機関紙、シンポジウムなどで喧伝している。同法をめぐっては一見、解放同盟のイニシアティブで立法されたと思われがちだが、実は自由同和会、そして自民党の存在も無視できない。周辺を取材すると、推進法に乗じて自由同和会が“巻き返し”を図ろうとする意図が透けて見えるのだ―――――。
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多摩、神奈川で増殖中
「トランプのお米」とは?

By 鳥取ループ

最近、東京の多摩地域と神奈川県の県央地域で自動販売機で売られている「トランプのお米」、あるいは「Trump Rice」なるものが、静かな話題となっている。現在「トランプのお米」でグーグル検索しても1つしか出てこず、「Trump Rice」で検索してもドナルド・トランプとライス元アメリカ国務長官の写真が出てくるだけだが、「Trump rice vending machine」で検索すると「トランプのお米」の画像がいくつか出て来るので、日本に来たアメリカ人の間でも少しずつ話題になっているようである。
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川崎市同和相談事業の謎(2)
解放同盟が一般社団法人に?

By 鳥取ループ

前回の記事では、「多くのメディアも行っている第3の道」などと思わせぶりなことを書いてしまったが、要は情報公開制度を当てにしないで自分で調べるということである。筆者は情報公開訴訟で勝つことも負けることもあったが、負けてもそれで終わりではなく、独自に調べるという第3の道を模索してきた。

一番の興味は解放同盟、同和会、人権連の3団体の支部がどこにあるのかということである。まず、解放同盟から調べると、思いもかけないことが判明した。
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「命のビザ」杉原千畝夫人の遺言書訴訟、二審で逆転判決の意味

三品純 By 三品純

ドイツに迫害されたユダヤ人ら難民6000人を救出するためビザを発給し続けた外交官、杉原千畝。その業績は伝記となり、映画化もされた。出生地とされる岐阜県加茂郡八百津町は、ユネスコの世界記憶遺産の候補地にもなり今やメディア、行政を巻き込んだ”千畝バブル”の感すらある。かたやその妻、幸子氏の遺言書を巡り一族が法廷闘争を繰り広げていることは本誌でもお伝えした通り。

千畝の四男・伸生のぶき氏が長男(故・弘樹氏)の妻、杉原美智氏、その子「NPO法人杉原千畝命のビザ」の理事長・杉原千弘氏、同副理事長・杉原まどか氏を相続人とする遺言書を「無効」としてこの3名を相手取り訴訟を起こしていた問題だ。一審の東京地裁は原告の伸生氏の主張を認め、美智氏らを相続人とする遺言書を「無効」とした。しかし6月26日、二審の東京高裁は原判決を取り消し、「有効」の逆転判決を下したのだ。ところがこの裁判、単なる一族間の民事トラブルでは収まらない“事情”が潜んでいるのだ。
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部落探訪(34)
神奈川県横須賀市林2丁目

By 鳥取ループ

先日、武ハイムの話題をお伝えしたが、この武ハイムのルーツとなったのが、林部落である。武ハイムは当初は林部落住民の住環境改善のために建設された。

武ハイムから県道26号線を海に向かって進むと、途中に「武山市民プラザ」がある。ここは、実は武ハイムの建設候補地だったという。さらに進むと、別名「林ロータリー」とも言われる、林交差点に突き当たる。
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戦後最大級の倒産!
タカタの株主総会はお通夜状態

By 鳥取ループ

タカタと言っても、一般の人には馴染みがないかも知れない。自動車の部品メーカーで主力製品はエアバッグとシートベルトとステアリング(ハンドル)だ。一般消費者向けの製品といえばチャイルドシートくらい。そう言うと地味に思えるかもしれないが、世界の自動車の年間生産台数は1億台くらいで、それぞれに最低4つはシートベルトが搭載され、複数のエアバックが搭載されているのだから、その市場規模は3兆円以上だ。

その巨大市場の中でも日本最大のメーカーがタカタだ。もとは「彦根の織物屋」だったが、シートベルトの生産を手がけて以来大きく成長し、今や年間売上は6600億円となった。毎年数百億円の営業利益を上げてきた優良企業だったのだが、今年の6月26日に東京地裁に民事再生手続きの申立てをし、倒産した。負債総額はまだ確定していないが、1兆円以上と言われており、製造業では戦後最大の倒産だ。
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横須賀市同和住宅
「武ハイムA棟」一般化の裏側

By 鳥取ループ

国の同和事業が行われていた時代、全国各地にいわゆる同和住宅と呼ばれる公営住宅が建設された。同和住宅が一般の公営住宅と異なるのは、入居者が「同和関係者」に限定されていることだ。しかし、同和事業が終わってからは、各地の同和住宅では「同和関係者」という入居要件が外され、一般開放された。現在では、ほとんど全ての同和住宅が一般開放され、普通の公営住宅と同じ扱いになっている。

その中でも、最後まで一般開放を拒んできた同和住宅の1つが、横須賀市たけにある「武ハイムA棟」、いわゆる「同和棟」である。詳しくは「月刊「同和と在日」2011年1月号 の記事」をご覧いただきたい。

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東京五輪ボート会場で浮上した
「彩湖」(戸田市)は地域猫の楽園

三品純 By 三品純

就任当初の勢いを失いつつある小池百合子東京都知事。知事選以来、有権者、メディアの注目を集めた「築地市場」の移転問題だが、結局、「豊洲市場」(江東区)への移転を表明した。小池知事率いる地域政党「都民ファーストの会」は、一部から“隠れ民進党”と揶揄される始末だ。また豊洲市場問題と同様に論議を起こした東京五輪ボート会場も当初の計画通り「海の森水上競技場」(東京湾岸)で開催される見通しだ。

ところで五輪ボート競技会場の候補地として浮上した埼玉県戸田市の「彩湖」(彩湖・道満グリーンパーク)を覚えているだろうか。実はこの彩湖は、「地域猫」たちが住み着き、猫マニアたちの密かな人気スポットになっているのだ。「もし彩湖が五輪の会場になったら、この子(猫)たちも追い出されていた。彩湖が会場にならなくて本当に良かった」と語るボランティアもいる。
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部落探訪(33)
京都府綴喜郡井手町井手段ノ下・浜田・下赤田・南猪ノ阪

By 鳥取ループ

混住率こんじゅうりつ」という用語がある。単位はパーセントで、ある地域の同和関係者の比率を表す。つまり、100%であればその地域の全員が同和関係者であり、0%であれば同和関係者は一人もいないということになる。

しかし、この混住率にはからくりがある。誰を「同和関係者」と見なすかは、自治体次第である。いわゆる「属地属人主義」であれば混住率は同和地区に古くから住んでいる人の割合ということになるが、「属地主義」であれば同和地区住民は全て同和関係者であるため、同和地区の混住率は常に100%となる。
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