【茨城県土浦市】令和になっても 続く同和の糾弾 当の部落と 無関係な人が 騒いでいるだけ?

カテゴリー: 地方, 市民団体, 行政 | タグ: , , | 投稿日: | 投稿者:
By 宮部 龍彦

以前、土浦市藤沢の部落探訪で触れた「部落差別事件」。土浦市の放課後児童クラブで「部落差別発言」があったとされ、そのことが部落解放同盟全国連合会(全国連)茨城県連合会の知るところとなり、全国連は土浦市に対して「確認会」という名の糾弾会を開いた。

実は副市長を委員長とする「土浦市部落差別事件検証委員会」なるものまで設置されていたのだが、そのことは土浦市は広報しておらず、メディアは全く報道していない。土浦市民さえまず知らないこの「差別事件」だが、奇しくも全国連が「公開質問状」なるもので言及したために、筆者が知ることになったものである。令和になってまで起こった奇妙な「差別事件」と「糾弾」の実態を現地調査してきた。

部落出身だからねえ、ウンコも漏らすよねえ

「土浦市部落差別事件検証委員会」の報告書の開示を土浦市に求めたところ、実は先月開示文書を受け取ることが出来た。ほとんど「のり弁状態」になるのではないかと思ったが、意外なことに具体的な個人名や地名を除いて開示された。開示された報告書の全文は以下で読むことが出来る。

土浦市における同和問題に関する人権施策方針

報告書によれば、「差別発言」が発覚したのは昨年の1月25日のこと、全国連から土浦市に対して調査要請がされた。関係者によれば、ある告発者が発言を知って、土浦市に対処を要請したのだが、何もしなかったので、インターネットで運動団体を調べて投書したということである。その運動団体が全国連だったということなのだ。その「差別発言」の内容は、報告書によれば次の通りだ。

①被差別部落を■■との発言や、大便の粗相をした児童に対して、■■の部落出身であるとの差別発言や、同和地区出身者の具体的な名字に対する差別発言。
②■■は部落がたくさんあり、親が普通じゃない「部落人」との差別発言。
③ゴミ屋は普通やらない「■■の人」との職業差別と「被差別部落」への差別発言。
④放課後児童クラブ育成料滞納者を「生活困窮者」との発言や、ひとり親家庭を「片親」、外国人を「外人」といった内容の不適切な発言。

なお、筆者に送られた全国連の公開質問状にはこう書いてあった。

 一つの具体的な差別事件として、茨城県で今年発覚した差別事件を取り上げる。土浦市の小学校児童クラブの支援員3名が、地元の部落からクラブに通っている児童に対して、大勢の児童の前で次のような差別発言をした。
 支援員1は、大便の粗相をした子に「部落出身だからねえ、ウンコも漏らすよねえ」と発言して他の支援員と一緒に笑っていた。
 支援員2は、別の女児に「Aちゃんは部落だから、頭が悪くて、私らが言っている話が理解できない」と発言。さらにその子の家が廃品回収業をしていることについて「ゴミ屋です。○○では被差別部落カーボを△△の連中と呼ぶのだけれど、Aの家はゴミ屋の仕事なんです。ゴミ屋なんて普通はやらないでしょう、△△人だからなんですよ」と発言。隣にいた支援員1も「そうなんですよ。コジキだったんですよ」と発言した。
 支援員3は、市内の別の小学校児童クラブに勤務していたが、同僚がこの小学校のクラブに異動することが決まると、その同僚に「○○は部落が沢山あって、親が普通じゃないから、あんな所に行ったら大変だわ。私なら怖すぎて行けないよ。部落だよ、相手は」と発言した。
 差別発言した支援員は「部落については、近所のおばあちゃんから△△という所は同和の人たちが住んでいる…と聞きました」と言っている。
 この差別事件の背景には、運動団体はまったく関係していない。地域の一般地区住民が被差別部落に対して根深い差別意識を今も持っていることを示している。

伏せ字部分の内容は前回の部落探訪によって明らかになっている。このことから、市の報告書で■■で隠された部分はそれぞれ「南部なんぶ」「新治にいはり」「新治」「南部」であることが分かる。

全国連の機関紙、『部落解放新聞』の2022年3月1日号にもこのことが書かれており、「当時この事実を市役所の担当係長に訴えたが、調査指導もせず「そんなことが親や団体に知れたら大変だぞ」と言って事件を放置したということです(告発者は係長が「そんなことが知れたら殺されるまであっかんな」と言ったと証言しています)」とあり、市側が同和を過剰に恐れていたことが背景にあるようだ。

「南部」で 聞いてみた

これらの文書の内容を読むと、「南部」という言葉は土浦市で部落を指す差別用語と筆者は誤解していたが、結論から言えば違う。

同和施設と白山神社の存在から特定される、土浦市藤沢の部落を訪れ、通りがかりの住民に「南部」という言葉について聞いてみると、意外にも平然と教えてくれた。「この辺りの自治会が藤沢区で、その中にいくつか常会があって、南部常会というのがある。そのことだろう」というのである。

しかし、「部落差別事件」のことは聞いても知らないということだった。それどころか、「部落?なんだそれは?」みたいな反応であった。

これはもう「南部」に行って聞いてみるしかないだろうということで、筆者再び白山神社近辺を訪れた。そして、ついに南部住民から詳しい話を聞くことができた。「差別事件」の報告書を見てもらったところ、次のような反応であった。

「こんなことがあったのは知らない、俺が知らないんだからこの部落で誰に聞いても知らないよ。土浦市と全国連が勝手にやっていることじゃないか」
「部落と言っても人を殺したわけでもないんだから、全く何もやましいことはない」
「寝た子を起こすような必要はないし、今どきこんなことで騒ぐのがおかしい」
「昔は部落解放同盟が活動していたけど、今は誰もやっていない。運動をやってたような人は死んでしまったし、若い人は昔のことなんて知らない」

高齢の方から、どぎつい茨城弁をヒアリングするのは大変だったが、概ねこの通りだ。つまり、当の「南部」の住民は全く「差別事件」を知らないし、事後の「検証」にも関わっていないということだ。

ちなみに、前回の探訪で分からなかったことも新たに明らかになった。まず、白山神社は日常会話では「権現様」と呼ばれている。「遍照寺」については部落の寺というわけではない。正確には部落の寺があるわけではなく、住民それぞれが近隣の別々の寺の檀家になっているということだ。そして、かつての地名は確かに「西坂」で、「南部」というのは藤沢区の一番南側にあるということで付けられた自治会名ということなのだ。

茨城の 年寄りなら、こういう事を 言いそう

報告書によれば「部落出身だからねえ、ウンコも漏らすよねえ」等の発言については録音されていたわけではなく、関係者の証言がもとになっている。発言したとされた児童クラブ支援員は3人、そのうち2人は発言を認めたものの、1人は否定。しかし、発言を否定した支援員も、「片親」「外人」という部落とは関係ない発言を問題とされている。

結果として、市から放課後児童クラブの事業を請け負ったNPOは受託をやめ、事実上支援員は職を失った。

土浦市の別のNPO関係者に「差別事件」のことを聞いてみると、確かに最近になって市から新治学園で問題が起こったから気をつけるようにと、市側から言われたという。そして、NPOにもリモートで人権研修がされたという。報告書に書かれた発言についてどう思うか聞いてみると、「これは言っちゃいけないよなぁ」ということだが、高齢者はしばしば非常識な発言をするので、面食らうことは日常的にあるそうだ。

近隣の人に聞いた感想を総合すると、「部落のことなんて、そもそも若い人は何も分からないが、茨城の年寄りなら、こういう事を言いそう」ということで概ね意見は一致していた。差別発言がどこまで事実なのかはさておき、あり得ることだろう。ただ、発言を否定していた1人までとばっちりを喰らうのは理不尽なことではある。

発言した3人が全て昔からの土浦市の住民ではないようだ。本件は本来は土浦市役所内の問題のはずだが、全国連だけではない他の運動団体にもなぜか情報が筒抜けになっており、「部落解放愛する会」の機関紙『荊棘』によれば、3人のうち1人は神奈川県から、もう1人は旧谷田部町(現つくば市)から移住してきたという。

ただ、神奈川県でも部落を「カーボ」と言うことがあるので、「新治では被差別部落カーボを南部の連中と呼ぶのだけれど」という発言は、神奈川県出身の指導員が高齢者であれば、していたとしても不思議ではない。

市役所に訪れたら 別室に通された

さて、せっかく土浦市までやってきたので、ついでに市役所に寄ることにした。特にアポイントメントは取っていなかったし、市役所はピリピリしているから、どうせ報告書以上のことは聞けないので、おそらく市役所が買わされているであろう、『部落解放新聞』の最新号を見せてもらおうと思ったのだ。

しかし、人権推進課を訪れると、予期せずに神妙な表情の2人の職員に別室に通され、記録されつつ会話をした。新たに分かったことは、全国連に「差別事件」を告発した人が部落出身者かどうか知らない、そもそも調べられることではないということだ。全国連はもともと過激派の中核派系の団体だったことを指摘してみたが、団体のバックグラウンドについても知るところではないという。

そして、肝心の『部落解放新聞』は確かに買ってはいるが「職員用」ということで、頑なに見せてもらえなかった。

やはり、部落差別事件と言っても、全く部落の人は事件の検証に関わっていない。勝手に市役所と全国連の間で行われたということだ。そして、市役所のピリピリした対応が、市の担当者が「そんなことが知れたら殺されるまであっかんな」と言ったことの信憑性が高いことを示している。

年寄りが軽口を叩くのはどうしようもない面があるにせよ、もう1つの問題である、行政職員の同和に対する過剰な恐れという問題は何も解決されていないようだ。逆説的だが、全国連など相手にしないというところまでいかないと、根本的な問題の解決にはならないだろう。

なお、全国連の公開質問状6には、回答期限がなかったので、筆者は書面での回答はしていない。代わりにに動画で論評しておいた。

それに対して、全国連は機関紙で「宮部の責任を追及していきます」等と反応しているが、代表の井橋正夫氏の名字が、茨城県内の部落では全く見られないという事実の指摘については、特にコメントしていない。

公開質問状 6

2022年12月19日
部落解放同盟全国連合会 

1、宮部は、自分を部落民だとする大ウソつきであることが明白になった

 私たち全国連は、宮部の差別拡散行為をやめさせるために、これまで公開質問状を出してきた。
 初めの2回は、宮部の悪行に対して全面的な質問をした。すなわち、① 部落民だというウソ、② ネットでの部落情報の差別的な拡散、③ 部落地名総鑑への評価、④ 動機、⑤ 部落差別への認識(部落差別の存在、結婚差別等)についてである。
 これに対する宮部の回答は、のらりくらりと論点をずらしたりするものばかりであった。そこで3回目以降は、宮部が「自分は部落民である」と公言しているウソに絞って質問をしてきた。宮部は「全国連は部落民であるかどうかになぜこだわるのか」などと言っているが、それは宮部という人物がいかにウソつきで、その言動が信用できない人物であるかを明らかにするためであった。
 また宮部は「自分は部落民だ」と言うことで、多くの労働者市民に「差別を受けている部落出身者が主張していること」「部落民同士の意見の対立」と思わせることをねらっているが、その差別的な意図を粉砕するためであった。
 宮部は引くに引けなくなり、今も自分が部落民だという主張を撤回していない。しかし私たちは、この点については決着がついたと断じる。いつまでたっても宮部は自分のウソを認めることなく、居直っていくだろうが、私たちはそのようなウソに延々と付き合っていく暇はない。そこで今までのやりとりを整理し、次の論点に移る。
 これまでの公開質問状の応酬を見ている部落大衆や労働者市民は、いかに宮部がウソつきで信用できない人物であるかを理解したと思う。

2、宮部は鳥取市下味野の本村で生まれた一般地区住民である

(1) 宮部は、自分の出身地である「鳥取市下味野」は全国部落調査に掲載されている、そして下味野は部落であると全国部落調査や裁判所が認めている、という理屈で、自分は部落民であると主張している。
 これに対して私たちは、① 行政が指定する部落の対象地区指定はほとんどの場所で、大字単位で広く指定されている、② その地区内には一般地区住民も混住しており、かつての行政調査でも混住率などが示されていた、③ 宮部の実家の「下味野415番地の1」は下味野の本村であり、被差別部落ではない、と具体的に指摘した。
 こんなことは常識的なことで、宮部が知らないはずがない。知っていて、ウソを重ねている。そして「番地がどうであろうと、下味野と付けばそこは部落なのである」などと開き直るしかなくなっている。しかし自分の実家や隣近所を部落探訪で映して、「ここが部落です」とは決して流さない。いや、流せない。
 しかしさすがにそんなへ理屈は通らないと思ったのか、現在は下味野から逃げ出し、神奈川県の解放同盟員宅(裁判の原告の家)に本籍を移した。そして「本籍地を解放同盟員の家に移したんで、正真正銘、部落民ですね。いいかげんな話で、部落に本籍を移せば部落民なわけですから」などと言っている。なぜ本籍地を、「正真正銘の部落」に移す必要があるのか。「下味野415番地の1」は「正真正銘の部落」ではなかったのか。この行為自体が、宮部が部落出身でないことを自認したことである。
(2) 宮部の理屈は、「裁判所が、戸籍や住民票が全国部落調査に掲載された地区にあれば部落民だと言っている。だから下味野の私は部落民だ」ということに尽きる。
 自分のウソを自覚している宮部は、「解放同盟や裁判所が言うところの部落民です」などと、「条件付き部落民」のような表現もしている。そのデタラメさは、(1) で指摘したとおりだ。
 さらに宮部は、さかんに「部落は権力がつくった、裁判所という権力が下味野地区は部落だと言っている」などと権力にすがっている。しかし宮部はかつて同和事業の制度を利用しようとして、その対象ではないと裁判所にも判断されていた。宮部自身がブログで「鳥取市と鳥取地裁によって私の実家は同和地区でないことが証明された」と書いている。私たちがこの点を指摘すると、「この時点では同和かどうか分からないということが前提となっている」などと、いつも通りの意味不明の回答だった。
 宮部のいう権力が認定云々などというものは、ご都合主義の言い訳でしかない。

3、「全国部落調査」の拡散を阻止されていることが唯一の「差別体験」?

 部落出身者は、部落にルーツが有り、部落に本籍や住所があろうがなかろうが、いまも身分的差別としての部落差別を受けている。戸籍や住民票などの書類だけで、部落出身者かどうかが決まる問題ではない。だから裁判の原告となった解放同盟員は、自らの差別体験を陳述書として提出している。
 私たちは宮部に、親は部落出身者か、宮部自身の差別体験はあるのかと質問した。宮部の回答は、両親については「被差別部落出身者である」(第3回―3)と答えたが、どこの部落の出身かと具体的に問われると、「答えるべきものでもないし、答えられないし、答えたくもない。質問が非常識だ…」(第4回)と回答した。他人の部落には勝手に入り込んで墓まで映像を流している人物が、よく言えたものだ。その後、父親系統は下味野(本村の一般地区だ)だと認めた。
 さらに宮部自身の差別体験についての質問には「被差別部落民であることに苦しみや悩みはない」、小中学生の時に「部落民宣言に誘われたことはない」、親からは「部落民だと言い張れば部落民ということになるとは聞いている」と回答した。そして唯一の差別体験は「部落研究を妨害されるという悪質な部落差別」(!)を受けているという。
 宮部はまた、「アイヌ地区の優遇策が始まればアイヌになろうと思う」などと、アイヌの人人への差別を平気で書いている。宮部の「自分は部落民だ」という主張も、このような薄っぺらで差別的なウソである。今後も宮部が、自分は部落民だとウソをつき続けても、もはや誰も信用しないだろう。

4、人間性のカケラもない対応

 宮部に対して鳥取県の部落出身の支部員が、部落出身者は誰もが悩み苦しんだ経験を持っているが、あなたはどんな苦しみ・悩みを持って生きてきたかと質問した。宮部の答えは「『誰もが苦しんだ経験を持っている』ということに根拠はない」、自分自身は「被差別部落民であるということで苦しみ・悩みはない」と回答した。部落差別を受けることのない一般地区出身者の宮部だからこそ言える言葉だ。
 またその支部員が、部落差別は命まで奪うという具体的な例として、中学校時代の友人Hが職場で部落出身であることをさらされて悩み自死したことを挙げて、宮部の見解を求めた。これについて宮部は「『部落差別によって命さえ失った被差別部落民も数多い』という根拠がない」「詳細を確認できない…誰のことか分からない」と回答した。さらに宮部のやっている行為は、命に関わる深刻な問題だという指摘に対しては、「既に部落地名がインターネットで公になって何年も経ているのであるから、『命を絶つ人』が出ているはずなのに現実は出ていないのであるから……予想が誤りであることが証明され続けている」と回答した。
 さらに婦人部が、母親として子どもの結婚に際してどんなに差別への心配をしているかについて述べると、宮部は「結婚差別などという言説は悪質デマ、オカルト、陰謀論の類いである」と回答した。
 これは宮部の人間性のゆがみを示して余りある回答だ。そこには差別を受ける者への冷たい憎しみしかない。
 この間の公開質問状でのやりとりをみている皆さんは、宮部がいかにウソつきであるか、差別者であるかを充分に理解されたことと思う。
 宮部は最近、全国連が荒本支部と野崎支部で不当な利権行為をしているかのようなことを書いている。自分のウソを追及されて、論点をずらしたいという魂胆が見え見えである。私たちはこのような見え透いた挑発に乗るものではない。

 私たちは、以上の1~4について、宮部の回答ならざる回答は求めない。もうこれ以上、宮部のへ理屈に付きあっても意味はないと判断し、次の論点に移る。

5、解放運動があるから部落差別がおきるというウソについて

 宮部は、結婚差別はない、親が解放運動などやっているから相手が忌避するのだと言っている。また「部落に住むと差別されるなどという根拠のない風評被害を広めている側こそが言動を撤回し謝罪しなければならない」と解放運動を批判している。
 これは、部落差別はもうない、あるとしたら解放運動が引き起こしているのだとする地対協意見具申の立場である。宮部は、権力とは闘うなどと言いながら、解放運動を解体しようとする権力の手先そのものである。
 この宮部のウソと差別性について明らかにするために、以下、質問する。
 一つの具体的な差別事件として、茨城県で今年発覚した差別事件を取り上げる。土浦市の小学校児童クラブの支援員3名が、地元の部落からクラブに通っている児童に対して、大勢の児童の前で次のような差別発言をした。
 支援員1は、大便の粗相をした子に「部落出身だからねえ、ウンコも漏らすよねえ」と発言して他の支援員と一緒に笑っていた。
 支援員2は、別の女児に「Aちゃんは部落だから、頭が悪くて、私らが言っている話が理解できない」と発言。さらにその子の家が廃品回収業をしていることについて「ゴミ屋です。○○では被差別部落カーボを△△の連中と呼ぶのだけれど、Aの家はゴミ屋の仕事なんです。ゴミ屋なんて普通はやらないでしょう、△△人だからなんですよ」と発言。隣にいた支援員1も「そうなんですよ。コジキだったんですよ」と発言した。
 支援員3は、市内の別の小学校児童クラブに勤務していたが、同僚がこの小学校のクラブに異動することが決まると、その同僚に「○○は部落が沢山あって、親が普通じゃないから、あんな所に行ったら大変だわ。私なら怖すぎて行けないよ。部落だよ、相手は」と発言した。
 差別発言した支援員は「部落については、近所のおばあちゃんから△△という所は同和の人たちが住んでいる…と聞きました」と言っている。
 この差別事件の背景には、運動団体はまったく関係していない。地域の一般地区住民が被差別部落に対して根深い差別意識を今も持っていることを示している。
 宮部は、これも解放運動のせいだというのか。私たちが「部落に住むと差別されるなどという根拠のない風評被害を広めている」というのか。そのような見解を撤回し、謝罪するべきである。
 回答を求める。

以上

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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【茨城県土浦市】令和になっても 続く同和の糾弾 当の部落と 無関係な人が 騒いでいるだけ?」への2件のフィードバック

  1. NONAME

    貴方も部落解放の団体も本当に騒がないでそっとしてほしい。静かに暮らさせてください。
    #26fe722ce8c52181b9b5d4413a0bc9e8

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