月刊「同和と在日」2012年5月号発売しました!

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By 宮部 龍彦
同和と在日18

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2003年、旧八日市市の助役が自ら命を絶った。その背後にある「同和」と「人権」にまつわる、どう仕様も無い真相をレポートする。
「ヤマヒサを糾弾しようとしたら同和会が出てきたからあきらめる」という解放同盟の通達文書を発見。何があったのか?
前号で大反響だった、盲導犬アトム号。福岡県と九州盲導犬協会の回答を掲載。
ほか

目次
●リベラルな電波グラビア館
・橋下サンもビックリ! 大阪人権博物館のムダ、ムリすぎる仰天展示
●深層ルポ・ある助役の死「同和」と「人権」の人殺しィ!
・ボロチョンにしてやる! 悲劇の発端は口喧嘩だった
・合意書の裏側で… 西沢市長と同和のドンとの壮絶な法廷バトル
・西沢氏HPの書き込みで勃発ぼっぱつした裁判
・地元記者までが「ある圧力と対峙たいじ」と異例の記事
・密告職場? 自治体における「人権」のウラ側
・「わしは全国で初めて差別者としての助役である」と言い残す
・松下氏は保守反動! 室長は赤旗を配達!
・職員の口論の真相、沈黙する松下一派
・「差別と人権」声を大きくするモノが勝者!
●全日本同和会の影を見て“ヤマヒサ糾弾”をあきらめた部落解放同盟
・“元祖同和”である同和会
・部落解放同盟の指示通達
・全日本同和会滋賀県連合会はダミー?
・同和会「全く身に覚えのないことです」
・“儀式”と化した解放運動
●再検証「盲導犬アトム号失踪しっそう事件」平成の“生類あわれみの令”身体障害者補助犬法を疑え!
・改善を求める署名は1万名超!
・制度上はユーザーに弁済補償の必要があった!
杓子しゃくし定規な身体障害者補助犬法は生類憐みの令か?
・身体障害者補助犬を拒否できないは「ウソ」
●滋賀県同和行政バトル日記⑭
・判決は原告全面敗訴、そして控訴
・高裁での争点は?

今回は人権救済法、国内人権機関の制定の前に論じておくべき「人権問題の運用」について賛成・反対派問わず議論してもらうために自治体もしくは運動体の「人権」や「差別」についての取り組みの「弊害」にクローズアップしております。

深層ルポ・ある助役の死
全日本同和会の影を見て“ヤマヒサ糾弾”をあきらめた部落解放同盟

この2つを二大特集としています。

一方は部落差別なのかどうかはっきりしないというよりも、そもそも何が問題なのか理解できない話で不幸にも自殺された市の助役さんの内情をレポートしました。2003年に起きた事件で確かに古い話なんですが、実はこの問題をきっかけにいまだ裁判も行われている経緯もあって再度、取り上げました。しかも助役さんの死については一部報道で「何らかの圧力」をほのめかす記事はあったものの、結局闇の中へ。いまではもう風化した事件ではありますが、再検証してみるとなんとも呆れるような実態がありました。ぜひご覧ください。

また「全日本同和会の影を見て“ヤマヒサ糾弾”をあきらめた部落解放同盟」については普段、なかなか内情が見えない全日本同和会についてクローズアップしております。部落解放同盟はこれまで「差別」と断じた自治体や企業を糾弾しその上で多くの要求を突き付けました。例えば同和問題企業連絡会への加入、または解放同盟関係者による講演会、あるいは刊行物の購入など実は「糾弾」に屈することはそれ自体が目的ではなくそのまた一歩先の”オイシイ話”を持ち込むためという見方もできます。本来ならばこのヤマヒサもそうした餌食になるはずでしたが、なぜか逃れることができた。それはどうしてなのか理由があります。つまり団体の利害関係によっては糾弾される、されないケースもあるということです。差別は団体の思惑で扱いが変わる! そうした実態が分かる内容です。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。