全国部落調査事件の東京地裁での最終口頭弁論が行われました。これにて結審、判決は9月27日14:00言い渡し予定です。当日オンライン会見をしましたので、以下の動画をぜひご覧ください。
前回の記事で予告した通り、原告側の書面も掲載します。
指宿昭一意見陳述.pdf
片岡明幸意見陳述.pdf
原告準備書面24.pdf
また、被告側の書面も改めて掲載しておきます。
最終準備書面14-R3-2-23.pdf
証拠説明書-R3-2-23.pdf
上申書-R3-3-8.pdf
意見陳述要旨-R3-3-8.pdf
証拠説明書-R3-3-8.pdf
被告側ではラムザイヤー教授の論文を、全国部落調査が研究に活用されている証拠として提出したですが、手続き上は訳文の添付が必要と当日朝に書記官から指摘され、慌てて機械翻訳をコンビニプリントして提出する一幕がありました。
当日の口頭弁論では、まず死亡により取り下げを希望した原告についての手続きがありました。これらについては、被告側も取り下げに同意し、反訴も取り下げるものとしました。
次に、片岡副委員長の意見陳述、指宿弁護士の意見陳述、被告側の意見陳述と続きました。被告側の意見陳述で「松岡克己」という名前が出てきた辺りで、原告側から名前を連呼するなと言われたので「三重県連委員長」と言い換えておきました。
弁論終了後、被告が先に退廷したのですが、傍聴席から「差別者!」と罵声を浴びせる者が何人かおりました。