和歌山市、解放同盟に 忖度して 国旗国歌拒否教育を容認!

三品純 By 三品純

自民党内で中国・習近平国家主席の訪日中止を求める要請に対し激怒するのは党内きっての親中派、二階俊博幹事長。「どこの国の議員か」「売国だ」と冷ややかな声も漏れてくる。一方、地元・和歌山の教育もさすが二階氏の薫陶著しきこと。和歌山県と和歌山市が補助金を出す子ども会で日の丸・君が代を否定する教育が行われていた。しかもそんな指導内容を市立児童館の広報紙『杭ノ瀬子ども会新聞くいのせ』で職員が報告記事を書き地域に配布するのだから驚き。いわば“官製反日活動 ”だ。和歌山市はまさかの国旗国歌拒否宣言か? と市教委に問い合わせたところ全く否定しないからまたまた驚きである。

現在弊社が追跡取材している連合自治会長事件の取材の途中、おかしな話に出くわした。

「80年代、90年代ならありえたかもしれないけど、今時こんな内容の新聞を配布しますか? しかも市の発行物ですよ」

題字に荊冠旗。これが子ども会の発行物か?

『杭ノ瀬子ども会新聞くいのせ』を示してこう不審がるのはとある和歌山市民。同紙は宮前小学校(和歌山市北中島)校区の周辺に配布される。題字のくいのせの上には荊冠旗と思しきロゴがあるから単なる子ども会の広報紙でないのは一目瞭然。しかも紙面にはバッチリと「人の世に熱あれ人間に光あれ」のお約束の“ アレ”も掲載。

一面にはトランスジェンダーで弁護士の仲岡しゅん氏の講演会のレポートが掲載されていた。同氏は「大阪市立大学部落問題研究会」に所属していたことから同和関係人脈でもよく話題になる。解放同盟のシンパ活動家だ。

紙面を拡大。市立児童館の発行物だがご丁寧に水平社宣言。

「やってるよ! 解放学習」との見出しで始まる記事はこう書かれている。

1月31日(金)に中学生部、2月6日(木)に小学学生部高学年で「日の丸」「君が代」をテーマに解放学習(人権学習)を行った。まず、学推の先生が「日の丸」「君が代」の歴史について説明し「日の丸」は侵略戦争に日本軍のシンボルとして存在したこと、「君が代」は天皇を称える歌であることを他国の国旗や国歌との比較などにより、分かりやすく伝えてくれた。

次に子ども会の指導者が、子ども会の取り組みを説明してくれた。「日の丸」「君が代」があるために、入学式・卒業式という我が子の節目に立ち会うことのできない保護者の心の痛みについて語り、「この問題について自分の意見をしっかりと持ち、人の痛みを解る子どもになってください」と伝えてくれた。

最後に、子ども会出身の青年らが自身の体験を語り、小・中学生の時の思い、現在の思いを「子どもの目線」から伝えてくれた。「ひとりで」式に参加した気持ち、参加できなかった親の気持ちを思い出し、感極まりながら最後まで話してくれた姿が印象的であった。「この問題について、自分の考えを持ってください。」というメッセージを受け取り、解放学習を終えた。

(杭の瀬児童館・角野加奈)

4だけ突出した額だが杭ノ瀬の子ども会分とされる。

従来から議会でも子ども会活動の補助金は疑問視されており事実上、同和教育の受け皿と化してきたことは以前も指摘した。もし彼らが国旗掲揚、国歌斉唱を拒否するならば自分たちの“ 手弁当”で活動すべきだ。自治体からの補助金をもらっておきながら随分とムシがいい。また解放学習と国旗国歌と何が関係あるのだろう。子ども会を隠れ蓑にしたただの“ 左翼活動”にすぎない。

同紙の問い合わせを見ると「発行所;部落解放杭ノ瀬子ども会 〒641₋0001和歌山市杭ノ瀬77₋10 和歌山市立杭の瀬児童・地区福祉センター内 073₋471₋9785」となっている。

同館に取材を申し込むと、

「児童館に質問されても答えられません。発行者は保護者会の会長なのでそちらに聞いてほしい」

「記事の内容に対して地域から苦情はないから問題ないと考える。そんなことを言ってきた人はいない」

ということだ。こう開き直られても問い合わせ先として明記されているから児童館に尋ねるしかない。「地域の苦情はない」と館長は説明するが、当たり前だ。通常、こうした「公民館便り」などの類はほとんど目に触れず資源ごみになりがちではある。とは言え「解放」「部落」の名を冠した発行物に意見できる住民がどれぐらいいるものか。一般住民の感覚はまず“ 君子危うきに近寄らず”だ。一度、自分たちが世間からどういう見方をされているのか冷静に検証した方がいいだろう。もっとも「同和は怖い」という認識があるからこそ自治体・行政に影響力を与えているわけだが…。あるいは「怖い」というイメージ付けが「確信犯」であるのはもう説明不要のはず。

この通り、同館も取材拒否ということだ。判明したのは署名にある「角野加奈氏」も市職員ということ。それから保護者会会長は誰かと言えば解放同盟和歌山県連・藤本哲史執行委員長だった。それならば全て納得がいく。子ども会の補助金がなぜか一部地区だけ突出して大きいのも、和歌山市公認で反日教育が行われることも藤本氏の地元という背景があった。

解放同盟員「電話を切ってやった」

先述した通りこの日は現在、追跡取材中の連合自治会長事件の取材で来ており、翌日には金井氏裁判が控えていた。それでもとにかく藤本氏に会おうと同県連に取材を申し込んだ。すると女性職員が電話に応対し、保留音が鳴るとそのまま電話が切れた。再度、要件を伝えたが特に連絡はない。

さて翌日、金井氏の裁判でのこと。ご承知の通り、現在コロナウイルス感染予防のため裁判も抽選、入場制限などの措置が取られてきた。金井氏裁判も前回は抽選だったが今回は先着順。金井氏側の証人尋問があるということで重要な裁判と思われたが定員オーバーすることはなかった。しかし驚いたのは裁判後。地元関係者がこう耳打ちする。

「解放同盟和歌山県連の職員も傍聴に来ていたよ。昨日アンタの電話を切ってやったと笑っていたで」

なるほど、同盟員とニアピンしていたようだ。どんな用事でも社会人として電話を切るというのはいかがなものだろうか。集団でいる時は随分とお勇ましく怒鳴る、取り囲むという行為に及ぶが少人数だと陰口しか叩けないのか。しかしこの金井裁判は解放同盟も関心を寄せていることは分かった。金井被告の還暦パーティーに藤本委員長の妻で藤本眞利子県議も参加していたのだから無論、無関係ということはないだろう。

金井氏の還暦祝いに出席した藤本眞利子県議。写真右上。

では杭ノ瀬子ども会の偏向教育について、管理・指導する和歌山市はどのような見解を示すのだろう。かなり煽りを入れた仮題をつけ和歌山市教育委員会青少年課に質問状を送ってみた。

「和歌山市が国旗国歌拒否宣言都市へ!?」(仮題)についての質問状

1、国旗国歌の問題と解放学習の何が関係あるのか教えてください。
2、こうした国旗国歌へのスタンスは和歌山市も同様の立場を取るのかお教えください。
3、子ども会の活動には県と市からも補助金が支給されています。こうした活動に補助金が使われていることについて市のご所見を頂ければと思います。
4、同新聞は市の責任、管理下で制作された刊行物という理解でよろしいですか。同館の辻岡館長によれば署名にある角野加奈氏は市職員ということでした。
5、新聞には水平社宣言の「人の世に熱あれ、人間に光あれ」が掲載されています。市の発行物に特定団体の主義主張が掲載されていることは適切か否かお教えください。
6、辻岡館長からはここ杭の瀬児童館に来られても困る、という趣旨の発言を受けました。しかし紙面には問い合わせ先として同館があります。ならばなぜ問い合わせ先が児童館になっているのか教えてください。

自治体として「和歌山市が国旗国歌拒否宣言都市へ!?」とまでタイトルを付けられまさか黙認はしないだろう。それなりの反論はなされるはずだ。しかしそんな予想は大きく外れた。

同市教委青少年課から戻ってきたのは「回答は差し控える」というものだ。

つまり拒否宣言都市という煽りすら“お認め ”になるということか。そもそも子ども会で特定の思想に基づいた教育を実施すること自体がおかしいと思うが、そうした判断力もすでに同市にはないようだ。

「世間の非常識は和歌山市の常識」

なぜ連合自治会長事件が起こったのか身をもって理解できた。

つまり国旗国歌拒否を認めるということか。
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三品純

三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

和歌山市、解放同盟に 忖度して 国旗国歌拒否教育を容認!」への3件のフィードバック

  1. アバター落合宏明

    時々拝見させていただいています。
    「世間の非常識は和歌山市の常識」
    このセリフとてもまとを得ていますね。
    執筆活動頑張ってください。

    返信
    1. 三品純三品純 投稿作成者

      市民の方ですか。どうもありがとうございます。
      何か有益な情報があればぜひお寄せください。

      返信
  2. アバター

    こんな事があったとは和歌山市民として情けないです! 早速ですが 和歌山市ホームページよりメールで意見させていただきました。「和歌山市が国旗国歌拒否宣言都市へ!?」 本当にゾッとする響きです!!

    返信

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