餃子の王将、大東隆行社長銃殺事件の追跡取材。事件の一方で、王将周辺を探ると「中国人脈」が浮かび上がった。在大阪中華人民共和国総領事館と大阪市が共催する「中秋名月祭」実行委員長、王天佐氏がその一人。周辺情報によると王将が中国・大連に進出した際に尽力した人物という。そこでご本人を直撃し王将と中国の関係などを聞いた。
京セラ稲盛一族とも つながる王将
前回記事もご参考に。
【王将研究】「王将人脈」から連なる 情熱ホルモン、安藤忠雄、華僑要人、そして中国政府
王将社長射殺事件の犯人逮捕は社会に衝撃を与えたようだ。日本新聞協会が発表する「新聞オーディエンス調査365」によると、10月分でよく新聞記事が読まれたのは10月29日。前日に射殺事件容疑者が逮捕された影響とみられる。
関心が高いのは事件の凶悪性と同時に「餃子の王将」自体の人気、知名度もあるだろう。
射殺事件とは別に王将は研究、調査に値する企業だ。一介の飲食チェーンながら部落解放同盟中央本部元執行委員長、上杉佐一郎氏またその実弟、上杉昌也氏が関係人物であるのは当サイトのみならず多数のメディアが報じてきた。
そして関西の財界、名士人脈、中国人脈にも連なる。もともと王将と上杉氏の歪な関係は1989年、王将戎橋店火災の示談が発端。火災にあったビルのオーナーが華僑団体有力者という点からしても中国抜きに語れない。
また王将は、伝統的に従業員の独立を推奨しているのも特徴的だ。
『情熱ホルモン』などの飲食チェーンを築いた五苑マルシングループ、故・川邊清氏も王将関係人物。同氏は生前、建築家の安藤忠雄氏とも親交があった。また川邊氏の交遊関係には大阪市、中華人民共和国駐大阪総領事館が共催する「中秋明月祭」実行委員長・王天佐氏がいる。
話は変わって、京セラ・第二電電創業者の稲盛和夫氏が今年8月に死去。11月28日に「お別れの会」が開催されたが、出席者の一人に安藤氏の姿が。安藤氏は稲盛氏の母校、鹿児島大学の「稲盛会館」の設計を担当した。
妙なものでここでも「王将」というキーワードが浮かび上がる。王将といえば「大阪王将」との商標問題が広く知られるが、鹿児島県内に「鹿児島王将株式会社」があるのをご存知だろうか。同社は稲盛和雄氏の実弟・稲盛豊実氏が社長だ。豊実氏がのれん分けで南九州のみ営業を許可されたことが由来である。
稲盛氏と言えば国民民主党・前原誠司衆議院議員(旧民主党・民進党元代表)の支援者として知られる。王将から不可解な融資、土地売買をしていた渦中の人物、上杉昌也氏の会社前には前原氏のポスターが貼られていた。
京阪の政財界と“ニアピン ”する王将。そこに中国も関係してくるから闇深…いやスケールが大きいとしておこう。
今回は注目したのはその中国関係。実は先の王氏の親族が中国の大連進出に一役買ったとの話を聞いて本人に確認した。
また『日本華僑報網』によると中秋名月祭は大阪中国領事館の提案で始まったもの。当時の総領事の鄭祥林氏の後押しで2009年に開催。中国通によると「本国政府の意向が強い」と指摘する。つまり大阪を中国の発信源と位置付けており、その一環ではないかとの見方だ。
そういう意味を持つ大イベントの実行委員長と面談できるのは貴重である。
王将の大連店舗の 担当役員と知人?
まずは不躾な質問にも関わらず取材に応じた王氏には感謝したい。親睦というよりは裏事情を探る質問だけに温厚な王氏も警戒している印象だ。「アナタは公安か」という誤解もあったが、あくまで王将、そして現在の日中関係についてと説明した。
ー大変、日本語がお上手ですが、来日されたのはいつですか。
なぜそれを聞きますか。私はあなたを知らない。あなたも私を知らない。私があなたに話す必要性がありますか。
ーあくまで在阪中国人の名士ということでお聞きしたいのですが。
そういうお世辞はやめましょう。
ー『日本華僑報網』によるとバブル時代に1905年に創業した商社の常務取締役に就任したということでしたが、なんという会社でしょうか。
もう倒産しているし、経営者一族に迷惑がかかるから。
ー1905年創業というと南満州鉄道の設立とかそんな時代になっちゃうんですよ。「1905年創業の商社」というのがイメージできなくて。
なぜそれを聞きたいのか分からない。
ー分かりました。王先生は大連外国語大学を卒業後、エレクトロニクス産業に関わったそうですね。大連が故郷ということですが、実は王将も大連に進出したことがあります。(*2005年進出、2014年解散)
私も前の社長さんとは一度会ったことがありますよ。
ー実は私の知人の華僑の方が王先生のご親類に大連副市長さんがいて、その方は王将が進出した時にいろいろと協力したという話がありましてね。
その華僑って誰? 過去の話はしたくないし、話す理由もありません。なぜそんな話をしますか。
ーすみません、取材源は明かせなくて。大連のご親類というのは?
昔の話はしないね。そういう話は聞いたことがないです。
ーあくまで王将に関するということでぜひ教えてほしいのですが。川邊(清氏)さんは関係ないですか?
ああ、川邊さん。あの人も若い時に苦労した人ですよ。でも今、私は五苑マルシングループとは関係ありません。
ーもともとどんなお知り合いですか。
王将の高橋さん、国際部門の高橋さんが川邊さんを紹介してくれましたよ。それぐらい。本当にそれぐらいしか分からないから。
―元常務取締役大連事業部長の高橋義弘さんですか?
下の名前は知らないですよ。会ったと言っても一度、二度とかそれぐらい。
ーそうですか。失礼な質問ばかりで申し訳ありません。中秋名月祭の実行委員長としてもご活躍ですが、関西の華僑団体が参加するんですね。
そうね。私も関わってかなり長いよ。
ー中秋名月祭は老華僑と新華僑のどちらが先導していますか。
関係ありません。どちらも協力して日本と中国の交流を深めるから。私は世代的にも老華僑と新華僑の中間ぐらいの存在ですね。
ーところで先々代の何振良元総領事がどこに行ったのか分からない、と日本の友人の方が心配されていました。何さんもお祭りに協力していたと思うんですが、今はどうされているのでしょうか。
さあ知らない。中国に帰ったんじゃないかな。
ー何振良さんは日本の大物議員の二階俊博さんの息子さん、後継者とも面談していたもので。政治といえば松井一郎市長も祝電を送っていますね。大阪市も共催ということで、副市長が来賓として挨拶しています。
松井さんは祝電を送るだけだから一度、来てほしいですよ(笑)
ー華僑団体から見て日本の政党はどこが頼りになると思いますか。
よく知らない。
ー王先生が「医療法人ひつじ会 ACクリニック」のPCR検査事業をなさっていると聞いたので政党や行政とも関係があるのかと考えました。
PCRと政党は関係ないでしょう。
ーPCR検査ではどんな仕事をしていますか。
渡航用PCR検査の許可申請だとかね。ひつじ会の先生にはもともと今のクリニックのビル(都島区片町)を紹介したんですよ。
ーありがとうございました。
大連時代の人間関係については王氏の拒否感が強かった。中国人脈の王氏からPCR検査事業まで関係したのは実に興味深い。
大阪市を中心にPCR検査センターを設置していたACクリニックだが突然HPで閉院のアナウンスが。“訳あり ”な雰囲気が漂う。
それにしても大阪、王将、中国、様々な話が出てくるものだ。
これにまだ上杉昌也氏が控えているから今後、どんな仰天情報が飛び出すことか。
「カルト資本主義」という本で稲盛さんが出てきたのを覚えています。
稲盛さんはなぜか中国で人気らしい。
ニュースで取り上げられた中国での雰囲気を見てください。活動できているということは中国政府も邪教扱いしてないんでしょう。
このあたりのさじ加減が不思議です。
一部「稲森」となっていますが誤りでしょうか?
PCR検査について
あやしげな医療検査はコロナ前からあります。
アメリカだとここにまとまってて日本でもこれと同じ手法を使った自費診療をしているクリニックがあります。
https://quackwatch.org/related/Tests/nonstandard/
このPCR検査があやしいかどうかはわかりません。
が、PCR検査をやってる臨時会場の店員がスーパーサイヤ人みたいな髪色のおにーさんで尋常でない雰囲気を感じたことがあります。イベント屋か派遣なんでしょうけどさすがに、ね。
衛生検査所のチェック体制がかなりザルみたいでひどい自治体はノーチェックみたいなんです。
コロナに関しては陰性証明書もらっても現地で発覚した場合、かなり調べるので日本での感染か現地での感染かわかると思います。
お医者さんでもお金で診断書や証明書を書くような人はたくさんいますがやめておいたほうがいいでしょうね。
>PCR検査をやってる臨時会場の店員がスーパーサイヤ人みたいな髪色のおにーさんで尋常でない雰囲気を感じたことがあります。
確かに呼び込みみたいな検査会場はありますよね。
関東神農同志会
この神農とは中国由来の神様です
テキヤさんと同和は違うかもしれませんけどそんな関係があるみたいです
明治維新からかそれ以前からかもわかりませんがこれは戦前からでしょうね
この団体の本拠地はいま中華街なってます
こんな感じで日中友好は戦前からあったんじゃないかなーと思います。中秋の名月も昔はどれくらい力を入れて祀ってたのかは私もわかりません。
戦前の人たちの考え方と戦後の考え方で日中友好と反共親米で差があるんじゃないかなと。オールド華僑の方々もそこを掘り起こすと何か思い浮かぶんじゃないかな。
その時々の人々の願望により改変したり祭祀を強化したりはあるでしょうね。ボシタ祭りのように。
で、日中友好は戦前への回帰も抱き合わせ販売なのかもしれない、と。どっちがお得かはわからない。
関東神農同志会の設立は昭和59年(1984年)でした。
ここでふと別のニュースで気づいたことを。
2022年5月24日のスマートフラッシュにて高野豊島区長と極東会の話題が掲載されています。
豊島区の極東会本部付近は中華街のようになっております。ここで気になったのは大阪の再開発エリアも西成で暴力団がいる地域、不動産も暴力団所有物件があったはずです。どうやって再開発の用地取得をしたのか不思議です。
パナソニック ホームズが反社物件で利益を得ている記事が2022年09月29日の週刊新潮記事にあります。「脛にキズありの金融ブローカーが介在」とあります。
このあたりから何かがわかりませんか。
私の予想は漫画村と同じ顛末です。
国外法人が反社と取引、契約した場合、お咎めなしなんじゃないでしょうか。要するに外国だと何もできませーん、でおしまい。外交努力も国外訴訟提起も何もしない。
漫画村は政府の「有識者」とは全く別の弁護士からの指摘で摘発の糸口が見つかりました。政府の見解だけなら逮捕できなかったしする意思もなかったでしょう。
似たようなことは種苗法でもありました。骨抜きの意味のない法規制に皆が懸念していました。予想通り品種が国外に持ち出され好き勝手に栽培され続けてます。
議員が骨抜きにしているのか「有識者」なのか官僚なのかわかりませんけど不可解ですね。
王天佐って、中共の海外110番もやってそう。
これはなかなか面白い繋がりかも。詳細が知りたいですね。