「田邊さんが最近、荷物を運び出している」市の告発状受理以来、こんな話が持ち込まれた矢先、本日早朝、補助金詐取の疑いで津市相生町自治会長・田邊哲司容疑者、塗装業・増田宏和容疑者が逮捕された。容疑は2014~2020年、二人が共謀し自治会掲示板を市職員に設置させたにも関わらず増田容疑者が経営する増田塗装に発注したかのように装い補助金を詐取していたというもの。告発状の不受理、後手に回る津市の対応と問題発覚からしばらく経つが一応の区切りを迎える。しかし市民、関係者からは「環境パトロールはどうした?」「掲示板どころじゃないやろ」「市幹部も同罪や」と不満が漏れてくる。
「差別」の二文字が虚しく木霊する
今月初旬、市の告発状が受理された、との一報から地元からたびたび「Xデー情報」が寄せられた。その瞬間をカメラに収めようと現地に飛んだが空振り。
そして休日を挟んでまさかのタイミングの逮捕だ。これには現地の事情通らも驚いていた。
「田邊さんの逮捕の瞬間を撮影したのはNHKと東海テレビでした。東海テレビは田邊さんの単独インタビューも行っています」(市政関係者)
自治会長事務所への家宅捜索で相生町には取材陣も殺到。田邊容疑者が保有するセンチュリーを撮影しようと探す報道陣もいたというが「事務所の車庫に隠すように置いてあった」(住民)という。
また市の関係施設にも捜索が入ったほか、「フードバンク三重理事長も引っ張られたが、参考人程度で夕方には犬の散歩をしていた」(地元住民)との話も寄せられた。フードバンク三重理事長とは市職員が利用する小料理屋「小梅」のママ、田邊容疑者の親密女性として当サイトもたびたび取り上げてきた。
当サイトが同自治会長問題を報じて以来、特に田邊会長からの説明はなかった。だが今年に入り心境が変わったのか、1月末頃に町内への回覧文書で「同和問題」を持ち出し反論を始めた。さらに今月は津市広報とともに相生町自治会だよりを配布。前回よりも完成度は高い。「目に余る「差別」表現が飛び交っています!!」との表題で始まる自治会だよりには
「示現舎」という出版社が、昨年9月からインターネットに相生町のことを「同和地区」「都市スラム」などと差別的表現をして、相生町や田邊哲司自治会長の悪口を書きまくっています。相生町自治会は不正な支出で補助金はもらっていはいません。不当な誹謗(ひぼう)中傷です。なぜ、相生町自治会ばかり悪者にされるのでしょうか?
同和地区やスラムと書いたことが差別だろうか。それを言うなら、会長一派は津市教育長室で「日本全国の同和連れてきたるもんでな」と威嚇していた。都市スラムと言っても戦後から町の成立過程における特徴を説明したにすぎない。そればかりか相生町、また会長の悪口とは、何を示すものか。
ハイコストの環境パトロールや、請求額・請求書いずれも整合性がつかないゴミ箱設置、職員に対するパワハラ疑惑を指摘したことはある。それが悪口と言うのならば取材に応じて説明して頂きたかった。
一方、配布物についても不可解だと苦言するのは地元住民。
「最初の出来が悪い方(文書下)は配布係の人も困ったんや。“ こんな市の印がないものを勝手に配布してええんやろか”と困ったわけ。そやから中央市民館に聞いたら“ こちらでは判断できないから自治会長に許可をもらってほしい”という対応だった」
判断できないとは頭を抱える市職員の姿が目に浮かぶ。
しかし田邊会長逮捕によって少なくとも従来のような無理、無茶は通らないだろう。その点では津市職員も安堵かもしれないが、
「田邊さん来月、誕生日なんですよ。誕生日会をやらなくていいから市職員は一安心でしょう(笑)」
と地元事情通は一笑するが
「2人(田邊、増田両容疑者)が何をしゃべるかで市職員にも捜査が入るかもしれませんね」
というのは当然の話。逮捕されても苦痛、逮捕されなくても苦痛、一部幹部の命令で「やらされた」職員には気の毒だが、しばらくは不安の日々が続くことだろう。
次回は増田容疑者の直前の声をレポートする。
*なお先日、指摘があった田邊会長が岡前議長おろしに関わったとする辻美津子市議の証言で一部誤りがあったとツイッター上で報告しました。しかし再調査の結果、事実関係に大きな誤りはありませんでしたので、特に訂正はないものとします。
辻美津子市議も百条委員会で嘘吐いてたんですねw
地方自治法第100条第7項に抵触しないんでしょうかね
やっと逮捕か
ほかの件もlたくさんあるから全部立件して起訴してください
あと、津市長以下、この件で田邊に便宜を諮った者も当然責任を取るべきですよね
腐れ市議もね
いやあ毎度毎度いい記事をありがとさんです。
逮捕を受け、市長がコメントを出しました。
その中に「市がだまされて」と、あります。アホなのかこの市長は!
市も共犯やないか。津の街に住んでたらそんなこと誰でもわかることや!少なくとも敬和地区の常識や!あんたも地元やろ!そら、優秀なオツムやったから地区外の中学へ行って、さらに優秀やったからはるか東の大都会の最高峰大学へ行かれたようやが、再度地元へ戻って地べたを這いずりまわるように暮らしてみなはれ。みんなの気持ちもわかろうというもんや。