カテゴリー別アーカイブ: 部落探訪

部落探訪(18)岐阜県養老郡養老町三神町

By 鳥取ループ

岐阜県の部落と言えば、圧倒的に養老ようろうが有名である。具体的には、養老町三神町みかみまちのことで、ここは食肉でも有名だ。

昭和初期には251世帯だった部落が、1975年には645世帯にまでになったとされる。

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部落探訪(17)大阪市西成区出城・三開・長橋(後編)

By 鳥取ループ

1963年に同和対策審議会により、西成地区の調査が行われ、「大阪市西成区出城開地区 精密調査報告書」が作成された。

この地が調査対象として選ばれたのは、大都市の部落、急激な変容、混住が著しいという特徴があったからだという。いわゆる「都市部落」の非常に顕著な事例なわけである。

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部落探訪(17)大阪市西成区出城・三開・長橋(前編)

By 鳥取ループ

日本最大の同和地区はどこか。京都の崇仁だとか北九州の北方だとか様々な言説があるが、答えは1つである。大阪市の西成地区だ。

2003年2月に大阪市人権協会が発刊した「50年のあゆみ」によれば世帯数10,445、人口22,027で、次に大きな地区である浪速地区の世帯数2,729、人口5,936を大きく圧倒し、全国でも比類なき規模である。しかし、西成に対しては様々な誤解がある。この地区の一部を探訪しつつ、その誤解を少しずつ解いていこうと思う。

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部落探訪(16)徳島県阿波市吉野町西条井ノ元

By 鳥取ループ

阿波市の主な部落は吉野町西条さいじょうにある。その中でも最大の部落はもとで、隣は庄境しょうざかえである。1935年の記録では戸数がそれぞれ225戸,168戸で、人口はそれぞれ772人,1032人。生活程度は極端に悪くはなかったようだ。

写真は隣保館の吉野一条ふれあい会館の近くにある建物で、「君が代会」とは近くにある一條神社の氏子の集まりだ。

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部落探訪(15)長野県小諸市加増(後編)

By 鳥取ループ

1962年から1963年にかけて、政府の同和対策審議会は「同和地区精密調査」を実施した。ここ、加増は調査対象の1つとして選ばれ、1963年に「同和地区実態調査報告書」が作成された。

報告書の作成から50年以上が経過しているので、報告書は著作権が消滅したパブリックドメインとなっている。

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部落探訪(15)長野県小諸市加増(前編)

By 鳥取ループ

小諸こもろ市と言えば、思い浮かぶのが島崎しまざき藤村とうそん千曲川ちくまがわ旅情の歌。「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子ゆうし悲しむ 緑なすはこべは萌えず 若草もくによしなし…」というフレーズだろう。そして、島崎藤村と部落と言えば、小説破戒はかいだ。

ここ小諸市加増かますは「破戒」の舞台となった部落である。貴重な歴史資料と共に、この部落を探訪してみよう。

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部落探訪(14)神奈川県横浜市金沢区六浦東高谷

By 鳥取ループ

神奈川県最大の部落は秦野市曽谷そやだが、神奈川県で最も人気があると思われる部落は、横浜市の六浦むつうらにある。1934年の記録では戸数49,人口276。

しかし、六浦は戦後に同和地区指定されることはなく、いわゆる「未指定地区」とされている。

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部落探訪(13)滋賀県長浜市桜町(後編)

三品純 By 三品純

旧虎姫町字五の周辺を散策した後、長浜市虎姫支所に行って関連資料でももらおうと思った。以前、この地を取材したとき、長浜市虎姫支所は旧虎姫町役場の庁舎が使用されていた。とてもレトロで味わいがある建物だ。現在の支所は、図書館や福祉施設「生きがいセンター」、文化ホールが統合された公共施設の中に移転している。職員に尋ねてみると長浜市役所本庁舎の住宅課でしか分からないということだった。「虎姫住宅」の名を出してもサバサバした様子だ。なぜこんな思いを抱いたかと言えば前回の虎姫取材があまりに強烈だったからだ。

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部落探訪(13)滋賀県長浜市桜町(前編)

三品純 By 三品純

滋賀県・旧東浅井ひがしあざい虎姫町とらひめちょうにある大規模な改良住宅群は、同和事業の顕著な例である。

2011年1月に改良住宅の1つで起こったガス爆発事故をきっかけに、住民による家賃の滞納、また貸しなど不正行為が明るみになった。弊舎は「同和と在日④」で虎姫改良住宅についてのレポート記事を発表したが、その後、改善されたのか。虎姫の今に迫った。

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