『地方改善ニ關スル調査』によれば那珂郡大宮町の根古屋という場所に古村があった。戸数は10。地名は「宿」とも。皮革を扱っていたようである。

研究者によれば、久慈川の段丘崖のこの辺りを根古屋と言うそうだ。

現地で気になったのはこのお堂。


地図になく、名前も分からないが、荒れてはいない。

そばには髭題目があり、日蓮宗との関連を伺わせることから、番神堂かとも思った。


茂みの中には荒廃したレストランと、釣り堀の跡地らしきものがある。電話帳で調べると1997年頃まで「北三つり堀」というのがあったらしい。

中に入るのはやめておいたが、扉が壊れているので中が丸見えである。一瞬畜産センターのカレンダーが見えた気がした。


付近の家は「片岡」ばかりである。前回クエストした那珂市中里との関連を伺わせる。


更に歩いてみると、茂みの中に牛小屋とサイロが見える。


つり堀、牛小屋、農業と仕事場と住居が一体になった古村である。

そして、気がついたのは、あちこちで水が湧いていることだ。しかも、金気のない上質な水である。

詳しい人に話を聞くことが出来た、確かにここは根古屋である。

このお堂は片岡の鎮守で、八幡様だという。しかし、由緒は分からないという。白山神社の可能性もあるのではないか。

そして、やはり宗派は日蓮宗である。



