差別をなくそう・部落探訪(111)
大阪府東大阪市荒本

By 鳥取ループ

1935年の荒本部落の世帯数は235、1958年は320となっている。国土地理院のサイトでは1940年代の航空写真を見ることができるが、写真から荒本の家の数を数えると500~600程度であり、荒本全体が部落であるとすれば矛盾する。

荒本探訪の動画版は以下から見ることができる。

筆者が初めて荒本を訪れた時、写真のような路地に迷い込んでしまったことがあった。そして、荒本の部落は全体が改善された訳ではなく、路地が残っているところもあるのかと思っていた。

しかし、荒本は1つでないことに気づいた。今も路地になっているのは「荒本春宮自治会」の区域であり、ここは部落ではない。

これは浄土真宗興正派のお寺で、部落の寺ではない。

路地を抜けると…

道が広くなっている。亀井文夫監督作品「人間みな兄弟 部落差別の記録」では、冒頭で部落に入った途端に道が狭くなっている京都市の錦林地区の映像が出てくるが、現在、荒本ではそれとは全く逆の状態になっているわけである。

浄土真宗西本願寺派のお寺。概ねここから南が部落となる。

ここは、さきほどの「荒本春宮自治会」の区域と以上に路地が入り組んで家が密集していたと考えられるが、かつての部落の面影は完全になくなっている。

ここは、住宅地区改良法の対象地域となり、大規模な改良事業が行われた。改良事業は既に終了している。本来は部落は完全解放されたということになるのだが…

巨大な人権文化センターが今も残っている。分類としては隣保館。しかし、ここに限らず大阪の旧解放会館は「隣保館」という言葉の本来の意味やイメージからは完全に外れている。

この春日若宮神社部落の神社というわけではなく、部落でないところも含めて荒本全体が氏子になっている。

荒本部落のその他の事情については、過去記事「真相レポート 関西連続部落差別投書事件」を御覧いただきたい。

差別をなくそう・部落探訪(111)
大阪府東大阪市荒本
」への2件のフィードバック

  1. 音野

    動画内にある通り、東大阪、八尾は住宅密集地が多いです。
    東大阪には動画内に出てくるような路地が本当に多く、軽自動車すら通行が困難な裏道もあります。
    蛇草も荒本と似たような光景です。ただ小さい工場が多いかな。その辺は地区外とあんまり変わらない。
    地区内はきれいに整備されており、地区から出ると細い路地が多くなる。(JR沿いより特に近鉄超えた近大側が凄い路地多い)
    地元では近鉄の線路を渡ると怖いとこやでと小さいころから聞かされます。
    ただ現在は本当に高齢化が進んで若者の少ない地区になってます。10年位前に比べると路駐とか放置された車は殆ど見かけなくなった。
    また地区の檀家さんの話を聞くと、市営住宅は外国人に又貸ししてる部屋が多いそうです。
    あと蛇草は在日2世、3世が多い印象。

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  2. 清和源氏

    ほれ、答えんか。同和地区名のネット公開について、荒本の住民は納得しておると判断した根拠、理由、を述べよ。

    ↓のように取り上げられて、ホンマ、男冥利に尽きるなあ。

    同和地区所在地の暴露マニア
    鳥取ループとはインターネットのブログのネームで、05年からこの名前を使っている。運営しているのは、鳥取県出身の宮部龍彦(37才)だ。彼は、ITのソフトの開発などを生業にしている、いわばパソコンのプロだ。もう一人は三品純(43才)で、岐阜県出身でフリーライターとして「正論」等に記事を出している。宮部と三品は、共同で示現社なる出版社を設立して「同和と在日」などの本を出版しているが、出版社とは名ばかりで実質二人だけの個人商店だ。
    鳥取ループが何を目的にしているのはよく分からないが、少なくともこれまでの行動を見れば、同和地区の所在地を暴露することを自己目的にしている暴露マニア、裁判マニアと呼ぶことが出来るだろう。実際、鳥取ループはこれまでに5回にわたって行政を相手にした裁判を起こしている。大阪市内の同和地区の位置の開示を請求しているがいずれも鳥取ループ側が敗訴している。この間、09年には 大津地方法務局から「部落地名総鑑」圧縮ファイルの削除要請が出され、10年には大阪法務局から「大阪市内の同和地区一覧」の削除要請が出されている。これらの訴訟の内容は割愛するが、ひつだけ滋賀県裁判における最高裁判決(15年)を紹介する。最高裁は、滋賀県内の同和地区の所在地一覧に直結する隣保館や教育集会所の開示を求めた鳥取ループに対して、「地区の居住者や出身者等に対する差別意識を増幅して種々の社会的な場面や事柄における差別行為を助長する恐れがある」とはっきり判決を言い渡している。当然の判決だ。それにもかかわらず鳥取ループ・宮部は執拗に同和地区の暴露にこだわり、ついに今年「復刻版」の出版を計画するに及んだ。彼自身の語るところによれば、昨年東京の社会事業大学の図書館にあった「全国部落調査」を発見したというのだが、昭和11年に作成されたこのマル秘の報告書を手に入れた彼は、欣喜雀躍して「復刻版」の出版を企んだのである

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