コリアタウンのお店の密かな人気メニューであるポシンタン。進んで食べるものというよりは、言わばゲテモノ料理として話のネタか度胸試しのために食べるか、そうでなければ何か特別な効果を期待して薬として頂くという方がほとんどではないだろうか。
先日、大阪を訪れた時、中途半端に時間が余ってしまったので、これから本格化するであろう夏の暑さへの備えとして、ポシンタンでも食べようと今里駅に降り立った次第である。
大阪のコリアタウンと言えば、鶴橋駅界隈が圧倒的に有名だが、その隣の今里駅の方がむしろディープであるとの評判である
今里でポシンタンを出す店というと、開城食堂が有名。行って空振りになっても虚しいので、 念の為電話をしてみたのだが、いきなり朝鮮語で応対されてまともに日本語が通じない。それでも何とか分かったのは、今はポシンタンはなく、代わりに鶏肉を使った鍋しかないとのこと。
もう1つの名店である紫金城。電話してみると、今度は中国語訛りのお姉さんが出てきたが、一応ポシンタンはあるらしい。
そこで早速お店に行き、メニューを見たのだが、どうもそれらしい物がない。店主と思われる男性に聞いてみると、数年前まではポシンタンをやっていたが、今はやっていないとのこと。
「愛護団体がいろいろと言ってくるようになって…まあ、無視してもいいのかも知れないですが、面倒なのでやってません」
犬鍋目的なら無理にここで食べなくていいですよと気遣って頂いたが、前述の通り開城食堂が既に陥落済みなので他に行く宛もない。どこか犬鍋を出している店を知らないか聞いてみたが…
「横のつながりがある訳ではないので全部は分からないですが、有名な店はどこも抗議を受けて、犬肉は出せないようです。まあ、大阪はこんな状態ですよ」
もしやと思い、後で大阪市内で犬肉を扱っていると評判の店に何軒か電話してみたのだが、どこも揃って犬肉は今は出していないという答えだった。今のところ、確実に犬肉が食べられる店を、筆者は大阪市内で確認していない。
本場韓国でも年々犬肉への風当たりが強くなっているというが、大阪で犬肉が食べられなくなっているという現状は筆者には衝撃的である。
日本橋の上海新天地という中国のLaox系のマーケットには素材の狗肉は並んでいますから、家庭単位で楽しんでいるのか、一部のお馴染みさん相手の裏メニューになっているのかもしれません。
神戸のお店はメニューに写真も掲載されていますが、狗肉メニューだけは日本語併記がされていません。
もうすぐ土用の丑の日ですね。
蒸し暑い日本では、スタミナをつけるためうなぎを食べますが、朝鮮半島では、ポンシンタンを食べるようです。昔は恐怖を与えて撲殺した犬の肉を材料にしていたみたいです(そのほうがよりスタミナがつくと信じられていたらしい。)が、さすがにこのご時勢そんなことはしていないでしょうね。
ただ、その筋の方に言わせるとと殺前に「恐怖」を与えてしまうと暴れたりして肉質が悪くなるので、「そんな非人道的なことをしてはいけません。」とのことです。
犬の肉食うと勃起すごいから宮部氏はその辺の家から犬をもらって食べるとよい
「関西犬肉ガイド:犬NAVI 」にいっぱい店が紹介されていますが、
一軒くらいありつけるかもしれませんがどんなもんでしょうか?(笑)
そのページで片っ端から電話してみましたが、大阪市内は全滅でした。
日本にも犬肉レストランがあるとは驚いた。東京には残ってたりするのだろうか…?
犬は動物愛護団体からもらって食べなよ
故郷羊串店もなかったですか。
そのお店も陥落してしまっていたと思います。
東京の新大久保ではまだ食べられるようなので、そちらに挑戦するかも知れません。