
部落問題にも 手心なし ラムザイヤー論文の中身
韓国ウォッチャーであれば、「ラムザイヤー論文」が今、熱い話題となっていることはよくご存知だろう。米国ハーバード大学法科大学院のマーク・ラムザイヤー教授が昨年8月に発表した「太平洋戦争における性の契約」という論文は、端的に […]
韓国ウォッチャーであれば、「ラムザイヤー論文」が今、熱い話題となっていることはよくご存知だろう。米国ハーバード大学法科大学院のマーク・ラムザイヤー教授が昨年8月に発表した「太平洋戦争における性の契約」という論文は、端的に […]
2017年と、かなり前のことになってしまうが、川崎市で行われているという「同和対策生活相談事業」関係文書を情報公開請求したところ、ほとんど黒塗りで開示されるということがあった。この事業について調査したところ、川崎市の部落 […]
中原京三著『追跡・えせ同和行為』(1988)には、福岡県で「鉱害利権」に関わった人々のことが書かれている。その中に、松岡福利という人物が出てくる。その松岡氏が10億円以上かけて建てたという物件が現在でも飯塚市内に現存する […]
朝日新聞が慰安婦問題&吉田調書の二大誤報を生んだ根底に記事作成の過程で「角度をつける」という社内文化があることを前回論じた。「角度をつける」とは端的に言えば取材した事実や報道資料などに独自見解を加えるというもの。「報道」 […]
東京高検の黒川弘務検事長が緊急事態宣言中に産経新聞記者、そして朝日新聞記者と賭けマージャンをしていたとの『週刊文春』(5月28日号)の報道は衝撃的だった。「法の番人」であるはずの検察幹部が賭けマージャン! と同時に朝日新 […]
前稿で朝日新聞の販売不振と年金減額等の財政難をお伝えした。ではその原因は何か、どんな課題があるのか? たびたび蒸し返されるKYサンゴ事件、そして福島原発事故吉田調書問題、従軍慰安婦問題(吉田清治証言)のW吉田誤報などによ […]
「天下の朝日新聞」、「日本のクオリティペーパー」…覚えているだろうか。かつて朝日新聞はこんな風に称されたものだ。政治、社会、教育、論壇への影響力、ブランド力、給料水準は他紙の追随を許さなかった。ところがネット社会への移行 […]
コロナ禍によって医療、製造、飲食、教育、観光、様々な分野が損害を受けている。またライブ、イベント、祭りなどは政府・自治体による密閉、密集、密接「三つの密」回避呼びかけで自粛、中止、延期が相次ぐ。「人が集まる」と言えば普段 […]
関西電力役職員の金品受け取り問題に関する最終報告書が発表され高浜町元助役・森山栄治をめぐる報道が再び活発だ。森山が部落解放同盟員だった経歴は昨年当サイトが報じたが、同氏が「同和問題」を背景に関電、行政を威圧してきたことは […]
関西電力役員らが福井県高浜町元助役・森山栄治(故人)から金品を受領していた問題で3月14日、同社は第三者委員会の報告書を公表。本サイトでも報じた通りだ。また本誌は2001年から2018年まで福井県庁と部落解放同盟福井県連 […]
3月14日、関西電力の金品受取り問題に関する第三者委員会の報告書が公表された。その全文はこちらでダウンロードすることができる。当初は約3億2000万円とされていた金品の総額が約3億6000万円に膨らんだこと、実際に森山氏 […]
和歌山市連合自治会長の金井克諭暉(よしゆき)の詐欺事件は同時に和歌山市の不可解な同和事業を浮き彫りにした。その一つが和歌山県と市で実施する子ども会活動支援交付金なのだ。この事業は長年、問題視されながら決して精査されること […]
今年の3月のこと、官報に掲載された破産者情報を電子化し、住所をもとに地図上に配置した「破産者マップ」というサイトの存在が明らかとなり、その生々しさから大いに炎上した。メディアでも取り上げられ、個人情報保護委員会がサイト運 […]
関電ー森山問題はこれまで高浜町の出来事を中心にお伝えしてきたが、今回は場面を変えて森山と福井県との関係を紹介したい。関電の報告書には「森山氏は、高浜町、福井県庁、福井県議会および国会議員に広い人脈を有しており、福井県の人 […]
吉本興業所属タレントらが反社会組織の関与する宴席への闇営業問題は今年上半期のニュースを賑わせた。また同社役員、一部芸人らの政界人脈との交流や政治発言、行政・自治体事業に参入など「吉本興業」が注目されている。関西ローカルの […]
以前、鳥取県の琴浦町で同和対策固定資産税減免(同和減免)の対象地域についての町議会議員の質問が、差別事象として町執行部から県人権局に報告されたことをお伝えした。 その結果、町議会が執行部と対立し、県人権局に提出された報告 […]
コリアタウンのお店の密かな人気メニューであるポシンタン。進んで食べるものというよりは、言わばゲテモノ料理として話のネタか度胸試しのために食べるか、そうでなければ何か特別な効果を期待して薬として頂くという方がほとんどではな […]
本誌の調査により、佐川急便が昨年に東京人権啓発企業連絡会(東京人企連)から脱退していたことが判明した。 東京人企連は『部落地名総鑑』購入企業により、部落解放同盟によって組織させられた東京同和問題企業連絡会が改名したもので […]
ご承知の通り、日本維新の会の公認候補(現在は公認停止中)である長谷川豊氏が、講演での部落問題についての発言を巡って猛批判をされている。しかし、長谷川氏の発言のどこが差別なのか、よく分からない人が多いというのが実情ではない […]
前回は部落解放同盟川崎支部の実態について説明したが、今回は全日本同和会について調査した。 全日本同和会は解放同盟ほど目立たず、その活動の実態は一般にはあまりには知られていないが、意外にも主要な同和団体の中では最もオープン […]
前回の記事では、「多くのメディアも行っている第3の道」などと思わせぶりなことを書いてしまったが、要は情報公開制度を当てにしないで自分で調べるということである。筆者は情報公開訴訟で勝つことも負けることもあったが、負けてもそ […]
昨今は、国会では森友学園・加計学園問題、東京都では築地市場の豊洲への移転問題が取り沙汰されている。このような政治や行政にからむ問題がある度に、メディアが行う取材方法の1つに、「情報公開請求」という手続きがある。 テレビや […]
(前編からの続き) 部落地名総鑑の原典を追う 部落地名総鑑を手に入れる第3のアプローチは、「原典を見つける」ということである。 部落地名総鑑は全国のほぼ全ての部落の地名を網羅していたと言われる。しかも、地名だけでなく戸数 […]
(後編はこちら) 「本を焼く者は、やがて人間も焼く」とは、19世紀のドイツの詩人、ハイネの言葉である。 さて、時は1975年12月8日、人権週間まっただ中の日本では、ある本が焼かれている真っ最中であった。その本とは、「部 […]
(前編はこちら) 隣保館職員と共にハローワークへ さて、それから1ヶ月後、増田氏から「ハローワークの職員と話をした」との連絡があった。 「同和住民の失業保険延長はあると。隣保館担当に当事者が伝えて手続きしていくと。私の場 […]
1975年11月に発覚し、翌月12日の部落解放同盟の記者会見によりその存在が全国に発表された「人事極秘 特殊部落地名総鑑」。果たして部落地名総鑑とはどのような物だったのか。 筆者は長らくその謎を追求してきましたが、奇しく […]
(後編はこちら) 2002年に終了した国の同和対策事業。今では同和地区への特別施策は、国としては行っていない。 もっとも、国においても、「地方改善事業費」という名目で厚生労働省から各自治体に補助金が出ている。同和対策であ […]