【参院選】支援者の内縁女性候補を見捨てた? 鶴保庸介(参)に地元民「また男を下げた」

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By Jun mishina

やっぱり政界のだめんず? 2月7日の配信記事で次期参院選和歌山選挙区から鶴保庸介参院議員と内縁関係にあった末吉亜矢氏が立候補することを報じた。同氏は鶴保氏の支援者でもあったが、すでに関係は解消したという。公私にわたって鶴保氏を支えてきた末吉氏への扱いに地元関係者は「また男を下げた」と呆れるのだ。

望月氏出馬の可能性はまだある!

公私にわたり支援してきたが…。

「二階ジュニアの世襲はやめてくれ」。そんな悲鳴が木霊するようだ。2月9日、自民党和歌山県連拡大会議が開催され次期参院選候補者を選定する党員投票を実施。二階伸康氏が前有田市長・望月良男氏を抑え、選出された。会場には二階父も出席し、党員に睨みをきかせたようだ。さすがにまだ影響力は侮れない。

望月氏は二階家の宿敵、世耕衆院議員に近いとされるため分裂含みの投票でもあった。そのため役員らに「いかなる状況でも選ばれた人を応援しよう」と一筆とったという。なんとしても保守分裂を避けたいのだろう。しかし思惑は外れたようだ。

「その翌日から望月氏は選挙活動を始めたのです」(党関係者)

仮に世耕氏が全面的に応援するとなれば自民党員たちも少なからず望月支持に回るだろう。となると先の衆院選に落選した伸康氏にとっても再び苦戦を余儀なくされるに違いない。

一方、保守系候補として不動産会社経営者の末吉亜矢氏も参院選に立候補すると7日の記事で報じた。末吉氏は14日に記者会見を開き正式に出馬を表明。政党の推薦や支持は求めないと明言した。末吉氏は鶴保氏と内縁関係で、事務所は末吉氏の会社が所有するビルに入っていた。

政界、メディア関係者の間では鶴保氏と末吉氏の関係は周知のこと。そして同時に伸康氏は鶴保氏の政治の恩師の子息である。御曹司の支援か、内縁の女性を応援するのか憶測が飛び交った。ところが意外な顛末が待っていたのだ。

関係はすでに解消していた

末吉氏の会社前にある掲示板に鶴保氏のポスター。

さて鶴保氏といえば女性スキャンダルは少なくない。もとは野田聖子元総務会長と事実婚の関係にあったが解消。その後、2014年2月に18歳年下の女性と結婚するも2ヶ月というスピード離婚を報じられた。こんな過去から鶴保氏には政界のだめんずという言葉を贈るほかない。

そして末吉氏との関係だが…。

「実はもう末吉氏と鶴保氏は内縁関係を解消したのですよ」(末吉氏知人)

やはり長続きはしなかったようだが、女性にとっては許せない思いだろう。

「鶴保氏へ事務所を貸したり、高齢で要介護だったご両親を末吉氏がお世話していました。それも将来的に結婚を考えていたからなのに、鶴保氏が渋ったのです。末吉氏にすればていよく使われただけ、ということになります」(同前)

男女間のこととはいえ冷たい仕打ちである。

鶴保氏に事実関係を確認するため問うたが回答はなかった。

2023年「鶴保庸介君の参議院議員国会活動二十五周年を祝う会」にて。

「鶴保氏はいつも何かを画策しようとするがどれも上手くいってないね」とは県政に詳しい地元記者。

「2023年11月に自民党青年局が開催した過激パーティーでも外部へリークしたのは鶴保氏に近い関係人物。世耕派の県議を追い落とすためにやったつもりが党全体の評判を落としました。それに岸本知事を応援したのも自分が衆院1区に出馬をするための土台作りでしたがそれも失敗。末吉氏のことでは事情を知った女性記者たちが〝あの人(鶴保)は最低〟と大ブーイングだったとか」(同)

政治の師、二階元幹事長は野党議員からも心酔されたほど。その薫陶を受けたはずの鶴保氏が不義理を続け「また男を下げた」と失笑されたのだった。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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