日経新聞女性記者が ストーカー容疑で逮捕 相手の「朝日新聞記者」に囁かれる 非道の声

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By Jun mishina

日本経済新聞社経済・社会保障グループ記者、花澤葵容疑者が「PayPay」のチャットで他紙男性記者に「会いたい」などと9日間で64回もメッセージを送りストーカー規制法違反で逮捕された。その相手というのが朝日新聞記者。花澤容疑者が毎日新聞記者時代から不倫関係という。記者の間では朝日記者の責任を問う声もある。

記者クラブ制度の 弊害か?

「PayPayにチャット機能があるんだ」

事件の一報を受けて、こんな感想を持った人も多かったはずだ。キャッシュレス決済サービス「PayPay」は多くの人がご存知だろう。意外にもPayPayのチャット機能は不倫ツールの盲点という。

「LINEだとチェックされやすいし、インスタグラムは位置情報やタグ付けなどでバレやすい。その点、PayPayチャットはコミュニケーションツールのイメージがないから盲点なんですよ。相手男性記者とは飲食費などの精算だとか金銭のやり取りがあったのでしょうね」(Webに詳しいライター)。

PayPay公式サイトより。

確かにPayPayを介したやり取りは盲点かもしれない。それがストーカー容疑で逮捕されたのだからよほどの量のメッセージを送ったのだろう。

本人FBより。

また通常、ストーカー行為といえば男性から女性というのが大方だろう。それが本件は真逆。それも署名記事を多数持つ女性記者から他紙の男性記者という特異な事件だ。しかも一年以上前から警察から警告されてきた上での逮捕である。

他方、マスコミ業界の構造を問題視する意見も見逃せない。

「そもそも記者クラブ制度で会社の垣根を越えて仲間意識が芽生え同じ空間で過ごす時間も多いですよ。さらに官邸担当、総理番になると一緒にいる時間がとても長くなります。若い男女が“その気になる”のも無理はありません」(全国紙OB)

こうした仲間意識はいわゆる「メディアスクラム」の温床にもなる上、男女トラブルの温床にもなりかねない。もちろん官邸担当に限ったことではなさそうだ。

さる全国紙デスクはこんなエピソードを明かす。

「とある県庁記者クラブでA社男性記者がB社女性記者にゾッコンでつきまとうようになったんです。他社の記者にも協力してもらい“引きはがし”をしました。ところが逆に男側が燃え上がってしまって大きな騒動になったこともあります。あるいは警察担当、地検担当も待ち時間は長くて“殺人現場で花咲く恋”もあります(笑)。逆に宮内庁担当は皇族の外遊に同行し、行動を共にする機会も多いですがあまり男女関係の話は聞きませんね」

いずれにしても業界内部の男と女のエトセトラは花澤容疑者と朝日記者に限ったことではなさそうだ。ただ事件にまで発展したのは珍しい。そんな花澤容疑者のライフワークとは?

選択的夫婦別姓問題に熱心

毎日時代の記事。

花澤容疑者は昨年夏頃まで毎日新聞勤務。本人のX上のプロフィールによれば京都、愛媛支局を経て東京本社政治部に所属とある。政治部では首相官邸や自民党を取材してきた。

政界要人のインタビューなどの他、選択的夫婦別姓制度の導入を求める記事が多数で現在でも閲覧可能だ。

夫婦別姓には並々ならぬ情熱がある。選択的夫婦別姓・全国陳情アクションが発行する『家族のきずな10月号』(2020年)の特集「別姓家庭で育った子どもたちの座談会」に記者の立場で花澤容疑者が参加した。

選択的夫婦別姓の専門誌に花澤容疑者。

彼女の信条の原点はその家庭環境にあるようだ。

【花澤葵】毎日新聞の政治部というところで記者をしている花澤葵といいます。私は28歳で、父親が外国籍、母が日本国籍の国際結婚で、夫婦別姓です。よろしくお願いします。

夫婦別姓制度に関心を持ったきっかけについてこう述べた。

新聞記者を志そうと思ったあたりから、新聞記事とかニュースに触れるようになり、「そういえば自分の両親って別姓だなあ」というところから、関心を持つようになりました。

熱心といえば熱心。しかしいわゆる特定の主張を代弁するいわゆる寄り添い系記者、活動家記者の素養も感じてしまう。それから彼女の特徴として「派手なルックス」といったニュアンスの報道が目立つ。

例えば8月29日の集英社オンラインは典型例だ。

花澤容疑者はハイヒールに派手な服装、巻き髪にばっちりメイクで自民党本部に出勤していて、他の記者たちの間でも『キャバ嬢』と呼ばれるなど目立っていましたね。

なんとも軽佻浮薄なイメージである。しかし元同僚記者はこう疑問視した。

「私も(集英社オンラインを)読みましたが悪意がありすぎます。私には普通の記者に見えました。それに派手な女性記者は他にいくらでもいますよ」

逮捕されたら誇張表現も許されるのがメディアの常だ。さらに取材を進めると単純に花澤容疑者だけをストーカー扱いしていいのか? そんな疑問を持つに至った。

男性記者にも 責任がある可能性

女性記者が増えているとはいえマスコミ業界はまだ男社会。そこに若い花澤容疑者が飛び込む。男女関係に発展することは十分ありえるだろう。毎日時代から相手男性記者と交際していたという。2人が交際しているのは記者界隈では周知の事実だった。

ところがその男性記者というのが子持ちの妻帯者。つまり「不倫」というわけだ。このため記者界隈では2人の関係が問題視されていたという。

朝日新聞N記者。

「相手は朝日新聞元政治部のN記者ですよ。花澤との関係が問題視されて政治部から他部署に移りました。ところが別れ話をした後も花澤からのアプローチが続いたため警察に相談したのです。逮捕された以上、かなり執拗に迫ったのでしょう。ただし彼女だけが悪者かというのは疑問ですよ…」(前出元同僚)

N記者は俳優の藤木直人を彷彿とさせるルックス。政治部時代に官房長官担当などを務めた。「ぐいぐい質問するようなタイプではないです」(政治記者)。大きな政治ニュースや顔写真付きの解説記事を担当する割に内部での存在感は薄いようだ。

そして元同僚氏は被害者である朝日新聞N記者にも責任を問う。

「花澤関連の記事は彼女が一方的に迫ったかのような書かれ方。しかし彼女はN記者の子を身ごもって“おろした”と記者の間で囁かれています。そして彼女の親族も出てきて話し合いになったといいます。単なる不倫で済ませていいのでしょうか」(同前)

事実ならば非道だ。花澤容疑者は「1人にしないで」「死にたくない」となどと男性記者に送ったと報じられた。彼女が「中絶」していたならばこのメッセージも非常に意味深である。「しつこく迫った」から「悲痛な叫び」とも思えてしまう。

一連の報道のみをもって花澤容疑者を“ ストーカー呼ばわり”するのは早計かもしれない。もちろん再三、警察から警告を受けた上でのことだとしても、だ。日本経済新聞社にも説明を求めたが――。

「社員が逮捕されたことは大変遺憾です。事実関係が判明し次第、厳正に対処します」(日本経済新聞社広報室)

他紙のコメントでも同様の回答が確認できた。もっとも日経にすればこう回答する他、なかっただろう。

ある意味では業界の体質や構造が引き金となったともいえるこの事件。ジャーナリズム、権力の監視、反体制といいつつ日本の中枢である官邸担当の記者たちがこんな有様とは情けない。それに普段、メディアが人権、ジェンダー平等を標榜するのならば花澤容疑者とN記者の関係を深堀りすべきではないのか。

特に女性記者諸氏はどう受け止めるのか興味深い。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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日経新聞女性記者が ストーカー容疑で逮捕 相手の「朝日新聞記者」に囁かれる 非道の声」への7件のフィードバック

  1. .

    野平悠一記者なんかにとばっちりが行くと気の毒なので、こういうのはイニシャルNではなく実名で書いてしまうか、「Q」「P」「X」など日本の人名にないイニシャルで書くか、どちらかのほうがいいような気がします。
    #a5ffb4e7a86a923f13e824732cc7d20b

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  2. 白山のび太くん

    そういえば、朝日新聞社には、変態「バナナ記者」(バナナマン)がいましたね!(笑)
    テレビ朝日のニュース番組『ニュースステーション』で朝日新聞編集委員の肩書きでコメンテーターをつとめていたが、週刊誌に不倫関係と性癖を暴露され、雲隠れし、番組を降板した。
    『ニュースステーション』のキャスターだった久米宏さんを始め、だぁれもこの降板に言及しなかった。

    返信
  3. 匿名

    菅沼栄一郎といい、山岸一生といい、野平悠一といい、朝日新聞「性事部」の「性事記者」勃ち!

    返信
  4. Simon

    やはり朝日新聞記者だったか。

    海外赴任中に沖縄の新聞の美人記者が同紙記者とそういった関係になってシングルマザーになったと15年前に業界内で噂だったから、今回もまさかと思った。またか。
    #ae73a6421073f4a3368abe074b321b6b

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