慰安婦報道・植村隆の原点は早稲田奉仕園だった!

カテゴリー: ウェブ記事 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 三品純

長年、左翼運動・市民運動の主要テーマだった「従軍慰安婦問題」。その最大の根拠となったのが作家、吉田清治(故人)による「吉田証言」。戦時中、旧日本軍が韓国・済州島で朝鮮人女性を拉致、強制連行したと自著『私の戦争犯罪』で述べた。慰安婦問題に取り組む活動家にとって吉田証言はいわばバイブルであり、多大な影響を与えてきた。

しかし90年代、同証言を報じた朝日新聞が2014年8月に過去記事を訂正、謝罪に至った。このため最近は関連シンポジウム、抗議デモもかつての勢いを失っている。どっちらけ気味、落日の慰安婦運動。しかし一方で1991年、朝鮮人従軍慰安婦を報じた朝日新聞の元記者・植村隆氏の闘いは続いている。そんな植村氏の過去を辿ると保守層から「反日の館」などと揶揄される早稲田奉仕園(新宿区西早稲田2-3-1)に行きつくのである。


すっかり慰安婦報道の代名詞的存在になった植村氏。しかし慰安婦報道をめぐっては彼に限ったことではない。過去記事を見れば活動家の言をそのまま垂れ流す記事は他紙でも多数、散見される。この点においてはやや気の毒な気もする。しかし植村隆=慰安婦報道になったのは以下の記事にある。

朝日新聞記者時代の1991年8月11日、12月25日に朝鮮人慰安婦とされるきむ学順はくすんの「女子挺身隊の名で戦場に連行された」という証言を記事にした。しかし金学順の証言に対して疑問が噴出。麗澤大学客員教授(現)の西岡力氏からは90年代から「捏造記者」と批判されてきた。そして2014年、週刊文春の取材に対して西岡氏が「捏造」とコメントしたことに対して、植村が名誉棄損裁判を起こしたのである。

そして1月31日、植村氏は参議院会館で弁護団らと裁判の報告集会を開催。支援者らを前にこんな話を始めた。

いよいよ今年は決戦の年です。今から40年前に早稲田奉仕園の寮に住んでいました。
実はここは聖なるエリアで、教会があって神社があってお寺があります。(寮の裏にある)穴八幡宮には一陽来復の4文字があって、私の今年の運命を占うというかスローガンと思っています。今年は一陽来復を合言葉にして暗い時代から明るい時代、私だけじゃなくて日本も。みなさんぜひお力をください。

穴八幡宮は植村氏の母校、早稲田大学付近にある。そしてこの穴八幡宮から徒歩3分程度の場所にに公益財団法人早稲田奉仕園がある。同氏にとってこの周辺はパワースポットというわけだ。さてこの早稲田奉仕園。キリスト教系の施設であり、敷地内には教会、学生寮「友愛学舎」、セミナーハウス、NGO団体が入っている。1908年に早大生のための寄宿舎として設立されたのがルーツだ。戦時中、運営困難になったため1942年に早大に譲渡されたが、1954年に大学側から土地・建物が全面返還された。現在は単なる寮だけではなく教育、社会事業、文化事業も関わっている。

もっともこれはタテマエ。実際のところは「女たちの戦争と平和資料館」など、慰安婦問題などの活動拠点になっている。こうした性質上、早稲田奉仕園は保守派から「西早稲田系」「反日の館」などと揶揄されることも。

慰安婦問題はもちろん朝鮮学校の無償化問題、死刑廃止集会、脱原発、沖縄基地問題をテーマとするシンポジウムを多数開催。また特徴的なのは在日コリアンの要求闘争の受け皿にもなっており施設内には

  • 在日韓国人問題研究所
  • 在日韓国基督総会全国青年協議会
  • 外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク
  • 戦時性暴力問題連絡協議会

こういった団体の事務局が入居している。

慰安婦報道の火付け役的な存在である植村氏と早稲田奉仕園。「早稲田奉仕園通信」(2009年11月20日)によれば植村氏が友愛学舎で韓国人留学生と交流を持ったことが語られている。現在でも熱心の支援者のようで「早稲田奉仕園通信」を見ると、寄付者欄にも名を連ねている。ある意味、慰安婦問題の火付け役に祭り上げられた植村氏の原点は早稲田奉仕園だったのである。なんでも「一陽来復」には「悪いことが続いた後、良いことが訪れる」という意味があるそうだが、早稲田奉仕園、穴八幡宮というパワースポットの力も受けて、「名誉回復」の年になるか!?

三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

wp-puzzle.com logo

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

慰安婦報道・植村隆の原点は早稲田奉仕園だった!」への6件のフィードバック

  1. 斉藤ママ

    植村隆は嫁が在日なんですよね。
    アジア女性基金のおかげで反日が加速した感じがします。
    お金がある所には人が寄ってきます。
    ここには、法テラスの初代理事金平輝子がいたり、
    国連女子差別撤廃委員で痴漢〇罪を推進している林陽子がいるなど、怪しさ満杯。
    今、役所や警察でやっているDV講習会のテキスト作りにも関与しています。
    アジア女性基金が何に使われたのか、日本人あまり知らないです。
    調べて教えてください。

    返信
  2. 読んでられない劣悪な記事

    民族差別野郎がつまらないこと書いてないで、部落問題だけやっとれよ。

    返信
    1. 三品純 投稿作成者

      人権派の方から部落記事は書いても良いというお墨付きを頂きました。ありがたいことです。

      返信
    1. 通りすがり

      こんばんわ。
      結局、植村隆氏は高校生時代から成田管制塔占拠をした第四インターに傾注してた人物ですし
      極左に近いんだと思います。(ソースは早稲田雄弁会出身の潮匡人氏)

      返信
      1. 三品純 投稿作成者

        実態は分かりませんが、活動家肌の記者さんは割とセクト上がりの人が
        多いんじゃないですかね。

        返信

関連記事

学術・研究:部落探訪(276)滋賀県 近江八幡市 堀上町

ぜひ探訪して欲しいとリクエストがあったので、中小森(なかこもり)3部落を探訪することにした。ここは『滋賀の部落』では中小森村枝郷三部落として紹介されており、中小森には日吉村、赤尾、白鳥という一般地区があり、細工(さいく) […]

【熱海市土石流】「安全対策不足を 削除して」と県に頼んだ 熱海市役所の 役人根性

昨年の土石流発災からもうすぐ一年。原因の検証は途上―――どころか行政側の本気度、誠意を疑いたくなる事態が起きていた。本来は原因究明の資料になるはずの「逢初川土石流災害に係る行政対応検証委員会報告書」。この作成過程の中で熱 […]

「新・破産者マップ」が話題に 出口が見えない 官報の 破産者公告問題

2019年3月に「破産者マップ」が登場しいわゆる炎上状態となったが、先日から「新・破産者マップ」がインターネットメディア等で話題となっている。共通するのは、官報に掲載された破産者の情報を実名と共に地図上に配置していること […]

学術・研究:部落探訪(275)香川県 丸亀市 土器町東 二軒茶屋

香川県の被差別部落―現地研修報告―に掲載されている部落には、全国部落調査に掲載のないものがある。同資料によれば丸亀市には指定同和地区が3つあり、さらに1つ未指定地区があるとしている。 3つの指定地区のうち「A地区」は既に […]

維新の 「共同親権推し」は“ DV癖支持者”対策!?

離婚後の父母が共同で子供の親権を持つ「共同親権」の議論が進んでいる。法務省法制審議会家族法制部会はこの夏にも共同親権に関する中間試案を発表する予定だ。離婚後の共同親権はG7諸国で日本が唯一認めていないが、推進派は「片親に […]

【和歌山県】仁坂知事5選断念! VS 二階俊博“ に・に戦争”は痛み分け

和歌山県・仁坂吉伸知事が5選出馬断念。今年12月に任期満了を迎える仁坂知事は「慣例により議会で表明する」との意向を示しており注目が集まった6月定例会。6月15日、5選目の県知事選に出馬せずと明言した。地方のイチ県知事の動 […]