【大東市]相談者から 女性市議まで 積極アプローチ!光城敏雄市議は 寄り添い?老いらくの恋?

カテゴリー: 地方, 政治 | タグ: | 投稿日: | 投稿者:
By Jun mishina

「情報提供したつもりだったのにしつこく電話やメールがきて怖くなりました」。神奈川県在住の女性、佐藤氏からこんな告発が寄せられた。しつこく接触というその人物は大阪府大東市・光城敏雄市議(66)というから呆れたものだ。同市議周辺を取材してみると女性市議にまで“お誘い”をかける要注意人物だった。

当選回数6回の 最古参議員

市民として、市議会議員として、積極的な生き方を目指して。[大東市情報公開条例]が確かに生かされた正直な市政を。

光城市議の公式ウェブサイトより。市民オンブズ代表として情報公開制度を活用し、談合や行政のムダを追及。みつしろ「市議会ニュース」を発行し積極的に情報発信をしている議員だ。無党派・市民派を自負し議員活動の心意気だけはとりあえずヨシとしよう。

政党には無所属でいわゆる「市民に寄り添い系」をイメージさせる人物である。しかし寄り添いの危うさは議員、またマスコミも然り。その定則がものの見事に合致したのが今回のトラブルである。

神奈川県在住の女性、佐藤氏(仮名)はこう訴えるのだ。話は今年4月のこと。

「私はSNS由来の犯罪や嫌がらせを考える活動をしているのですが、光城市議が市議会選挙であるグループから妨害行為をされたのを知り情報提供を行いました。その時、光城市議とは“情報ありがとうございます”ぐらいで話は終わりました」

当時はつばさの党騒動の渦中。選挙中の街宣への直接行動が社会問題化した頃。府外の住民である佐藤氏は光城氏と面識はなく、あくまで親切心からの情報提供だった。

悲哀すら 漂うSMSは 老いらくの恋か

ところが最初の連絡後、光城市議から電話やショートメッセージ(SMS)が続くことになる。4月25日のSMSには「フルネームを教えてください」とある。なぜ情報提供者にフルネームを求めるのか理解できない。

光城市議からのアプローチが続く。

「私としては誹謗中傷対策やSNS被害をフォローするNPOや団体が必要だと思っています。そうしたノウハウをお持ちということで相談していました。そこまでは良かったのですが…」(佐藤氏)

ところが様子がおかしくなってきた。

「“ 今日はいいお天気ですね”とか“植木が元気です ”なんて本当にどうでもいいような世間話が続きました」(同)

徐々に頻度が高くなり、光城市議はほぼ毎日、連絡してくるようになった。

政治問題とは無関係のメッセージが届く。

SMSがくるたびに「今日は電話ができない」と伝える。普通の感覚ならばこの時点で「拒否」されていることに気付くはずだ。しかし光城市議の攻勢が続く。すると

「6月22日に“ 会いたい。大阪に来てほしい”と光城市議が連絡してきました。しかも宿泊費+交通費を出すというのです。相談にのってもらえるということでしたので29日に大阪に行くことを伝えた途端“ 2万円しか出せない”と言い出しました。到底、相談に応じる様子もなかったし自腹で行くのもバカバカしい話です。これ以降は完全に無視しました」

無視されていることに気付いていない。

明らかに佐藤氏は無視。これもごく普通の感覚の持ち主ならば「相手にされていない」ということを察知するだろう。ところが「明日楽しみですね」「何時ごろいらっしゃいますか」というメッセージは悲哀すら漂う。

光城市議が本気で誹謗中傷対策の相談に応じようとしたのか、あるいは老いらくの恋―。しかし議員ともあろうものが市民、それも県外の女性に意味もなく接触を試みるのは不自然だ。

「SMSは完全に無視したところ7月1日に突然、光城市議からLINEがきました」(佐藤氏)

LINEにも乗り込んできた。

佐藤氏LINEに不慣れで自動追加機能を知らなかったため、突然の光城市議からのLINEに驚いた。なぜならもうSMSをスルーした時点で「拒否」の意思が伝わったと思ったからだ。御年66歳。そこまで判断力が鈍る年齢ではないが拒否されていることに気付けないようだ。

「本名はなんていうの?」「偽造だよ」

光城市議に画像を添付した上で「無関係のSMSを送り続けた意図はなにか」「大阪に誘った意図は何か?」「2万円は政治活動費なのか」などの質問状を送った。

その上で光城市議から話を聞くと――。

「佐藤さん? 誰ですか分かりません、ちゃんと名前いってください」

ーご自身がSMSで名前を呼びかけていますが。

佐藤〇〇さんね。でも名前が後で変わっていますよ。本名をいってください。

ーなぜ本名が必要ですか? 本人が嫌がっていますが。接触したのは覚えがありますよね。

接触? 本名が分からないからなんともいえない。

ーメールの画像や電話の音声も残っていますが。YouTubeに公開することもできますよ。

できるわけない。プライバシーの侵害だ。画像も偽造だから。

ー画像は偽造ですか? なら音声も偽造ですか?

そりゃ知らない。基本的に名前が違っているから答えない。勉強してきて。最初は佐藤さんと名乗ったけど今は違うんだから。(そして電話を切る)

これ以降は着信拒否の状態が続く。

実は市議会でも 要注意人物だった

佐藤氏に対して実際にストーカー行為を行ったり、肉体的な接触があったわけではない。しかし偶発的に知り合った、それも身を案じて情報提供してきた府外の女性に不要の連絡を続け、なおかつ「会いたい」と大阪にまで呼びつける行為は議員として明らかにおかしい。交通費や宿泊費も負担するという訳だがそれはポケットマネーまたは政治活動費なのかも疑問。

しかも光城市議の“悪癖”は今に始まったことではなかったのだ。

市関係者はこう声を潜める。

「女性市議にも食事やお茶に誘うんですよ。特に新人議員は格好のターゲット。しかもなまじ当選6回の先輩議員だから断りにくい。こうした苦情は議会事務局にも持ち込まれその都度、注意されているはずですがね。慣れた女性市議は“スルー”ですが、今年4月の市議選で初当選した維新の女性市議には積極的に声をかけていますよ(笑)」

また現役職員の話。

「職員に対して“正しい日本語を使いなさい”と意見することがあります。まあそのこと自体は構いませんが、特定の女性職員に対して“上司が指導しないからキミが悪いわけではない。私が教えてあげよう”といっては怖がらせたこともありましたね」

結局、光城市議からは質問状に対する回答はない。これに対して佐藤氏は憤る。

「LINEにまでしつこく連絡してきたので抗議の電話をしました。“男女の関係なのでこれ以上話は続けられないですね”といわれました。誤解されるような発言だから訂正してほしいですよ。勝手に男女の関係と思われたら怖いです」

光城市議に対しては議会事務局からも同種事案で注意されたという話。では今回の件について同局はどう対応するのか。

ー光城市議へのクレームは初めてではない?

個別の市議に対する苦情等の有無や内容につきましては、回答を控えさせていただきます。

ー議会事務局からも過去、注意されたと聞いた

一般論としての回答となりますが、市議に対する苦情や意見が寄せられた場合は、その内容を当該市議に伝えています。その上で、事実確認の上、必要に応じて注意等を行う場合があります。

ー用語の読み方について女性職員に指導するということはあった?

一般質問において横文字や外来語等を含む言葉の使い方に関する質問を行ったことや、特定の職員に限らず、職員が誤った言葉の使い方をした場合にその点について指摘をすることがあることは把握しております。

結局のところゼロ回答だが、ぜひ議会事務局、市議からも「女性へのアプローチ」について改善を促してもらいたいものだ。光城市議からは明確な説明がないまま。そこで本日(19日)に記事を掲載する旨をショートメッセージで告げた。すると本人から連絡が――――。

記事にするって何に?

ー弊社サイトです。

佐藤(仮名)さんってなに? 人が違うだもん。

ー先生が佐藤さんって呼びかけているんですよ。

最初はね、最初はね。仮名ですって言われたん。彼女が「私も嫌がらせを受けたことがあります」というんだもん。それからいろいろな話をして、で、で、でなに?

ーそこからなぜしつこくメールを送ったのですか。

しつこくってそりゃ5回、6回も続けたならしつこいよ。

ー6月22日 おはようございます すごく晴れていますが3時頃から雨になりそうです。6月23日 おはようございます もうすぐ雨が降ってくるかな 今が止んでいます。6月24日 おはようございます ずいぶんどんよりしています 時々雨なんです

と続きますが?

知らない、覚えてないわ。ほんでそれ以上なかったら電話せえへんよ。あのねえややこしくなったのはLINEがなぜ分かるのですか、と言ってきたことですよ。ややこくしくなってからは打ち切ったの。

ー打ち切ったなら、LINEしなければよかったじゃないですか。

してないよ。

ー「こんにちは通じますか」と送っています。

してない。それこそ画像を作った話。それがなんやの。

ーじゃあこの画像がウソなんですか。佐藤さんが作った?

誰が作ったか知らんやん。

ー送った、という会話の音声が残っているんですよ。

聞かせて。

(音声を流す)

光・うぅん、僕も分からないんですよ。だからそれはあのぉ、どうしてそのラインとつながったのかはわかんないの

女性・たぶん先生からライン来てわたしびっくりしました。

光・✕◇◎△★ 僕分からないよ、なんも。

女性・きました

光・え~だからぼくは何も発信はしません。あのぉ通じてんのはたぶん通じてんのかなぁと思ってるけどぉ。あのぉ~

女性・通じていますか って書いてありまして

光・なになにぃ

女性・こんにとちは通じていますかと書いていまして

光・そうそう、だからそれはあなたが土日にえー来なかったから、えー通じてますかっていうふうに言ったの。送りました。それは以前からえ~あのぉ~うん。だから

ーとりあえずいかかがでしょうか。ご自分でLINEを送ったことを認めています。

なんとなくニュアンスは分かりますが、ほんで。

ーそれならば音声を送ってあげますよ。

ええよ。家の人が変な風に思うし。あのねえアナタ、選挙管理委員会からもこういうことを言われているとか聞いて。

ー選挙管理委員会? 議会事務局ではなくて? 過去にも同じような問題で議会事務局から注意を受けたことがありますか? とは質問させていただきました。

誰? 誰がいうの。

ー申し訳ありません。告発者の方のお名前は教えられません。

職員は第三者の人にいわないの。アナタの(会社)四大紙でもないし大きな新聞社でもないしネット的な出版社を自称しているのでしょ。あのねえ今日の話は掲載しますよ、なんていうのは脅迫ですよ。

ーどこが脅迫ですか? 

何一つ事実をいってないやろ。

ー画像を見てないんですか。

見たよ。あれは あのLINEの画像、ショートメールの画像、ショートメールを、LINEのようにしたんでしょ。

ー携帯画面をスクリーンショットにしたものですよ

そうそう。でもLINEでは送ってないもん。

ーさっきLINEを送ったとお認めになりましたが。

知らんて。だから交通費の件でややこしくなってこちらから(関係を)切ったんだから。

ー関係を切ったのになぜ「明日は楽しみですね」「何時ごろいらっしゃいますか」なんてショートメッセージを送っているんですか。しかもLINEまで。

LINEじゃないってしつこいなあ。そっちで勝手に変えられてるんやて。なんかもうしょーもないなこの話。あなた動かされているわ。あなたそれでいくらもらってるの? 

ー1円ももらっていません。市議さんが情報提供者に無関係の話をして、大阪へ来る来ないで揉めていること自体が気持ち悪くないですか。

いきさつはいろいろあるけど。もうええかな。あとから話なんてなんぼでも作れるやないの。

ーじゃあ「真実」を教えてくださいよ。それで結局、なぜ会おうと思ったんですか。好意を持ったんですか。

(好意は)彼女があったんでしょうが! 会いに来るといっているんだから。

ー先生が誘ったんじゃないですか。だったら今度は3人で話しましょうよ。

もう邪魔くさいわ。話すのが。彼女の本性をふまえた上で調べてくださいよ。もうしんどいねん。

(電話切られる)

光城市議自身の態度、文面からして「相談」というより「好意」としか思えなかった。ところがまるで佐藤氏が光城市議に「好意を持った」という認識だから驚く。「市民に寄り添う」というよりは悲しき老いらくの恋というのが実態だろうか。当選6回というキャリアにしてはあまりに軽率な行動。情報公開をライフワークにする同市議が皮肉にも自身の行動を「公開」されてしまったのだ。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【大東市]相談者から 女性市議まで 積極アプローチ!光城敏雄市議は 寄り添い?老いらくの恋?」への2件のフィードバック

  1. 匿名

    大東市の今の副市長は先月まで選管局長らしいから副市長に聞いたらもっとわかると思いますよ。しかし66歳のおじいちゃんから好意もってるとかしつこくメールとかお金あげるあらうちにおいでとか私なら無理ですね!ただただ気持ち悪い!
    #caf11ce2ea6112b1d3d13ed73d7f296d

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