【奈良の闇③】維新県議怪死を 追え 個人再生の 過去、直前まで ゴルフ… なぜ大和高田の 踏切にいた?

カテゴリー: 地方, 政治 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By Jun mishina

「奈良の闇」として大和高田市議会、森本尚順市議(日本維新の会)の黒い人脈をレポートしてきた。その矢先9日夕方、同党の福田|倫也《としや》県議(大和高田選挙区)が同市日之出町の近鉄大阪線高田第3号踏切で電車にはねられ死亡。地元では自殺の可能性が囁かれ関係者は数日前から異変を感じていたという。

保険会社経営から 市議、県議へ

大和高田市、森本尚順市議を追ったレポートは下記をクリック。

【奈良の闇①】大和高田市議会・森本尚順議長(維新奈良 県総支部元幹事長)の “黒い人脈”を 告発

【奈良の闇②】大和高田市議会・森本尚順議長(維新奈良 県総支部元幹事長)の “黒い人脈”を 告発

昨年の統一地方選前、山下現奈良県知事(左)とツーショット。

「福田君の弔問に行ったら小学生と中学生のお子さんがおられたよ。もう気の毒すぎて…とても目を合わすことができんかった」

涙ながらにこう語るのは地元有力者だ。県議として一期目の41歳。新人議員の突然の死に関係者のショックは計り知れない。事故現場は近鉄大阪線大和高田駅-松塚駅間の高田第3号踏切(同市日之出町)で、報道によると福田県議は踏切内に立ち入ったところ大阪上本町発伊勢中川行き急行電車にはねられた。

福田県議は保険代理店を開業後、2021年2月に橿原市議、そして2023年4月、県議選で当選。地方議員としては順調にキャリアアップしたにも関わらず、あまりに痛ましい最期だ。事故か自殺なのかまだ正式発表はない。だが当日までの足取りは不可解な点が多く、周辺では「悩んだ末での自殺」という見方が専らである。

だとすると一体、何ゆえ死に追い込まれたか、だ。

「福田君はある市議さんと不倫の噂があった。ウチの周りでも“近く週刊誌に載る”という話が出回ったから“アホいうな!地方議員の不倫なんか週刊誌がやるか”と怒っていたところなんや。その女性宅のバーベキューに参加したとかで尾ひれがついたそうだけど、そんなことを苦にするものかね」(前出有力者)

むしろ金策に苦慮していたと同氏は証言する。

「(福田県議は)議員になる前に自己破産していたんや。前から借金に追われていた印象があるね」(同前)

調べてみると自己破産ではなく「個人再生」だった。個人再生の場合、借金は大幅に減額できるが返済は継続しなければならない。それでも保険会社を開業し、大金を要する選挙を二度もくぐり抜けた。個人再生から議員というのは見上げたものだ。

議員になってからは「歳費」という安定した収入源があるから、死を覚悟するほど経済難というのも考えにくい。ただし筋の悪い業者、あるいは闇金から借金し返済を迫られていたとすれば…。

そんな可能性を匂わす証言を得た。

党関係者「夕方まで ゴルフだったのに なぜ」

突然の悲劇を悲しみ、頭を抱える関係人物たち。そんな中、福田県議を知る地元政界関係者はかねてから異変を感じていたという

「5月初旬、橿原市内の奉仕団体の旅行があって、そこに福田君も参加しました。すると彼が電話で“すみません、すみません”などと言いながら半泣きで話す姿を目撃されています。なんでも福田君は地域の“やんちゃグループ ”とつながりを持ったのだけど、その一人に詰められていたんですよ」

奉仕団体メンバーにも警察の事情聴取が行われたという。おそらくこの証言も警察に伝わったことだろう。

福田県議の直近の行動。

異変を示す証言が続く。

前出政界関係者は事故当時の心境を吐露しながら疑問点を挙げていく。

「“大和高田市の踏切で県議が死亡事故”とネットの速報で“悲しい”という思いよりも“なんでそんなところにおったんや”という思いが強かったんですよ」

現場は同市日之出町の近鉄大阪線高田第3号踏切。「なぜそこにいたのか?」とは誰もが疑問視したことだ。

ところが同氏の証言はさらに謎を深めてしまう。

「事故当日(9日)の16時30分頃まで福田君はゴルフをやっていたんですよ。その時も不審な電話がかかってきてたと聞いています。その後、18時頃に日之出町の踏切にいたというのがあまりにおかしい。ゴルフを終えてなぜ日之出町付近へ急行しなければならなかったのでしょう。それに彼の自宅は橿原市、事務所(会社)は|神楽《ジンラク》3丁目。踏切から離れていますよ。全く脈絡がない地域です」

死を覚悟するほど悩む人物がそもそもゴルフに行くのだろうか。しかも自宅、事務所、いずれも全く無関係の場所。ゴルフ終了後にわざわざ日之出町付近に行かざるをえなかった。緊急事態が発生したとみる他ない。

事故現場を 取り巻く黒い人脈

関係者、地元住民の証言を収集する中でこれまでレポートしてきた森本市議の名も浮上した。

「森本氏は日本維新の会、石井苗子参院議員の秘書を務める息子さんを奈良県議にしたがってるんですよ。そのため同じ選挙区の福田君が邪魔というのはあったでしょうね」(地元事情通)

また先の地元有力者に事故現場の周辺地図を示すとこんな疑問を投げかけた。

「なぜ福田君が全く関係がない場所(高田第3号踏切)にいたのか確かに謎だね。周辺地図(下記参照)を見て気になったのは現場が森本市議の関係人物に囲まれているということ」

確かに地図上で確認すると赤いマルの事故現場は森本市議の“黒い人脈”として紹介した面々に囲まれる。

事故周辺地図。赤丸が現場だ。

赤=事故現場

緑=モリモトビル

黄=B社(奈良の闇②を参照)

青=M組元組長会社所在地(奈良の闇①を参照)

白=森本市議に近い元暴力団関係者

県議の異変に気付いたという先の政界関係者は「福田君がつながっていたという“やんちゃグループ”の一人がこの地図内で会社をやっていますね。森本市議とも懇意にしている人物です」と明かす。

もちろん登場人物、位置関係が福田県議の死と直結するものではない。しかし筆者が追及する面々が奇遇にも現場周辺に集中しているのだ。

5月初旬の旅行中にかかった謎の電話、直前までゴルフなのに全く脈絡のない場所にいた、それも自宅、事務所から離れている。不審な点が多すぎるのは理解してもらえたはずだ。こうした事件の場合、新聞・TVでは「警察は事故と自殺の両面で詳しく捜査」などと報じるが、事故・自殺どちらにしてもただならぬ事情があったとしか思えない。

福田県議は電話で誰に追い詰められていたのか、またなぜあの踏切にいたのか? 突如発生した新人県議の死はこの2点を解明するしかなさそうだ。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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  1. 匿名

    > 福田県議は保険会社を開業後
    > それでも保険会社を開業し
    保険会社ではなく、保険代理店ですね。
    #d838f5830e177d0606c03864d094eb75

    返信
  2. 匿名

    そういえば教育委員会を恐喝して現金脅し取ってたのもこの地図の中の人でしたね。
    #361c5ebe15922eb1e3dd517f8007400f

    返信