【草津事件】町長 名誉棄損で 判決! 反省しない フェミニスト、告発有理 マスコミの 責任は?

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By Jun mishina

黒岩信忠草津町長から性被害を受けたと虚偽告発を行った新井祥子元同町議らによる草津事件。彼女に同調したマスコミ、活動家らによって大騒動になった。17日、前橋地裁で町長が新井元町議ら3人に損害賠償を求めた民事裁判で275万円の支払いを命じた。一方で加担したフェミ活動家、報道陣からは反省の言葉は聞かれない。

ライター飯塚氏に も110万円の支払い命令

関係記事。新井元町議のコメントも掲載。

「被告席は中澤元町議がいて、傍聴者はだいたい20数人ぐらい。大半が報道陣でしょう。その割に報じたメディアは少なかったですね」(町関係者)

17日の前橋地裁。新井祥子・中澤康治両元町議、また電子書籍『草津温泉 漆黒の闇5』の著者、飯塚玲児氏(名誉棄損罪で有罪判決)の3人に黒岩町長が損害賠償を求めた民事裁判。同地裁は新井元町議に275万円、このうち飯塚氏に110万円分を連帯して支払うよう命じた。

飯塚氏については同書籍が誤報であると認め、販売を打ち切った他、原告にも謝罪していることから賠償額が考慮された。

「新井祥子元草津町議を支援する会」会長を務めた中澤元町議については名誉棄損が成立しないと判断。町長に対する不信任案提出とその理由(新井氏による性被害告発内容を含む)の読み上げが名誉棄損に問われた。判決文によれば事実の摘示により、原告の社会的評価を低下させることは認めた。だが草津町長不信任決議案の審議に際し、議案の説明をするよう議長から促されたもので「不法行為」に当たらずとした。

中澤元町議をめぐっては新井証言だけを事実として取り上げてきた責任も大きいが、理由の読み上げはあくまで議員の職務であるという判断だ。

第二の草津事件は また起きる

昨年11月1日の第2回口頭弁論の本人尋問に立った新井元町議。2019年、電子書籍『草津温泉 漆黒の闇5』が出版された後の記者会見で新井元町議は「キスされ押し倒されて下着を脱がされた」と主張。同会見での発言を性被害の根拠としてフェミ活動家、報道関係者は少なくない。

この主張について原告の弁護人に「発言内容は嘘なのか」と問われた新井元町議は「はい」と認めた。

そして謝罪する意思を問われると新井氏は「被害に遭ったことは確かなので反省はしておりません」と強弁。性暴行をめぐる発言を「嘘」と認めつつ、あくまで被害は事実だと訴えた。

こうした態度の裏には2022年10月31日に名誉棄損と虚偽告訴で在宅起訴されたが、刑事裁判についてはまだ第一回公判期日すら決まっていない。

刑事裁判の引き延ばしという見方も出ている。

2020年12月11月のフラワーデモ。

反省しないのは新井氏だけではなく、同調したマスコミ、フェミ活動家も同様だ。朝日新聞に至っては事実関係が確定しない段階で「町長悪」論を扇動した。

2020年12月14日の日本外国特派員協会で記者会見に応じた黒岩町長に対して朝日新聞・池上桃子記者が「ここまで世界に広がった事をどう思いますか?」と問い詰めた。

質問する池上記者。

しかし新井氏には明確な証拠もなくまた事実関係もはっきりしていない。こうした段階で「世界に広がった」という池上記者の訴えはむしろ「マッチポンプ」との声が強い。

池上記者は「世界に広がった」というが引用されたのは朝日新聞と提携する『ニューヨーク・タイムズ』など一部。朝日新聞の感覚では仲間内の「扇動」が世界に広がったことになるようだ。

だがこうした記者や活動家からは反省の声は聞かれない。

中には「新井氏の虚偽によってMeToo運動を後退させた」と責任転嫁する活動家も。そもそもMeToo運動と町長に冤罪をかけたのは別問題だ。新井氏の偽証を信じ扇動したことへの謝罪や釈明が先だろう。

しかしそんな活動家たちも草津事件を忘れたかのように声高きライフワークに勤しんでいる。第二、第三の草津事件が起きる可能性は高い。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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