記録によれば、笠間市笠間に「柳町」という12戸の部落がある。笠間市笠間の範囲は広いので、すぐには分からなかったが、ゼンリン住宅地図によれば少し奥まったところに白山神社がある。
その周辺には山本、竹本、坂本等の本がつく名字が集まっており、古くからの村であることから、ここであると確信した。
場所は笠間市笠間の西の端、涸沼川沿いにある。
見たところ、何の変哲もない住宅地のようだが。
廃墟が多く、自営業者が多いところが、他の関東の都市型部落と共通するところがある。
白山神社は、住宅に囲まれた奥まった場所にあったが、意外にも新しくて堂々たる佇まいだった。
ただ、鳥居には氏子の名前が刻まれていない。
近所の人に、白山神社の由来と、解放同盟のことを聞いてみた。いずれも「知らない」という。本当に知らないというよりは関わりたくないというような感じであった。
実際、住民が同和事業の実施に反対したことから、大っぴらな同和事業は行われなかったようである。ただ、笠間市は貸付金などの個人給付的事業を行っていることから、同和地区指定はされているであろう。
白山神社については、川の上流から流れてきたものを拾って祀ったという伝承がある。
ここが墓地だが、やはりほとんどの名字に「本」がつく。宗派は浄土真宗であろう。
そんな中「小松崎」が1つだけあり、他の部落との関係をうかがわせる。
笠間市には、実はもう1つ部落がある。そちらはさらに特定困難であったが、行ってきたので次回レポートする。
もう1つは橋◯ですね。最近消滅しました。
あと、山◯という隔絶された場所に白山があります。神社の前に産廃業者がありました。
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「消滅した」というのはどの様な意味なのでしょうか? 地域が無くなった?
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道路拡張工事に伴い、密集した家屋を全撤去したのです。白山社は丘の上に移設されています。
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橋爪はまだ少しだけ残っているそうです
石寺と大郷戸にも白山神社が有ります部落なのでしようか
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そちらについては部落との時録画ありません