【二階王国】和歌山衆院 1区補選、自民候補に 世耕氏支持率42%の 衝撃データ入手!

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By Jun mishina

候補者選定で揺れた和歌山県知事選挙だが終わってみれば自民党が推薦した元衆議院議員、岸本周平氏が他候補に大差で圧勝。岸本氏当選は予想通りだが、すでに関心は来年4月予定の和歌山一区補選。今回、自民党和歌山県連の事前調査を入手したところ、なんと世耕弘成参議院議員の支持率が42%でダントツのトップだ。新たな騒動の予感が…。

岸田首相もすがる 二階元幹事長の 存在感は大

防衛費を巡る財源議論で増税に対して高市早苗経済安全保障担当相らが意を唱え、公然と岸田首相を批判している。内閣支持率が低迷する中で党内からも岸田首相への不満は強い。そこで調整役として期待されるのが党の重鎮、二階俊博元幹事長。10月31日、岸田首相は都内で二階氏と約7ヶ月ぶりに会食。国会運営で結束することを約束したという。

要職から離れたとはいえ自民党のドンは健在だ。

しかしドンにとって来年の衆院選補選も悩ましい。10増10減で和歌山選挙区は3区から2区となり区割り後、初の選挙。しかも現在、落選中の元側近議員、門博文氏の返り咲きがかかる補選なのだ。

門氏は二階氏の長年の盟友、門三佐博氏の息子。そうした関係上から二階氏も門氏を引き立ててきた。選挙区で当選していないにも関わらず門氏が国交省政務官のポストを得たのも無論、二階氏の意向があってのこと。

鶴保氏が主催した岸本氏個人演説会。

ところがドン推しがあっても門氏は選挙が弱い。

対して長年、門氏と一区の議席を争った岸本氏だが知事選で自民党の協力を得て今のところ関係は良好。鶴保庸介参議院議員や自民党関係者が独自に岸本氏の演説会を開催し、友好関係を示した。なにしろ知事当選は確実なので“ 岸本知事”と関係を深めておく狙いだ。

衆院復帰を狙う門氏はすでに結束式を行うなど意欲的。新しいポスターには[演説会場]自由民主党和歌山県連3F [日時]令和4年12月4日(日)13:00とバッチリスケジュールも。

やる気満々。

こうした動きと連動してか、水面下では自民党和歌山県連が補選の事前調査を実施し、情勢を分析しているという。市内メディア関係者の話。

「知事選が終わった直後に〇〇研究所を名乗る団体が補選や政党支持率の調査をしている、という匿名の情報提供がありました」

二階氏の意を汲めば補選候補は門氏。だが議席が減ったにも関わらず門氏を候補にするのは党内、また有権者からも異論や不満が噴出するかもしれない。そこで内々に党で調査し慎重に候補者選定をしようというのだろう。

従来から一区の候補者だった門氏、また参議院から鞍替えを目論む鶴保氏、さらに日本維新の会議員の名も浮上する。だが当サイトが入手した自民の独自調査はこうした3氏の思惑を打ち砕くものだ。

維新票まで 世耕氏に流れる

全体はゴメンナサイ。

調査対象は男女別、年代別、支持政党別、エリアの4項目で非常に詳細である。特にエリアは綿密だ。市内を18地区に分類し各地域の支持率まで結果が出た。

衆院補選候補には世耕氏が42.4%、門氏が11.6%、鶴保氏が6.4%、そして維新候補が12.9%となっている。

政党別では自民党支持者の68.7%が世耕氏、16.3%が門氏、4.6%が鶴保氏、2.9%が維新。また立憲は37.3%が世耕氏、6.8%が門氏、11.9%が鶴保氏、維新が22%。

特徴的なのは維新支持者の場合、同党の候補に49%と高い数値だが、26.2%は世耕氏を推す。

世耕氏が他を大きく引き離す結果となった。

同調査について自民党和歌山県連に聞いてみると「答えられる者がいません」ということだが、エリアの項目からデータの正確性が伝わる。各エリアで門氏は世耕氏に圧倒されている上、維新候補にも後塵を拝するが「和歌浦・名草地区」を見ると門氏は21.6%で高い数値。世耕氏35.3%には及ばないが、維新候補11.8%を上回る。

門氏を支援する土木建設業者が和歌浦・名草地区でいわば“顔役 ”という背景が影響しているかもしれない。業者は和歌祭(紀州東照宮の大祭)を仕切り、その昔は紀三井寺を地元にする暴走族グループのリーダー格。なお当サイトもレポートした二階氏と芦原地区連合自治会長事件の金井克諭暉氏とツーショット写真にも登場する人物だ。

参考記事はこちら。

【連合自治会長事件】和歌山政財界に蠢く地元グループに迫る!

詳細は過去記事をどうぞ。

圧倒的な存在感を示した世耕氏。故・安倍元首相の側近議員であり、安倍派の参議院議員会会長の職にある。仮に衆議院議員に鞍替えした場合、「総理総裁」の待望論が起こるだろう。

しかし先述した通り、二階氏の子飼い、門氏は一区候補に意欲的だ。

これを世耕氏が押し切って出馬するのは自民党県連内で対立を招きかねない。さらに「仮に衆議院に鞍替えするにしても地元の新宮市がある2区にしてほしい」との要望も強いという。支持率は他を凌駕しても「世耕氏を一区に」というのは並大抵ではない。

ただ悩ましいのが門氏の支持率の低さ。データをみると維新候補の支持率が門氏を上回った。

「門さんならいい勝負ができる」(維新関係者)という狙いは紛れもなく本音だろう。

しかも仮に世耕氏が出馬しない場合、世耕票は維新候補に流れる可能性がある。

左に岸本氏、仁坂知事。右に門氏。誰になっても同和とベッタリ。

さらに岸本新知事の存在も見逃せない。岸本氏の選挙を支えてきたのが和歌山の保守勢力「岸本党」だ。岸本党とは故・中西啓介元防衛庁長官の支持団体で岸本氏が継承したので名がついた。

仮に維新候補と門氏の二択になった場合、まず岸本党は維新候補を推すというのが地元事情通らの一致した見方だ。それに加えて岸本氏の思惑もある。

和歌山政界関係者は知事選挙での岸本氏の行動を見てある“意思 ”を感じ取ったという。

「今回の知事選は岸本さんが当選証書をぶら下げているかのような有利な状況。ところが精力的に遊説し、声をからしてまでどぶ板選挙を続けてきました。岩出市では側道に落ちてケガまでしています。徹底して戦ったのも自民党の力ではないことを強調したかったのでしょう。つまり簡単には従わないぞ、という意思ですよ」

本来の岸本氏は自民よりも維新と相性が良かった。補選が門氏と維新の争いになった場合、岸本新知事と岸本党は維新推しもありえるということだ。

一区補選は支持率だけで見れば世耕氏で決まりだが、党内事情が簡単に許さないだろう。

ドン二階氏に配慮すれば門氏が候補者になるが、そこには維新+岸本党という強敵が控える。門氏不利なデータが存在する上、選挙区で当選経験がない門氏が候補になれば民意と逆行する。

一区を死守してきた岸本氏を知事に追いやったまではいいが、かといってデータ上は門氏No!を示す。おそらくドンの手元にも同じ調査結果が渡っていることだろう。側近の人気の低さに何を思うか?

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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