全国部落調査事件 第2回証人尋問

By 宮部 龍彦

昨日9月14日13:30、東京地裁で全国部落調査事件で2日目の証人尋問が行われました。今回は5人。原告側が事件記録の閲覧制限をかけていて、証人の名前や、具体的な部落の地名を言ってはいけないという条件で進められたので、非常にやりにくいものとなりました。

詳細な説明はほぼ動画のみで行っていますので、以下をご視聴ください。

今回は解放同盟が被告側の手配書を配布した件についての答弁を掲載しておきます。手配書を作ったことは認めていて、それを正当化する内容となっています。

2020-9-8-準備書面(反訴).pdf

次回は9月28日 13:30 から東京地裁で。原告側1人に加えて、いよいよ被告側2人に対する尋問が行われます。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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全国部落調査事件 第2回証人尋問」への10件のフィードバック

  1. 工藤貴弘

    初めて投稿させていただきます。よろしくお願いします。
    裁判の傍聴というものは大昔に民事を一度だけしたことがあったくらいで、その時は非常に無機質で無遠慮で、ギャラリーなどに対する気遣いのようなものは、あまり感じられなかったような印象でした。
    原告側の閲覧制限も度を過ぎたものであると、裁判の意味があまりないような気がいたしますよね。
    結局、なんの目的なのかがさらに曖昧化するだけで、原告の当初の意図自体からもどんどん逸れていくものと私も思います。
    というかむしろこの訴訟、続けて行けば行くほど、原告側が何より嫌う「差別の助長」そのものに、繋がってゆくのではないでしょうかね(苦笑)
    「部落探訪」動画、いつも楽しく見させていただいております。
    私の地元の関西方面の探訪をもっと希望します。
    応援しておりますので、今後も精力的に活動なさってください!

    返信
    1. 鳥取ループ 投稿作成者

      ありがとうございます。機会があれば裁判の傍聴も来てみて下さい。

      返信
      1. 工藤貴弘

        お忙しいであろうさなかにご返事ありがとうございます。

        実は右手アマゾンで広告されている「部落問題入門」、取り寄せまして昨日から読んでおります。目下第3章まで読み終えました(笑)

        最後まで読んでその後、色々私なりに考えまして、また書かせていただきます。

        返信
  2. 太郎

    現在でも「全国部落調査」でGoogle検索すると地名と新旧自治体名が記載された示現舎とは無関係と思われるサイトが複数ありますが、地名が歯抜けになっていて一部は掲載、一部は非掲載でした。コチラは該当する人が限られるので訴追非対称なんでしょうか。掲載されている地区の人は切り捨てでしょうか。自分だけ良ければ良い。現在でもこれでは差別が無くなるわけないですね。

    返信
  3. 太郎

    「穢多族の研究書物」というサイトもそうですが、以下のサイトもあります。自分は被差別部落が東日本一多いと言われる北関東出身者ですが、地元市町村をみるとどれも一部の地名しか掲載されていません。地名削除売買でもしてるのかと勘ぐってしまいます。

    全国部落調査
    https://writening.net/page?EPbmMJ
    justpaste.it
    https://justpaste.it/tdxm

    返信
    1. 鳥取ループ 投稿作成者

      地元の伝承がどこまで当てになるかという問題もありますが、完全に網羅できていないことは確かだと思います。
      ただ、単なる調査漏れか、あるいは地元住人が部落ではないと主張したといった事情があったのではないかと思います。

      返信
  4. 太郎

    そもそも、地名統合により被差別部落ではない土地を含む地名統合後の新しい地名が掲載されていたり、逆に同和対策なのか知らないが地名が分割された土地は一部の新地名しか掲載されていないなど正確性に欠る資料ばかりです。
    法務局の対応も貴HPの地名総監は掲載削除させてその他の部落地名掲載は放置するなど管轄地区の違いなどが理由でしょうが役所都合で大きく対応が異なるのも本末転倒です。

    返信
  5. ピンバック: 解放同盟三重県連委員長による 伊賀市八幡町市営住宅 駐車場収益横領疑惑 - 示現舎