【閉店】蓮舫母スナックのランチは 昭和の味わい

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By Jun mishina

二重国籍問題を受けて今年7月、民進党代表を辞任した蓮舫氏の近況はほとんど聞こえない。かつては党内でも随一の発信力を誇ったが、民進党の迷走とともに蓮舫氏も完全に過去の人になった感がある。対して蓮舫氏の母、斉藤佳子氏が経営するスナック『慕麗路ぼれろ』(新宿区新宿5)のランチが評判で、連日盛況だというのだ。(現在は閉店)

慕麗路ぼれろ』。店名に当て字を使うのは、昭和のスナックにありがちなこと。同店は、新宿ゴールデン街から道を隔てた雑居ビル街にある。ランチタイムになると店の前には、メニューが掲げられるが、これがなければランチがあるとは、まず分からないだろう。店構えは、まさに保守本流のスナック。キャバクラ、ガールズバーといった浮ついた類ではない。昭和の大人の香りが伝わってくる。そんなお店だ。ランチは、実際に、佳子氏が作っているのではなく、知人男性がランチタイムの時間帯を間借りして提供している。夜のスナックなら佳子氏も店に立つことがあるそうだ。


さて入店するとそこは、まさに昭和の空間。中央部に設置されたカラオケ機器に、薄暗い照明、赤いファブリックのソファ、絵に描いたようなスナックの佇まいなのだ。案内人によるとメンチカツ・生姜焼き定食がオススメ(750円)だというので、注文。案内人はオムライス(750円)を選んだ。

待つこと数分、メンチカツ・生姜焼き定食とオムライスがやってきた。メインにライス、みそ汁、お新香がつく。

デカ盛りというわけでもない。何か突拍子もない形状をしているわけでもない。どこにでもあるメンチカツと生姜焼きだ。脇に添えられたスパゲティがなんとも泣かせる。

メンチカツにはデミグラス風味のソースがかかっている。さて一口。美味しい。牛と豚のあいびき肉を使ったメンチカツは決して油っぽくない。意外とメンチカツはくどすぎて胸焼けするという声を聞く。ところがこのメンチは、ジューシーながらさっぱり食べられる。ソースもかかっているが全くくどくない。周囲を見渡すとハンバーグ・エッグとともにメンチカツを注文している人が多かった。メニューにも最初にメンチが書かれている点からしても一押しの料理かもしれない。

決して飾りもないが、とにかく落ち着く味。昭和の洋食屋、といった味わいなのだ。客層を見ると、サラリーマンが中心だが、女性客が多いのも特徴的だった。メンチカツ、ハンバーグ、若者好みのメニューが並ぶ中、女性客が多いのも分かる気がした。食後は、デザートに黄桃、パイン、キウイフルーツがつくのも嬉しい。

量自体は決してボリュームがあるわけではないので、決して若者向きというわけではない。ただ落ち着いた雰囲気で静かにランチをしたい人には、穴場かもしれない。

慕麗路

東京都新宿区新宿5-11-13 1F

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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