神真都Q
が加速度的にかすんでいく一方で「参政党」が注目されている。諸派で参院選公示日前にも関わらず各地の街頭演説で聴衆を集めるのはYoutubeやSNSでも話題だ。高額なシンポジウムも完売する勢いだが、参政党・神谷宗幣事務局長(事実上の代表)に対してその他諸派や元支持者から批判の声も続々と寄せられ始めた。その一つが神谷氏はあの森友学園の役員だったこと。怪しげな臭いを嗅ぎ取ったのは著者だけではない。ポピュリズムの極み、右版のれいわ新選組
諸派は時代を表す鑑。各時代に世相を反映するミニ政党、諸派があった。さしづめ今は“ネット諸派 ”が主流か。YoutubeやSNSを媒介したインフルエンサー乱立の時代、いわゆる“ キャラ立ち”した代表者のもとに信奉者が殺到する。右派左派問わずポピュリズム的諸派が目立つ。左派がれいわ新選組、そして右派が参政党ではないか。同党で注目したいのはその集金力。参加費最高額10万円の党イベントや潤沢な政治献金を紹介した。
【台風の目or愛国商法】参院選で 注目!「参政党」は“会いに行ける オンラインサロン”
団体・企業献金よりも“貧者の一灯 ”ではないが、個人献金で有権者が思いを託すかけがえのなさは理解できる。だが参政党を見ている限り「情報弱者」を相手にした愛国商法にしか見えない。
ギフティング機能の一つ「投げ銭」も政治資金の有力な財源。投げ銭と言えばアイドル的な扱いをYouTuberのイメージが強いが参政党候補者らにも集まる。通称“スパチャ ”「スーパーチャット」 (Super Chat)には支持者から多額の投げ銭が贈られ神谷代表が報告するわけだが6月8日のリレー演説でもなんと306万円の投げ銭が。こうした活動に対する著者の違和感は元支持者やウォッチャーとも共有できた。
日本でもより政治意識、政治参加を高めるために海外諸国のように個人献金が進めば“持たざる ”有望な人材を国政に送り込めるメリットもある。一方で参政党に限らずポピュリズム政党、諸派への個人献金は情報弱者からの“ チップ”といった方が相応しい。
参政党の街頭演説やイベントで設置されたブースには募金箱。この投稿主が指摘する通り集金のスタイルも雑だ。寄付者たちには軽率さも感じるが、気の毒でもある。自民党、自公政権がいわゆる保守層の声を拾っているとは思えないし、日本維新の会とも違うのだろう。参政党の支持者=保守層であるのかという議論は別にしてこの不安定な世相にあって同党から醸し出される“ ムーブメント感”に共鳴してしまうのは同情を禁じ得ない。
共産党は旧態依然とし過ぎる、立憲民主党は頼りない、そんな左派層の受け皿がれいわ新選組という訳だが、その対極に参政党が位置しているのではないか。
神谷代表と森友学園の関係
右のポピュリズム政党、参政党を仕掛ける神谷氏。その経歴についても疑問視する声が寄せられる。その一つが神谷氏は、高等森友学園保育園の「監事」職にあったことだ。森友学園をめぐる狂騒は説明不要だろう。同学園が大阪府豊中市に建設予定だった私立小学校「瑞穂の國記念小學院」用地は評価額約9億5千万円の国有地だったが、8億円以上も安い約1億3000万円で学園が購入していた。この購入をめぐり安倍晋三元首相が関与していたとの疑惑でマスコミが殺到。だが狂乱の報道とは裏腹に結論から言えば関与を示すものはなかった。
森友学園問題とともに東京新聞・望月衣塑子記者が左派アイドルと化したが現在、彼女が粘り強く森友学園問題を追跡取材している話は聞かない。注目の話題にかけつけて「火事だ、火事だ」と騒いでは火事の顛末を報告することなく、次の火事場に殺到するマスコミ自体のポピュリズム化も透けて見えた。
とは言え森友学園という存在自体の胡散臭さもまた事実。当の学園に神谷氏が関与していたのはまだ広く知られていない。
早い話、関西地方の右派・復古グループ人脈に神谷氏が連なる。
過去、当サイトもレポートしたが、フジ住宅株式会社(大阪府岸和田市)の従業員で在日韓国人女性が同社と今井光郎会長を訴えた通称、ヘイトハラスメント裁判。同会長は「今井光郎文化道徳歴史教育研究会」を運営し、復古主義教育の啓発に関わる人物。同社内でも社員に求めたところ在日女性からハラスメントだと訴えられた。
「高等森友学園保育園の理事に濱野章氏の名があります(画像参照)。濱野氏は今井光郎文化道徳歴史教育研究会の役員でした」(ウォッチャー)
ここに神谷氏も絡む。
「フジ住宅は大阪市教委が実施した教科書採択のアンケートに(保守的な教科書への)好意的な意見を書くように動員しましたが、関与した有力者の一人が神谷氏です」(同前)
個人的には左派の主張を取り入れたいわゆる自虐教育、自虐史観とされる教育内容に疑問はあるが、かといってこのような「動員」という手法は左派活動家と大差がない。
神谷氏は改革や先進性を訴えるが、一連の活動を介した“しがらみ ”はいずれトラブルの温床になるだろう。
それにしても不思議なのは森友学園に狂喜乱舞したマスコミである。話題の諸派リーダー格はマスコミが嫌悪する右派人脈の中心でしかも森友学園の運営に関わっていたという過去――。
マスコミが小躍りする材料としては最適だと思うが、行政発表や警察沙汰でもない限り動かぬ、動けぬというものだろう。
右も左も極端な奴らって根っこが同じ気がするけど、やることも同じなんだなぁ
信者からただひたすら搾取する・教祖様とその団体に盲目的に寄付をする とかもうね・・・
マダム層が候補者のうちわを爆買いしていくそうで。
しかし街頭演説の物販は違法だと思うのでそのあたりをつっこんでいきます。
私は昨年、党費無料の参政党サポーターになりました。講演会にも足を運びました。
しかし、調べれば調べる程怪しさが払拭できず、有料メルマガ会員や一般党員にはなっておりません。日本版カラー革命が起こらない事を祈るばかりです。
近頃アンチ参政党は風当たりが強いですが、頑張ってください!
ありがとうございます。よろしければ一度体験談などをお聞かせ頂けないでしょうか?
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