【緊急告発】「お前、コラァ!」橿原市 維新議員が市長に 放った“ドン引き ”恫喝音声

カテゴリー: 地方, 政治 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 三品純

奈良県第二の都市、橿原市。東に香久山、西に畝傍山、北に耳成山、『万葉集』でも歌われた大和三山、神武天皇を祀った橿原神宮―――。いにしえの風を今に留める古都だ。歴史ロマンの地の“ 代表”である市議会で橿原運動公園(雲梯町)の整備をめぐり亀田忠彦市長に原山大亮議長(職は当時、日本維新の会奈良県総支部幹事長)が「お前、コラァ!」「ボケッ!」との恫喝が木霊する。関係者も「とてもカタギとは思えない」とドン引きした恫喝の舞台裏をお伝えしよう。

2031年国体会場をめぐる議論の中で「ボケッ!」

2031年(令和13年)に国体(第85回国民スポーツ大会)が内定している奈良県。国体開催地を整備すべく県は2019年6月に橿原市に対して同市所有の「橿原運動公園」と「県立橿原公苑」(畝傍町)の交換を提案した。橿原運動公園の方が面積が広いため、地価の差額分を県が負担する等価交換で一体的に公園を整備する計画だ。

同計画をめぐっては市議会でも賛否が分かれ議論が続いた。結局昨年11月22日の特別委員会で交換案は「反対」が僅かに上回り断念。公園の交換については賛成の立場を取る市有力者も「これまで親しんできた橿原運動公園が県立になると、市民が従来のように気軽に使えなくなるという懸念は確かに理解できる」との意見もある。非常に賛成・反対が分かれた事案だったのはよく伝わった。

しかし問題は反対の意思表示。それが件の恫喝音声という訳だ。

情報提供者も「あまりにひどくないですか」と囁く、その恫喝現場は昨年9月15日のこと。委員会に先立ち当の原山大亮議長(当時)以下、副議長、各会派の委員、担当部署職員が出席し議案説明が行われた。出席した原山氏は交換反対派の急先鋒。説明以前から不満を抱いていたのは明らかだった。

その席上で関係資料が配布。資料は当日の説明会に出席しない市議にも「オフレコ(非公開)」を条件に共有されていた。

ある市民オンブズマンによると

「委員会や議会の事前説明資料がオフレコというのはよくある話。公式な議論の前に資料が外部に漏れてしまうと賛成、反対の声が起き公平な議論ができなくなります」

との指摘はもっともな話だ。ところが亀田市長から「(委員会前までは)非公開にしてほしい」との要請に対して原山氏が嚙みついた。

「お前、それで事前に資料を配って議員に何を制限かけとんねん」

市長も「委員会前の公開するのはおかしい」と反論する。

「守秘義務があんのかよ。制限があるんやったら公開するなよ」とまくしたてる原山氏。

その怒りのトーンはエスカレートし

「なんじゃアホ、好きにせえボケッ」と荒くれる。この辺りが周辺をして「とてもカタギとは思えない」という理由なのだが、興奮して副議長に制止される場面もあったという。

原山氏「恫喝ではなく、叱責した」

交換案の反対の裏にはどんな事情があるのだろう。この点については今後の追跡調査に委ねるが、市議会議事録には非常に“香ばしい ”記録がある。2019年7月29日、厚生常任委員会建設常任委員会での森下豊前市長の答弁だ。同委員会では公園の交換案が議題に挙がっていた。

ただ、40年前から、この運動公園は始まっていますので、40年という長い年月にわたってのいろんな権利は、大変な権利がそこにしがみついている、言葉は悪いですけども、くっついていますので、現在のところであれば間違いなく全員反対であろうなというふうに思います。だから、私は今回、先ほど部長が答弁しましたけれども、私は前向きに進めたいので、ぜひご協力をいただきたいということで、きょう、この時間をとっていただいたということになりますので、その気持ちだけはちょっとお伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

「この運動公園」とはもちろん橿原運動公園のこと。先のオンブズマンも苦笑する。

「権利にしがみつくというのは変な表現でしょ。むしろ“ 利権”といった方がしっくりきますから、前市長も何らかのしがらみを示唆したのでしょうね」

無論、公園は市民の財産。だから交換案には賛否があってもいい。しかし原山氏の態度は議論の賛否を逸脱したもの。明らかに市長を威嚇するかのような態度だ。

ポスターの風貌は爽やかだが…。

原山氏に聞いた。

ー先生の音声を入手しましたが、明らかに行きすぎではないですか

当時、どんなことを話したのか覚えていません。

ー巻き舌で「コラッ」とかとても一般人の発言ではなく「恫喝」としか思えませんが。

内容は覚えていません。ただし「恫喝」ではなく「叱責」した覚えはあります。あまりにも理不尽なことをいわれたので。

ー理不尽とは?

委員会の事前説明で議員さんに前もって配るけど、公表しないでくれと言われました。公務員は守秘義務はあるけど、議員はありません。関心がある議案だから市民、住民に広く周知してから議会で述べるというのが議会の仕事だと思います。以前に問題点を指摘したが、市長からは回答はないから案は“蹴られるで ”と言ったら市長は“ それは問題発言ですよ”と反論しました。なので“ アナタ(市長)のやってることは問題にならないんですか?”という叱責です。

との説明だ。しかしそんな生易しい発言だったのかは“ 現物”を聞いてもらうしかないだろう。

三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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  1. うましかの一つ覚え

    チンフェポーズが政治家の間で流行ってるの?
    ということはさておき、この人土建屋かぁ
    あっ、ふ~ん(察し

    返信
    1. 三品純 投稿作成者

      この手の議員は年配だったりするのに意外と若いんですよ。
      生来からこういう人柄なんでしょう。

      返信
  2. 匿名

    政治史家の野田宣雄氏は、ナチス・ドイツの末端には荒くれ者(今でいう「半グレ」)が多かったが、一方でその荒々しさが政権の原動力にもなったと述べています。維新とナチスを同列にはできませんが、まだまだ根無し草の維新にもそういう側面があると思います。

    返信
  3. らむね

    27日から大手の報道にも載って、この議員は辞職したようですね。取材・報道ご苦労様です。これこそメディアの役割だと思います。

    返信
      1. 匿名

        この恫喝音声、示現舎が初出だと思いますが、メディアは貴舎の動画を見て報道したんでしょうか。それともあちこちに録音が垂れ込まれたということなんでしょうか?

        返信
        1. 三品純 投稿作成者

          なんでも一か月前に原山氏は取材を受けていたそうです。
          今はTwitterを削除していますが、少し前に「大阪に法律相談に行く」という投稿があったんですね。
          これはあのやり取りに関する相談だと思われます。
          それから昨年、事態が発生した当時は議会内部でも噂になって、
          なおかつ情報を掴んだメディアもあったと聞きました。以下は私の疑問点です。

          ●記事でも指摘した通り森下前市長は公園は何らかの権利(利権)を匂わせています。
          これを検証するのはなかなか骨が折れます。ただ本件はあくまで市長への暴言が問題で
          はっきりいって原山氏の言質を取れば記事にできます。私はさっさと記事にしたらいいのにと思いました。

          ●音源は割と広く共有されている可能性があります。その割に発生からよく外部に漏れずにいたものです。

          ●役所がすでに辞職を発表したのに妙にメディアの報道が遅いのは不思議です。

          返信
    1. 匿名

      らむねさん
      勘違いはいけませんよ
      三品さんの記事が引き金になってませんよ
      読者も少ないしね
      あんた
      狭いねーー情報がね

      返信
  4. 匿名

    言葉が汚いだけの記事は面白くない
    関西は普通の人でもヤクザ言葉が出てくる。
    感心はしないけど

    返信
    1. 三品純 投稿作成者

      例えばアナタ自身、またご家族が同じような言葉を浴びせられたら「関西は普通の人でもヤクザ言葉が出てくる」
      で済ませられますか?

      返信

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