【京都市】真宗大谷派 東本願寺隣接地(役宅跡地)に スーパーマーケット建設は「罰当たり」の声!

カテゴリー: 宗教 | タグ: , , | 投稿日: | 投稿者:
By 三品純

“お東さん ”の名で親しまれる京都市の観光名所「東本願寺」。真宗大谷派の本山だ。現在、「賑わい・憩いの空間」「歴史・文化の発信の空間」をコンセプトに同寺手前の烏丸通が再整備され2023年に広場になる予定だ。新たな観光スポットになるだろう。しかしその北側、花屋町通りにある大谷派旧役宅跡地にスーパーマーケット建設が進められているのだ。由緒あるこの地に大型スーパーが立つ? 建設計画に地元住民、教派内部から疑問の声が挙がっている。

解放運動推進の 総本山でもある

京都駅北口から徒歩5分。空を見上げると京都タワーが視界に入る。東本願寺はコロナ禍でなければ観光客が多く訪れていたことだろう。東本願寺の伽藍は壮麗である。数年前訪れた際は自撮り棒を持った外国人観光客が散見されたものだ。現在、同寺前の整備事業が行われており、緑地公園化される予定だ。

東本願寺前の工事概要。
完成イメージ。京都市HPより。

名所として名高い東本願寺だが、もう一つの顔がある。それは教派内に「解放運動推進本部」という部署が設置されており、解放運動はもちろん人権問題、平和運動などの取り組みがあること。政治発言も活発だ。関西のリベラル活動の発信源になっている。

特に部落問題との歴史は長い。1923年、第二回水平社創立大会の折、「水平社」「糾弾」の名づけ親である阪本清一郎(1892~1987)、栗須七郎(1882~1950)らが東西の本願寺を訪れ「ここに親鸞さんは不在だ。水平社運動はここに親鸞さんを回復する運動である」と訴えた。

その後、僧侶の差別発言などが問題視され、部落解放同盟の糾弾のターゲットになってきた。そうした経緯から「解放運動推進本部」の職員には「同和雇用枠」が囁かれている。

解放運動に限らず左翼活動とは無縁ではない。【年末拡大版】李信恵の短大講師吊し上げに見たリアル『朝田理論』で人権活動家、李信恵氏を直撃したのは東本願寺隣の「しんらん交流館」だった。当時、李氏は同館で人権問題の講演会に講師として出席。登壇する際はチョゴリを着てその後は普段着姿。取材を求めた際、解放同盟員に守られながら本人は一言も発しないのは苦笑せざるを得なかった。

大谷派は在日コリアンとも無縁ではなさそうだ。「真宗大谷派同和会」なる組織がある。同派内では武内了温氏(1891~1968)が解放運動の推進者。その系譜を継ぐのが真宗大谷派同和会・朝野温知氏だが、その本名は李寿龍イスリョンという。

人権問題には大変熱心な教派だがパワハラなどトラブルもしばし報じられてきた。現在の運営体制に対して問題視する声も少なくない。その一つが今回、お伝えする旧役宅跡地のスーパーマーケット建設計画だ。

宗議会を通さない 建設計画に内部からも 疑問の声が

右がしんらん交流館。

同寺北側、カフェや交流スペースがある「しんらん交流館」。その対面には宗務所の入り口がある。花屋町通りは“大谷派通り ”といってもいいだろう。同館隣は以前、役宅があったが現在は更地になっている。

しんらん交流館を進むと問題のスーパー予定地。
敷地フェンスに設置された案内看板。
正面に見えるのがしんらん交流館。右は本願寺の北門。

おそらく京都府民ならご存じであろう地元スーパーマーケットチェーン「スーパーマツモト」が同地に新店舗を建設予定なのだ。

周辺は住宅街だから突然の計画に抵抗を感じる住民もいた。また隣接地にスーパーマーケットが建つことに苛立ちを募らせる教派関係者も少なくないという。

「企業側の住民説明会があったけど30分程度? 詳細な説明はなく“ 建設計画を進めています”というだけの話。もちろん抵抗はあるけど(大谷派が)向き合わないんですよ」(地元住民)

一方、地元住民以外からはこんな声も。舞踊の稽古に通うという女性一行は歓迎する雰囲気だ。

「お昼ご飯を買おうにもこの辺りには買い物をするところがなくて。駅(京都駅)の地下街まで行っていたから便利になるのはありがたいですね」

利便性についての評価は様々。しかし地元住民には寝耳に水、唐突な建設計画だったのは否めない。

スーパー誘致に対して怒り心頭なのは大谷派所属の僧侶や関係者。ある宗議員の話。

「本来は宗議会の了承を経て、建設を進めるべきだが報告がありません。一部の幹部と建設会社だけで進めています。それに土地は売却ではなくスーパー側の賃借という話だけど、一体どういう契約なのか。何の説明もないから不可解な点が多いですよ」

大谷派は国政と同じく議会があり「宗議会」で討議して様々な事案を討議する。しかしスーパー設置は一部幹部の専決事項で進められている格好だ。

とにかく内部での議論と情報公開が足らないとは先の宗議員。「こんな場所に罰当たりだ」と怒っていた。スーパー建設計画はこの先、教派内部でも問題視されるだろう。追跡取材し内情に迫っていく。

三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【京都市】真宗大谷派 東本願寺隣接地(役宅跡地)に スーパーマーケット建設は「罰当たり」の声!」への4件のフィードバック

  1. 匿名

    この問題は法人法23条違反でありますが、それより京都選出の椋田衆議会議員(京都市議、同和議員として有名)が話を大和と一部の職員と共謀し宗派に圧力をかけ認知させたことに問題がある。

    返信
    1. 三品純 投稿作成者

      大変お詳しいですね。ありがとうございます。Kさん‐椋田さん→大和という関係性を疑っています

      返信

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