本日、横浜地方裁判所では通算5度めの審尋が行われました。今回は同和地区Wikiの件の審理でした。
債務者(示現舎側)と債権者(解放同盟側)の書面はそれぞれ次のとおりです。
債務者準備書面1-H28-12-9.pdf
債権者準備書面2-H28-12-15.pdf
債務者側は、東京地裁での第3回口頭弁論と共通する主張もあれば、共通しない主張もあります。詳しくは、ぜひ書面をお読みください。
債権者側は、同和地区Wikiを管理していたのは債務者であり、なおかつTorで匿名での書き込みが可能な危険なサイトであったとしています。これは、プロバイダ責任制限法に関わるものです。
そしてまた以下の文書が示されました。
繰り返しこの文書を出してくるということは、また結論ありきで法務省の意向に沿った決定を出したいのでしょう。
次回の審尋は全国部落調査の出版禁止の件と合わせて1月12日に設定されました。裁判所としては2つの件について、まとめて結論を出す意向とのことです。
そういえば、島崎弁護士の件はどうなったんですか。
明日電話による弁論準備手続があります。口頭弁論の日程が決まったらお知らせします。
tubame-jiro.hatenablog.com/entry/2016/12/15/231517
解放同盟の「つばめ次郎」とは、自称「歩く水平社宣言」のあの人ですかね。「同盟員の自宅を一軒づつGoogleMapsにマッピングし、地図上でピンポイントでわかるようマップを作成・ネット公開」というのは事実無根ではないでしょうか。
http://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1RrHqA3INeZ_-wbmVr-X2RBexj_Q&hl=en_US&ll=35.190420636465355%2C136.10512549999999&z=10
上記の地図でマッピングされているのは支部一覧に過ぎないでしょう。「同盟員の自宅」ではない。
「子どもたちや青年の顔が映っている動画までもアップ」というのも事実関係が違いますね。
jigensha.info/2016/09/16/saijo-inomoto/
この記事のことを言っているのでしょうが、コメント欄にもあるように、「子どもたちや青年の顔が映っている動画」(平成27年度 一條神社秋祭り結成100周年 君が代会 神社入り)をyoutubeにアップしたのは別人です。
解放同盟の昔からのやり方ですが、事実関係を歪曲して誤情報を拡散し「鳥取ループ許すまじ」の世論を作ろうとしているように見えます。「子どもたち」や「お年寄りの涙」を持ち出すのは、第三者の感情を煽るための初歩的な手口ですね。
何だかんだ言って裁判所は世論(社会感情)を気にします。あほらしいと思っても、上記のようなデマを放置すべきではないと思います。
放置します。
もう全国部落調査は消せないですし、ぜひ大いに騒いで宣伝してください。…と申しておきます。
「同和関係者人口」対「同和関係者以外人口」と「えせ同和行為に関する相談件数」対「同和問題に関する人権侵犯」の比率はどちらが高いのだろう。