東京都青梅市の部落は今井と藤橋にあった。今井は水窪、藤橋は久保である。2つの部落は隣接しており、白山神社が共通であるから、一体と見ることもできるだろう。戦前、その戸数は93あった。
主な仕事は履物製造と農業と記録されている。
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これが都道63号青梅入間線。
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そしてこれが都道44号岩蔵街道、さらに都道161号藤橋小作線に囲まれた三角形の地域が概ね部落の範囲である。
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山角地域の南側は今でも畑が広がっているが、昔は住宅があるのは北側だけだった。南側はほぼ新住民の住宅である。
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七日市場交差点に向かって北方向に進んでいる。ここが今井。写真の道路の左側が水窪部落である。
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七日市場交差点の近くに部落内へと入っていく道がある。
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この道路の左側が水窪、右側が久保ということになる。
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ここは場所的には水窪なのだが、自治会名は七日市場第一自治会になっている。
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ほとんど都市化しているが、それでも、ここが昔からの村であることを示すものがある。
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久保側の自治会は藤橋第一自治会。
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表札の名字は様々だが、古くからの家は「藤」のつく名字が多い。そのような家は、なぜか比較的広い道路から奥まったところにある。ここも北関東の農村部落のように、古くからの家は土地を持っていて、それが新住民に切り売りされてこうなったのだろう。
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こちらは明らかに新住民の家だが…
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やっぱり古くからの家は奥まった場所にある。
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敷地に大きな木がある家も、古くからの住民の家だ。やはり、自営業者が多いように見えた。
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しかし、言われなければ部落とは分からない。東京都なので、もちろん指定同和地区ではない。
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都道161号を南へ歩くと…
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八雲神社のバス停に到達した。藤橋八雲神社はもとは白山神社であったが、1870年に八雲神社と改称した。グーグルマップには、なぜかわざわざ「旧・白山権現」と書かれている。
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石碑にある名字は、やはりあの山角地域の北側の表札によく見かけたものが多かった。
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境内にはケヤキと思しき木があり、佇まいが何となく練馬の白山神社に似ている。しかし、こちらの方が大きく、社務所があり、なぜか公衆電話まであった。
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そこから床屋の方に向かい、左に曲がって進むと…
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地図によれば福伝寺阿弥陀堂がある墓地がある。
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福伝寺霊園であるが、福伝寺と書かれた立派な表札があり、地図によってはここが福伝寺そのものであるように書かれているが、ここが寺というよりは、法事のときだけお坊さんがやってくるようだ。
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立派な阿弥陀堂があり、中には座布団とヒーターがあることから、この中で人が集まることは間違いない。
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気になったのは、明らかに真言宗であり、実際福伝寺は真言宗智山派の寺である。
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多摩の部落と言えば時宗のはずだ。しかし、この石碑を見ると名字が八雲神社のものと共通しており、あきらかにここが部落の墓地である。
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墓石を見ると、あらたしいものは真言宗の戒名だが、少し前のものは明らかに時宗の法名が混じっている。墓地には南無阿弥陀仏と読める石碑もあった。
もとは時宗だったが、寺替えをして真言宗になったのではないだろうか。
ぜひ、冒頭のYoutubeの動画も見ていただきたい。
何故に苗字について言及しない?w
ビックボス新庄姓と他人に言わせたいのか?
卑怯やなw
動画の方で「にんげんに光あれ」と仰ってましたが、「じんかんに」ですよね。
藤橋は今の埼玉県での武州鼻緒騒動で埼玉県毛呂山の部落民に同調して駆けつけてますよね
揚げ足取りがあまり好きではないので
「人間」の読みについて擁護しますと、
全国水平社が発行した『水平』第一巻創立大会号(水平出版部・1922年7月発行)の「全國水平社創立大會記」では、水平社宣言が振り仮名つきで掲載されており、本文では「人間(にんげん)」と読んでいるとのことです。
揚げ足取りにもなっていませんよ。
言い訳でしょう。
同和問題を取り扱う人ではジンカンが常識です。
全国水平社は非常識だった…?
藤橋から1名が武州鼻緒騒動に参加しています。青梅にもあるんだっていうだけです。
しまった、被っちまった。それにしても、たかが鼻緒ひとつで青梅から埼玉北部まで、お疲れ様でした。
武州鼻緒騒動に青梅•藤橋から1名参加という記録があります。随分遠いところまでご苦労なことだと思っていましたが「履物」という共通項があったんですね。
追伸、高知の物件、期待しています。