全国部落調査事件 第3回証人尋問

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By 宮部 龍彦

昨日9月28日13:30、東京地裁で全国部落調査事件で3日目の証人尋問が行われました。今回は示現舎の2人、解放同盟の1人、合計3人が尋問対象となりました。詳細は以下の報告動画をご覧ください。

今回は、解放同盟側から多数の証拠が出されました。正直、示現舎側は他の取材と記事が忙しくてあまり準備ができなかった面もあります。

解放同盟側の証拠の趣旨は、同和地区Wikiを宮部が管理していて、部落解放同盟関係人物一覧も作っていたのだろう、というものとなっています。証人尋問の性質上ほとんど解放同盟側の弁護士から一方的に聞かれることになりましたが、裁判官の質問もあました。

甲440-452.pdf
甲453-455.pdf

Wikiシステムという意味では宮部が管理しており、全国部落調査を掲載したことは認めているということを述べておきました。また、Wikiは匿名でのページの作成と編集が可能で、ほとんどの現在地名の特定と、部落解放同盟関係人物一覧の編集は匿名ユーザーにより行われている事実を答えておきました。実際、解放同盟側が示した証拠ではTottoriloopにより部落解放同盟関係人物一覧の公開や編集が行われた記録はありません。

次回は11月9日 11:00ですが、テレビ会議による1人だけの証人尋問であり、小さな法廷となることから、ほぼ傍聴できない見込みです。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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全国部落調査事件 第3回証人尋問」への4件のフィードバック

  1. 工藤貴弘

    訴訟お疲れ様です。
    今回の尋問って、お二人と解放同盟の方お一人の合計三人ということで、これで大体どのくらいの所要時間だったのでしょうか?
    それと、どうしてそんなによく蚊の飛ぶところで、わざわざ座っておしゃべりになってるのでしょうか(笑)
    これからもいろいろと大変でしょうけれど頑張ってください。
    陰ながら、ひそかに応援申し上げます。

    取り寄せた「同和問題入門」はとっくに読み終えましたが。
    考えれば考えるほど、複雑な問題なんだな、という感想です。
    それにしても、2016年公布の「推進法」とやらはひどいですね!
    何度読み返してみても、何が書かれているのか、内容がまったくありませんね。
    もうちょっと国がしっかりとした指針を示さないといけませんわね。

    返信
    1. 鳥取ループ 投稿作成者

      3時間くらいでした。同和問題入門お読みいただきありがとうございます。
      国やエラい人は当てになりません。草の根での議論が必要です。

      返信
      1. 工藤貴弘

        すみません。読んだ本のタイトルは「『部落』問題入門」でしたね。
        間違っているのに、黙ってかぶせていただいて恐縮です(笑)
        大阪同企連に行かれたのですか。本のどこかに載っていましたね?今探したけれどとにかく団体が多すぎて再発見できなかった(笑)でもたしかに私もネットでそのサイトに最近アクセスした形跡があります。
        私が思うに問題の一番の矛盾点は「部落差別などもうない。」と言えば「まだある!」と言われて「部落差別はまだ依然としてある。」と言っても「もうそんなものはない!」と言われてしまうということですよね。
        それと、今の行き過ぎたネット社会(SNSの書き込み等々)がこの問題にどんな影響を与えているのか、また今後与えるのかということに注目しています。
        芸能人のとある一人がなにか失敗して、それをネット上で一斉に袋叩きにしている現象なんか、どこか差別糾弾と似ているような気がします。
        今後とも頑張ってください。

        返信