コロナウイルス第3波がいよいよ到来。全国的に感染拡大が懸念される最中、和歌山県民主党系周辺で感染者続出との情報を独自入手! 立憲民主党、国民民主党は「経済優先」の政府方針を批判し、「Go To キャンペーン」の再考を求める姿勢だ。ところが地方議会とは言えお仲間が感染とあっては示しがつかないというものだ。
菅首相は「マスク会食」を推奨しGoToイートへ理解を求める。これに対して野党は反発。争点化する構えである。だが民主系に集団感染とあっては攻勢も鈍るかもしれない? 話は和歌山政界に移る。
コロナウイルスが拡大し始めた5~6月頃、同県は「和歌山モデル」として対策が評価されたもの。ところがここにきて地元議員らの警戒感が緩んだのだろうか。
「11月9日のことですが、市内で国民民主党、立憲民主党双方の国会議員、自治体議員と連合和歌山の会合がありました。岸本周平衆議院議員、連合・池田祐輔会長も出席。なぜ国民、立民が同席したかはさておき、どうもこの場が感染源と疑われています」(地元記者)
民主系で感染との情報が報道、県市関係者の間で瞬く間に広まったという。しかし基本的に「大本営発表」がない限り自発的に報道できないのがメディアの泣き所。
和歌山市HPの報道資料(新型コロナウイルス感染症関連)の「感染症発生報告」(11月16日)に民主クラブの永野裕久市議が感染者として報告された。
その他感染者は匿名だが、議員という公共性が考慮されての実名発表である。
この人物、実は意外な過去があるのだ。2013年10月、とある政治パーティーの席上で当サイトも報じてきた連合自治会長詐欺事件の金井被告から暴行を受けた。多くの市職員や議員が金井にひれ伏す中で永野市議は屈服しなかったようだ。
だが感染は拒否できない。
「永野さんの感染源はどこや? と特定が始まったところ民主系と連合の会合が浮上したのです」(同前)
そして議員、事務局、連合関係者らが濃厚接触者としてPCR検査を受けることに。「検査の対象者は50人程度」(他党議員)との推測もある。
その中には岸本氏も含まれていた。
「すでに検査結果は陰性と出ています」(岸本周平議員事務所)
と検査を受けたことを認めた。岸本氏の場合は陰性で難を逃れたが、連合・池田会長が感染との内部情報も得た。連合和歌山に事情を聞くと
「9日に総会? いえ総会や会合ではなく打ち合わせなら確かにありました。池田会長が感染とは誰から聞いたのですか。それについてはノーコメントでお願いします。会場や参加人数などもお話できません」
との説明だが“ノーコメント ”と否定しなかった点が気になるところ。通常、5人程度の感染がクラスターの定義だ。すでに件の会合経由で3~4人の感染は確実視されている。
今後、検査結果次第では感染者増も否定できない。ならば「民主クラスター」と言いたくもなるが…。ともかく感染拡大にならないよう努めてもらいたい。
三品さんがツイッターで和歌山ネタが後半年続きますと書いてましたが、うちの府県で半年ネタにされようものなら異動願い書きますね。
三重県や和歌山の同業の皆様、明けない夜はありませんので頑張ってください。
ありがとうございます。
あれは和歌山ネタというよりも二階ネタといった方が正確です。
【訂正とお詫び】
記事でありました会合につきまして、その場では「飲食」を伴いませんでした。
会合の内容は国民、立憲、連合が協力しあうという趣旨ということです。
訂正して関係者の方にお詫び致します。